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ごはん

「おきて、ご飯の時間だよ。」

ゆうきが起こしてくれる。

「もうお昼休憩?」 

「寝ぼけてる?」

あっそうだった私たち召喚されたんだった。

それに今はもう夕方だし。

「じっじゃあご飯食べに行こうか。」

勘違いしてたのが恥ずかしくて少し強めに言う

「んっ」

ゆうきは何も言わずについてくる。

ちょっと寝るまえに言われたことが耳に残ってて恥ずかしい。


広間に行くとご飯がいろいろ並べられてた。

「ああ、ゆうきさんに美鈴さん。

 ご飯はバイキングらしいですよ。といってもホテルほどいろいろなものはありませんが。

 来た人から食べていいですよ。」

「はーい」

「んっ」

新島先生が広間の入るとこにいて連絡している。

先生の言うとおりそこまで種類はなかったけど量はある。

私は結構少食だ。

見た目が元気っ子なのでちょっと意外に思われる。

それに比べてゆうきは小柄で小食に見えるが意外と食べる。

ふたりとも見た目詐欺だって言われる。


私はちょっとゆうきは結構食べて満足していると

メイドさんがまた来て

「大浴場の用意ができました。

 本来高位の貴族の方か王族の方しか使えないのですが、特別に皆様方にも使用が許可されました。

 そういうものですのでかなりいいところですのでご満足いただけると思います。」


メイドさんがそう言うとおもに女子から歓声が上がった。

異世界なのでお風呂があるか心配だったのだ。

それが豪華なお風呂に入れるっていうのだ。

そりゃあみんな喜ぶだろう。


「ゆうきお風呂楽しみだね。」

って言ったらゆうきはあんまり喜んでなかった。

「えっとゆうきはうれしくないの?」

「正直どっちでもいい。」

むむむこれは女の子としてはあるまじきこと。

お風呂場で矯正してあげないと

女の子としては身だしなみにも気を使わないと


ついでにゆうきを撫でまわしてやる。

さっきゆうきも私の頭撫でてたしいいよね。

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