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その42・ベッドで二度目の転生を(※R15描写注意)

今回はスケベ回です。モロ描写はありませんが、苦手なかたは回避して下さい


▼その42・ベッドで二度目の転生を


「ああえーとそうだ、あのつまり僕、この状況っていわゆる『朝チュン』ってやつですよね?」

「ええまあ、外見上はそう見えますね」

「あの、僕……ど、どどど童貞喪失したんでしょうか?」

「さあ、わかりません。あなたがBさんとFさんのおっぱいを触って一度昇天なさったあとは、プライベートということで私は退出いたしましたので……」

「……じゃあ、その僕は……僕はその……」

「ん……あ……え? あたし、なんで裸? え? なんでAが? Aも裸?」

「あ、あのB……その」

「あ、あたしら……やっぱり……この状況からすると……しちゃったの?」

「わかんないんだ……それが……その……君とFさんにおっぱい揉ませて貰って、Hさんが後ろから……あとのことはその自分でもよく分からないっていうか」

「そ、それであんた絶叫して、昇天……っていうの? しちゃったの憶えてる、でそのあとFさんがあんたの御大事が凄いんだ、って見せたら……そ、そうよあんた! いつのまにあんな巨大なモンぶら下げてるようになったのよ! この前抱きついた時にはそこまでじゃなかったじゃない!」

「し、知らないよ! 第一そういうことを自覚したことがつい最近なわけで……そもそも一人エッチ……ゴニョゴニョ」

「つまり、その……その後、なんとなくこう……本能だけでしちゃった……ってこと?」

「二人とも全裸だし、状況的にはそうだよね?」

「で、でも教官は初めての時は男も女も迎え入れる側は、ことが初めて終わった後は、異物感とか挿入された感覚とか……そうだ、出血!」

(※B、ばっとシーツを取り去り股間を見る)

「……ない!」


「僕には……ある……」


(※A。ぼたぼたと鼻血を抑える)

「ちょ、ちょっと! ドコ見てるのよ!」

「見せたのはそっち……」

(※テントの入り口が開いて、下着姿のFと薄衣一枚ヌードのHが入ってくる)

「なんだよなんだよ、まだ二人ともやってねえのか?」

「え?」

「私はH……Fだから言ったじゃないの。年頃の男女を裸にして同衾させるだけじゃなくて、香油を身体中に塗りたくってなめくじの交尾状態にしないとだめだと……」

「ふたりの自由意志ってやつが重要なんだよコーユーのは! なあ、A。Bのこと嫌いなのか?」

「好きとか嫌いとかじゃなくて幼なじみだし、いつもこー、僕命令される立場なんで……」

「いいか、A。正直いうぞ」

「はい」

「お前を待って後がつかえてる、オレ、H、あとE王女さまな。正直、楽しみで仕方ないのにお預け状態だ…………」

「そ、そういわれても」

「あ、あいやあのあたしとこいつはそういう関係じゃ……」

「B、お前も女盗賊だろ! さっさと決めちまえ! 嫌ならいや、好きなら好きで! 嫌だっていうなら強制はしねえ。その代わりオレとHでAの初めては貰う……後で気が変わったら加われや。ただ好きでもない野郎に最初を捧げるよりは、少しでも好意のモテる顔見知りのほうがいいぞ? って忠告だけはしとく」

「……」

「やっぱ無理か? なら……」

「い、いえ! あの、あ、あたしこいつと恋人とか夫婦とかっ、ぜん、ぜん考えてませんけど! 女盗賊は身体を使って相手を籠絡するわけで、だからその、こいつとその初めてのあれをどうこうするってのは……」

「あいよ、つまるところあれだろ? 言い訳は山ほどあるけど理由がちゃんと一個ある、ってんだろ? わかった、じゃああたしらが介添えをやってやる」

「か、介添え?」

「あたしら戦エルフじゃ珍しくもないぞ? 初めて同士に経験者が立ち会うのは」

「私はH……砂漠エルフも同じ……だと言っておく。介添えは多いほどスムース……同性同士でも、そう」

「あ、いやあの、Hさんその香油をたっぷり掌にとって何を……」

「……少年。ふふふ、愛の行為は触感と視覚と嗅覚に訴えるものなの……判っているでしょう? ほらこの私の裸体を見れば」

「ああ……ぬらぬら、てらてらぁ……」

「……だそうだぜ? H、Bに塗ってやれ」

「あ、いやあのひ、ひとりで……はうんんっ!」

「ふふふふ……ヒト属の女の子の肌は久しぶり…………」

「あ、いや……そんな……ああっ! 指だけでこんな……はうんんっ!」

「え……あ……B……あんなに……可愛いの?」

「安心しなよ、女同士はオレもHも初めてじゃないし、特にHは今まで処女の分、女同士のほうが多いからな……お前の御大事が無事に受け入れられるようにしてやるよ……ほら、お前のほうはオレが……ふふふ、もう期待でいっぱいじゃねえか」

「いやあのその……」

「本人は恥ずかしがるのにそっちはそうなるんだよなー。男は不思議だぜ……ほら、後ろから抱っこしてやるから……」

「あひゃあ!」

「あーと、Aさん。嬉しいお取り込み中のようですので、私はしばらくおいとましますね。非常事態が発生しない限り、本日はお休み、ということで……」

「は、はひぃ……おねがい……しま……すぅ……ああ、すごいぃ、しゅごいいぃ」

「ああ! 気持ちいいけど……こわいよ……A……」

「B……」

(※香油でぬめ光るAとBの手が繋がれる)

「じゃあ、失礼します、よい一日を」

(※以後、AとB喘ぎっぱなし。二人を香油で愛撫しながらFとH微笑み合う)

「今日は丸一日、いろんなものがトロトロになって流れるぐらい、気持ちよくしてやるよ、ふたりとも……何も憶えてられないぐらい一番幸せな日ってのがあるんだって教えてやる」

「そう……ふふふ、私はH……この少女と少年を味わえることを、生涯の思い出にする女……」

「オレのことも忘れるなよ……」

「ええ……ふふふふ……私たちはこれから、この子たちの性春の幻影になるのね……」

「そうだな、コイツらにとって今日は生まれ変わる日だ…………男と女に」


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