謁見2 *ゆうき視点
朝御飯を食べてしばらくたった後侍女が私たちを呼びにきた。
謁見なんて一度に終わらせればいいのに
いやクラスメイトたちは疲れてたから二回に分けた方がよかったか
王様からの説明によると魔族からの侵略を受けているらしい。
ただこの情報が正しいとうのみにしない方がいいだろう。
国の認識が正しいのかはわからないし、そもそも国が本当のことを言ってるかすらわからないのだ。
その後向井君(ハーレム君)が王様に質問してたそれによると元の世界に返す方法はないらしい。
私の予想なら作ることはできると思ってたけど
こちらの世界の魔法は法則が違うのだろうか?
そこも調べなければならない。
帰る方法が元からないのかそれとも隠しているのか
隠しているならその魔法と魔法の使い方を知らなければならないし、
ないなら私が一から作らないといけない。
まあ召還の魔法があるんだから作れなくはないと思うけど時間がかかるかも
情報収集の方法だけど図書館から情報を集めようと思ってたけどやめようかな
結構、情報集めるの時間かかってるし。
式神たちは人目を気にして動かないといけないのが原因だね。
もう一つの方法は気が進まないんだよねぁ。
人から直接記憶を読みとって情報をとる方法だけどこれって記憶を読みとった人を狂わせちゃうこともあるし
けどこれを使えば常識とかを一気に手に入れることができるし研究者だったら専門的なこともわかる。
そうだっ
死刑囚がいたら使おう。
どうせ殺す人なら狂っててもいいよね。
そうやって考え事をしてると帰ることができないって知ったクラスメイトが騒ぎ出した。
美鈴も私に向こうに未練がないか聞いてきた
私としては美鈴がいれば他はいいので短く「何も」と答えといた
そのうちクラスメイトが王様に罵倒しだして侍女が退室を促してきた。
まあ罰を与えるって言うことはないでしょう。
国にとっては私たちは大事な駒なんだから
ゆうきは必要なら平気で人を狂わします。
まあ両親を殺したので今更ですけど。




