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ヤンデレ女神に転生させられてしまった  作者: やすくん
第2章
155/184

機械神族⑤

クローディアが涙を流しながら円柱状のガラスケースを見ている。


その中には・・・


「嘘だろ・・・、何でクローディアがいるんだ・・・、しかも、髪が黒い。一体・・・、それにもう1人は誰だ?いや、一度見た記憶がある。魂の世界で見たぞ。これは大人の霞だ。」


「驚いたか?」

デウスがドヤ顔で俺達を見ている。


「クローディア、これは正真正銘お前達の肉体だ。まぁ、オリジナルの肉体をそのまま残す事は無理だったが、私のクローン技術の粋を集めて修復した体だよ。当時のお前達の肉体と全く変わらないぞ。しかも、どちらも20歳の年齢で設定してある。お前達が1番キレイだった頃の年齢だよ。」


「デ、デウス様・・・」

クローディアがデウスを驚愕の表情で見ている。


「ふん!私を誰だと思っている。エターナルにタイムリープの機能を付けたのは私だよ。限定的だが、私も時魔法を使えるのだよ。ワタルが教えてくれた。魂の無くなったお前達の滅びゆく肉体を時間停止の魔法でそれ以上崩壊しないように止めていた。研究を重ね、とうとう完全なクローンが出来るようになってから、お前達の体を再生したのだよ。いつかお前達にこの肉体を返す時が来ることを祈ってな。」


「どうして、そんな事を・・・」


デウスが目を閉じ思い出すようにして話を始めた。

「ワタルの神界統一の戦いは本当に激戦の連続だったよな・・・、その中で数多くの仲間が死んでいった。カスミの夫であるガイも邪神王に殺された。そしてワタルも激戦の末、我が身を引き替えにしてやっと邪神王を封印をしたんだよ。ワタルの妻の1人であったクローディア、お前はワタルとの子供を望んでいたが、その前にワタルも帰らぬ人となってしまった。その後は、残された仲間で神界を平和に治めていったが・・・」


「やっと平和になったと思ったところに、邪神王の娘が現れ再び神界は戦乱に包まれた。その戦乱を収めたのがガイの妻だったフレイヤだ。彼女は我が身を結界にして邪神王の娘を封印したが、いつかは結界は破られる。その時の為に対抗出来る戦力として神器を開発したのだ。神器のコアは元々が我ら機械神族のコアだ。感情が無いのが機械神族だが、稀に少しだけだが感情と自我がある者もいた。その者が志願して神器が出来た訳だが、やはり神器を纏める者が必要となったのだよ。その役割に志願したのがお前とカスミだった。」


デウスがため息をついてから再び話を始める。

「お前達は普通の人族だった。周りは無謀だと言って止めるよう意見していたが、『夫の意志を継ぐ為にこの身を捧げる』と、頑として譲らなかった。私は羨ましかった・・・、これだけの意志の強さを持っている人間が・・・、そして、私も知っていたのだよ。ワタルのアカシック・レコードに干渉する能力を使った転生計画をな。再び未来に巡り合う可能性を信じて・・・」


「後にも先にも私の友人はワタル1人だけだと思っている。私もワタルとの繋がりを持ちたかった。」

デウスが再び流し目で俺を見ている。

ゾクッと背中に悪寒が走ったが・・・


「まぁ、蒼太は私にとってはそれ以上の存在だろうな。何せ、一度も泣いた事の無い私を泣かせた男だ。それだけでも私が惚れるに値するよ。」


(うわぁ~、しつこいし、堂々と惚れた宣言してる。意外と粘着質な性格だな。マジでホント、勘弁して下さい。)


「だが、機械神族のコアに魂を移す事には無理があった。お前達はこの影響で記憶を無くしてしまった訳だが・・・、そうなると、記憶の無いお前達はワタルとの繋がりを無くしてしまうのではないかと思ってな、せめて肉体だけでもワタル達と共に過ごした証を残したかった訳だ。こうして再びお前達は巡り会った訳だが、ちゃんとした肉体がないと淋しいだろ?」


「デウス様・・・」

クローディアがポロポロと涙を流している。


「ふふふ、礼はワタルに言ってくれ。当時の私を変えたのは間違い無くワタルだったよ。他人には全く無関心で研究以外には興味が無かった私が、人に興味を持つ事を目覚めさせてくれたからな。短い付き合いだったが、本当に今でも忘れられないくらいに充実した時間だった。まぁ、ちょっとやり過ぎだともよく言われはしたがな。」


(ん!ちょっと気になったぞ。)


「デウス、確か神器に魂を移植したらクローディア達の記憶が無くなったのだよな?そうすると、この肉体に戻った時の記憶は大丈夫なのか?」


うわぁ~、デウスがとても嬉しそうだよ。

「よく気が付いたな。あれからどれだけの時間が経過していると思っている。対処法はしっかりと考えてあるさ。クローディアとカスミは既に神器として切り離せない存在だ。代わりの者もいないだろう。それで私は考えた。無理に魂を移し変える必要は無いのでは?とな。」


(そういう事か!)

「デウス、お前の考えている事は分かったぞ。ゴーレムなどを遠隔操作する時になどに使う方法の応用だな。ゴーレムに意識や五感を憑依させて自分は安全に戦うヤツもいるな。その方法だろ?」


デウスが更に嬉しそうに微笑んでいる。

だからぁ~、クローディアの顔で嬉しそうにしてくれるなよ。まずい!普段のクローディアと比べても可愛いぞ。ちょっとときめいていまう。


(俺は正常だ・・・、美人の顔にときめいているだけだ・・・、決してデウスにときめいている訳ではないぞ!)


「正解だ。この方法なら生身の肉体の方も普段通りに生活出来るだろう。神器としての力が必要な時は神器に戻れば済む訳だ。その時は肉体には自動的に時間停止の魔法がかかり、一番安全な場所である神器の収納空間に転送しておけば問題ないからな。」


「カスミの肉体はレオ達に託すとするか。フレイヤの驚く顔が楽しみだよ。ふふふ・・・」

霞の入っているガラスケースが床の中に収納されていった。ちなみに2人共ちゃんと服を着ているからな。このような状態だと普通は裸のパターンが多いが、残念だな、読者サービスは無しだよ。


(それにしても・・・、うわぁ~、この悪そうな笑い顔・・・、やっぱり中身はデウスに間違いないな。ちょっとホッとしたよ。)


「それではクローディア、試しにに元の肉体の方に憑依してみるか?問題は無いはずだ。方法は先程のアップデートしたデーターの中に入っている。分かるな?」


クローディアが勢いよく首を縦に振っている。

そして静かに目を閉じ佇むと、スッと姿が消えた。


(意識の転送が終わったのか?)


ガラスケースの方に目を向けると、蓋が開きケースだけが床の下に収納されていった。黒髪のクローディアが立っていてゆっくりと目を開け始めた。

そして俺をジッと見つめている。


(へぇ~、元々のクローディアって俺と同じで黒目なんだ。髪もそうだけどいつもと違って落ち着いた感じで新鮮だな。)


2人でしばらく見つめ合っていたけど、クローディアがブルブル震えて駆け出した。


「旦那様ぁああああああああ!」


ガシッとクローディアが俺を抱き締めた。

「旦那様!旦那様!旦那様ぁぁぁ・・・、夢じゃないですよねぇぇぇ・・・」


デウスが嬉しそうに俺達を見ていた。

「クローディア、どうだ?違和感はないか?」


「いえ、体の動きは普段通りですし、全く問題は無いと思います。」


「そうか、良かったな。さすがに最終確認はお前達で行わないと分からないから、少し不安だったが・・・」

「喜べ!これでお前は子を成す事が出来るようになった。お前が1番望んでいた事だぞ!母親になれる日が早く来れば良いな。」


デウスの言葉を聞いたクローディアが視線を俺に移しジッと見ている。

「旦那様、私も旦那様の子供が産めるのね!神器となった身で諦めていた母親になれるのね!こんなに嬉しいなんて・・・」


クローディアが俺の胸に顔を埋めて思いっきり泣いている。感極まってか俺を抱き締める力が強くなって、俺の背骨がギリギリと悲鳴を上げ始めた。


(ギリギリ・・・?、く、苦しくなってきた・・・、お前の体は人族の筈だぞ!何だ!このバカ力は・・・)


「ク、クローディア・・・、ギ、ギブ・・・、あ、意識が・・・」


「あ、1つ言い忘れた・・・」


デウスが何かを言いかけたが、話を聞く余裕も無く意識が真っ暗になった。



・・・


「あっ!旦那様、気が付いたみたいね?」


意識がハッキリすると、目の前にクローディアが申し訳なさそうな表情で覗き込んでいた。

それにしても、黒髪、黒目のクローディアの姿はあまり違和感が無いな。どちらかというと、こっちの方が好きな感じがするよ。やはり、俺は元々が日本人だからなんだろうな。


まさか1日で2回もクローディアに膝枕されるとは思わなかったよ。みんながどんどん強くなっているから、巻き込まれる俺は堪らないぞ。だけど、クローディアの膝枕も悪くないな。いつもしてもらうとみんなからヤキモチを焼かれるから時々してもらおう。何だかホッとするよ。

視線を動かすとデウスとエリーも俺の顔を覗き込んでいた。


エリーは少し不満そうな表情だ。

「う~、私も膝枕したかったのにぃぃぃ~、今回は諦めますけど、これから一緒に暮らしますからチャンスはまだまだありますね。膝枕だけでなくて、あれもこれも・・・、うへへへ・・・」


(エリーさんや・・・、涎まで垂らして人様には見せられない顔ですよ。何を妄想してしるのですか?多分、ロクな事ではないな・・・)


頭痛がしてきたよ・・・


デウスは済まなさそうな表情だ。

「蒼太、すまん・・・、今のクローディアは確かに人族の生身の体には間違いないのだが、やはり、お前の大切な仲間であり妻でもある。ちょっとした魔改造を施してな、身体スペックはロイヤルガード並にしておいたのだよ。緊急時にもいざとなったら戦えるような。この事は先に言うべきだった・・・、お前を酷い目に遭わせるつもりはなかった。」


(そういう事ね。ちょとしたレベルでの改造でない気がするが、デウスのやる事だし、気にしたら負けのような感じがするからそのままにしておこう。)


「だからな、今夜は私を好きにしても良いぞ。お前が望むなら私を抱いても構わない。せめてもの謝罪の気持ちだ・・・」

そう言って、ポッと頬を赤らめ恥ずかしそうに俺を見ているし・・・、どこでそんな仕草を覚えたのだ?


エリーが嬉しそうに俺とデウスの間に入ってきた。

「デウス様、自分に正直になったらどうです?本音は蒼太様に抱かれたいのでしょう?激しく愛し合いたいのでしょう?顔が女の顔になっていますから、さすがに私でもすぐに分かりますよ。」

デウスの顔が更に真っ赤になっているよ。そして、エリーが俺に視線を移すと、ニタリと笑って俺を見ていた。

俺の脳内アラームが最大の警報を鳴らしている!


(ヤバイ!エリーのあの目はフローリアが肉食獣になった時の目とソックリだ!完全に俺をロックオンしている!)


勘弁してくれぇ~!デウス!お前は体が女になったら心も女になってしまったのか?どうもそんな感じがする。エリーもぶっ飛んだ事を言い出すようになったし、機械神族っていうのは良く分からん。ある意味危険な種族のような気もする。


「蒼太様、あちらのドアは寝室になりますから、今からでも私と愛し合いません?もちろん、デウス様も一緒にどうです?あぁ~、もう体がウズウズして我慢が出来ないですよ。こんな気持ちなんて今まで無かったのに・・・、蒼太様が悪いのですよ。私を好きにさせてしまいましたらかね。責任を取って下さい!」


(いや!俺は悪くない!文句はデウスに言ってくれ!それにしても、フローリアの感情を参考にしたというのは最悪だよ。ホント、言動が似ているし欲望に忠実だ、まるで目の前にフローリアがいるみたいだ。)


ゆらぁ~とエリーが動き出した瞬間に・・・


ドス!ドス!ドス!


エリーの足下に光の矢が数本床に突き刺さっていた。矢の飛んできた方向を見てみると、雪がアルテミスを構えている。

「エリーさんでしたっけ?いい加減に話を進めませんか?脱線ばかりして私達にはいい迷惑ですよ。話の腰を折ってばかりだと、みなさんにも迷惑がかかります。そんなに蒼太さんとイチャイチャしたいなら終わってからにして下さい。その後の事はどうぞご自由に。」


エリーが忌々しそうに雪を見ていた。

「ちっ!仕方ありませんね。蒼太様やデウス様にはご迷惑をかける訳にはいきません。ここは私が引き下がりましょう。」


スッとエリーが後ろに下がると、雪もアルテミスを下ろして元のブレスレットの状態に戻した。

「分かれば宜しいです。」

そして、みんなの方へニコッと微笑んだ。


この1年で1番成長したのは雪だろうな。初めて会った頃のオドオドした雰囲気は感じられない。今では堂々としている。暴走しがちな冷華をしっかり抑えているし、凍牙達の中で1番の常識人であるミヤコと2人で凍牙の嫁軍団の管理を行っている。義父さんから凍牙への依頼も、マネージャーとしてしっかりと仕事もしているんだよな。師匠の千秋のおかげだろうな。常にクールになるように仕込まれているよ。



(んっ!)


「ちょっと、待ったぁああああああああ!」

大変な事を思い出して、クローディアの膝枕状態から勢いよく起き上がってしまった。


「デウス、それにエリー!さっき俺達と一緒に暮らすって言っていたよな。フローリアの許可はどうした?フローリアがOKしないと一緒に住む事は無理なはずだぞ。」


デウスがニヤッと笑った。

これは完全に大丈夫だと自信がある様子だぞ。なぜ?

「蒼太よ、心配するな。既にフローリアからは許可をもらっているぞ。フローリアとは1回だけ行使出来る『何でも言う事を聞く権利』をもらっていたからな。今回、この権利を使わせてもらったよ。」


「はいぃいいい?何だ、この子供みたいな約束は?」


「これはな、蒼太、お前に関係する事にも繋がるのだよ。」


(何だと!)


「少し長くなりそうだから、ちゃんと座って話をしよう。エリー、蒼太達に飲み物を頼む。それと、あそこで暇そうにしている2名の話し相手も頼む。どうやらかなり飽きているみたいだからな。」


(そうだよな、冷華と雪は完全に空気と化しているな。この様子だとあいつ等の話になるにはまだかかりそうだよ。)


「畏まりました。」

エリーが恭しくお辞儀をし、俺達にお茶を持って来てくれた。


「さて、本題に入るとするか。」

デウスがソファーに深々と足を組んで座っている。クローディアの姿で偉そうに座る姿は本当に似合っているよ。段々とデウスの女の姿に慣れてきたのかもな。


「蒼太、ハッキリ言おう、お前の肉体は私が作ったクローン体だよ。よく思い出してみろ。お前がフローリアにこの世界へと転生させられた時の事をな・・・、色々と心当たりがあると思うぞ。」


フローリアに転生させられた時の事を思い出してみよう。

・俺が地球で死んだ時は90歳を越えていたのに、フローリアの神殿で目が覚めた時は20歳くらいの肉体だった。今は人族から人神族へと種族進化をしてほとんど歳を取らなくなってしまった。

・俺の地球時代の肉体は火葬されてしまい、フローリアが内緒で俺の墓に収められた骨壺を例の部屋に持ち込んでいる。


・・・


そうか・・・


いくらフローリアが俺を神界に転生させたとしても、元の肉体は既に無くっているのだな。肉体が無いのになぜ俺が生前の姿で神界で転生している?

肉体が無い場合は普通はゴーストかレイスのようなモンスターになってしまうが、俺はそんな事は無かった。こうしてちゃんと肉体を持って人間として転生していた。しかも、若返っている。


ニヤッとデウスが笑った。

「どうやら理解したようだな。お前の場合はサンプルの細胞は大量にあったからな。クローンは容易だっぞ。で、それを理解したお前は今後はどうする?」


俺も思わず微笑んでしまった。

「どうするもこうするもないさ。俺は今までと同じで変わらない。それにな、こうやって転生させてくれたフローリアには感謝している。確かに騒々しい毎日だし、命の危険も山ほどある世界に放り込まれた。でもな・・・」


みんなを見渡した。


「こうやってみんなと出会えた。ここにいない連中も含めて、俺の大切な人ばかりだよ。俺にとってはみんなが宝物だ。転生させられた事も、俺がクローンだって事も関係無いし、後悔も恨みも無い!それが俺の本心だ!俺は俺だよ!そして、そんな機会を与えてくれたフローリアには感謝してもしきれないよ。」


みんながニコッと微笑んでくれた。デウスが微笑みながら俺の前に来る。

「そう言ってもらえると私も嬉しいよ。私の研究がこうして喜びに繋がるところを見れたからな。私がしてきた事も無駄では無かったか・・・」

デウスがギュッと俺に抱きついてきた。

「やはり、私の旦那になる男だ。最高だよ・・・」


(えっ!ちょっと待て!デウスの言葉がさっきから少しづつ変わってきていないか?『感情のサンプル』→『一緒にいると落ち着く』→『惚れた』→『デウスが俺の嫁』・・・)


「うおぉおおおおおおおっい!デウス!どさくさ紛れに少しづつ言葉を変えてくるんじゃない!お前は男だろうが!」

慌ててデウスを引き剥がした。


デウスが淋しそうに俺を見ている。

「だから、さっきから何回も言っているだろうが、今の私は女だとな。お前の脳味噌は私の言葉を理解出来ないのか?そうか・・・、私はまた1人ぼっちになるのだな・・・、こうしてお前の温もりを覚えてしまったから、もう1人には耐えられないのに、お前はそれでも私を1人ぼっちにさせたいのだな・・・」


(うわぁあああああああああああああああ!勘弁してくれぇええええええええ!そんな目で俺を見ないでくれぇえええ!まるで俺が悪者じゃないか!)


ガクッと四つん這いになってしまった。

優しくデウスが俺の肩を叩いた。

「心配するな。フローリアには既に私がお前の妻になる事の許可は取ってある。オプションでエリーも付いてくるが、それも了解済みだよ。ふふふ・・・」


(いつの間に許可をもらっていたのだ?もしかして、デウスに嵌められたのか?最初からデウスの掌で踊らされていたのか?俺の妻になる為にクローディアの姿になって、俺が簡単に断る事が出来ないようにアプローチをかけてきたのか?)


チラッとデウスを見ると、とても良い笑顔で微笑んでいた。隣のエリーもニコニコしている。

「蒼太、これからもよろしくな。夫婦として皆と共に仲良く歩もうじゃないか。」



「やられたぁぁぁ・・・」

評価、ブックマークありがとうございます。

励みになります。m(__)m

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