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ヤンデレ女神に転生させられてしまった  作者: やすくん
第2章
153/184

機械神族③

ダンジョンを元に戻して無事に我が家に戻ってきた。


「旦那様、お帰りなさい。」


ミドリがニッコリと微笑んで出迎えてくれる。そして、ミドリと同じ色の髪の赤ちゃんを抱いていた。

頭の両側にはエメラルドの宝石のようなキレイな小さい角が生えている。


「ただいま。ヒスイは元気にしていたか?」


「勿論ですよ。旦那様に似て元気過ぎて困るくらいですね。生れてもう半年ですから、ちょっとしたものでも興味を持って口に入れようとするから目を離せませんよ。」

ニコニコしながらミドリが赤ちゃんを見ていた。


ミドリが抱いている赤ちゃんは俺とミドリの子供だ。女の子でヒスイと名付けた。母親のミドリと同じ緑色の髪だし、何といっても最初からエメラルド・ドラゴンとして生れてきたからなぁ・・・、さすがにミドリもビックリしていたよ。

「旦那様の神格が高いから、生れてきたこの子も最初から進化していたかもしれませんね。」

俺はそんなに立派ではないと思うけど・・・


ミドリ達ドラゴン族の妊娠期間は半年で子供が生れてくる。妊娠といっても卵を産むまでの期間だけどな。ドラゴンだからもちろん卵を産むのだが、普通は卵を産んでから1年くらい卵を温める期間があって、それから孵化してドラゴンの幼体が生れる。

しかし、この子は全てをすっ飛ばしてミドリが卵を産んだ途端に殻を割って生れたと聞いている。さすがに旦那の俺でもミドリが卵を産むところは立ち会いが出来ないからな。神界では旦那が出産の立ち会いをするのは出来ない決まりだ。出産経験をしている妻達がミドリの世話をしてくれたから助かったよ。それにしても、人化状態のミドリが卵をポン!と産むってシチェーションは、想像すると意外にシュールな感じだよ。


しかも、生れた姿はドラゴンの幼体ではなく、既にドラゴニュートの姿の赤ちゃんだったので、「こんなのは初めてだ・・・」と、義父さんと義母さんも驚いていたな。

まぁ、凍牙と氷河の嫁さんになったスキュラ族のミヤコとキョウカがフェンリル族の男の子を産んだ事も、更に義父さん達をビックリさせていたよ。

「やはり、規格外の家系は規格外な事が起こるのかもな?ふはははははぁあああああああああああ!」と義父さんが笑っていたけど、俺や凍牙達はそこまで規格外なのかな?


解せん・・・


「ミドリ、ところでクローディアから聞いたけど、デウスから手紙が来たって?」


「えぇ・・・、本当です。まさかと思いましたけど・・・」

ミドリがとても不安そうな表情だ。あのデウスだからなぁ~、我が家の全員が怖がっている存在だよ。神話の頃から存在している神の中の神みたいな存在な上に、本当に何をするか分からないし、何を考えているんだろう?まぁ、役に立つモノを開発してくれるから邪険には扱えないし、困った存在だ。

「今はアカが預っていますし、執務室で待っていると言ってましたよ。」



そんな訳で執務室に戻った訳だが、中に入るとアカが待っていた。

「お帰りなさいませ、旦那様。」

深々とお辞儀をしてくる。ナイスミドルなイケメンな顔にビシッとした執事服だから本当に決まっているよ。THE・執事って感じだな。義父さんが「ワシのところで働かんか?」とスカウトしてたくらいにアカは優秀だ。

(う~ん、名前がなぁ・・、異世界モノだと優秀な執事は大体『セバス』か『セバスチャン』って呼ばれているんだよな。アカって名前は平凡過ぎるしインパクトが無い。作者に頼んで改名でもしてもらうか?)


「旦那様・・・」

アカがジッと俺を見ている。


「アカ、どうした?」


「私は『セバス』という名になっても構いませんよ。」

とってもナイスな笑顔で微笑んでくれた。


「・・・」


「何で俺の考えが分かる?フローリアみたいな能力でもあるのか?」


「いえいえ、私にはそんな能力はありませんよ。執事たる者、常に旦那様が何を考えられて何を求めておられるのか察知しないといけませんからね。基本中の基本ですよ。」


(そんな訳あるかい!)


「アカ、その話は無しな。やっぱりアカって呼んだ方がしっくりするよ。いきなり脈絡も無しに名前が変わったら読者も混乱するしな。」


「旦那様の御心のままに。」


(う~ん、真面目過ぎるから突っ込めない・・・)


「ところで、例の手紙は?」


「はい、ここに・・・」

スッと俺の前に茶封筒を差し出してくれた。手紙じゃなくて封筒だ。中に手紙が入っているのだろう。

封筒を見てみると宛名は俺の名前だけしか書いていない。何でこれで届くのだ?

「デウス様がここに直接お越しになられて置いていかれました。」


「はい?」


(本当に訳の分からんヤツだよ・・・、あぁ、真面目に考えると頭が痛くなってきた・・・)


封を開けて中の便箋を取り出した。


「・・・」


「・・・」


「はぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~」


思わず特大のため息が出てしまった。


(あいつ!本当に何を考えている!)


手紙にはでかでかと



『そろそろネタをよこせ。』



これだけ?

常に色んな手を考えて俺にアプローチしてくるから、あいつが絡む時は本当に気が休まらない。あいつとの付き合いは3年前のあの時だったよなぁ・・・


父さんが

「息子よ申し訳ない。霞のメンテでデウスのところに行かなければいけないのだが、代わりに行ってもらえないか?ワシはどうしても外せない用があるからな。頼む!」

そう言われてデウスのところに行ったのだよな。

そこであまりの科学力に感激して、地球の空想科学の話をしたら盛り上がって付き合いが始まったけど・・・

性格は確かにヤバイのは間違いない!確実にぶっ飛んでいる!だけど邪な心は持っていないのは確かなんだよな。単純に科学が好きなんだろう。実現不可能なものほどやる気が出るみたいだ。おかげでサテライトシステムみたいな反則な武器も作ってもらったし、感謝もしているぞ。少しだけな。


昨年は神殿の会計ネットワークも構築してもらったけど、「ふん!簡単すぎてつまらん・・・」て言われてしまったけど・・・、しかも、神殿の職員はどの神も優秀過ぎてあっという間にシステムを理解して、今では会計は以前とは比べものにならないくらい効率化出来たよな。夏子もPCをあっという間に理解して、今では新しいシステムをスタッフと一緒に楽しんで作っているくらいだ。

さすがは神・・・、俺みたいな地球育ちとは出来が違うよ。


そうそう、そのネットワークシステムの構築の時にも酷い目にあったよな。

システムの基本的な事は地球の神に手伝ってもらって、お礼という事で義父さんと一緒に内緒で地球の巨乳キャバクラに遊びに行ったんだよな。ホント、地球の神は巨乳好きだよ。見た目もスケベオヤジまんまだし、巨乳姉ちゃんにセクハラしながら飲んでいるのを見ると、地球は本当に大丈夫か?と不安になったが・・・

凍牙も誘ったけど、あいつはあんまり好きではなさそうだったので断られてしまった。


地獄はこの後だったよなぁ~、あのデウスが義母さんとフローリアに俺達がキャバクラに行った事をチクってくれたよ!しかも、俺達が楽しそうに飲んでいる姿を隠し撮りした映像も付けて・・・

デウスには内緒で行ったのに何でバレた?

我が家に帰ってくると、修羅と化した義母さんとフローリアを先頭にして、俺の嫁さん軍団全員が玄関で待ち構えていて、それからは・・・


言葉に出来ないくらいに酷い目に遭った・・・


キャバクラはもう2度と行かない・・・



(いかん!地獄を思い出してしまった。)


んっ!下の方に何か書いてあるぞ。とても小さい字だけど何て書いてあるのだ?



『ちなみに、この手紙は読み終わると自動的に消滅する。内蔵された開発中の超小型ブラックホール爆弾を仕込んであるから、半径数キロはキレイさっぱり消滅するから。では、ごきげんよう。』



「のわぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!」


「ク!クリスタル・キューブ!」


手紙の周囲に四角い透明な箱が出来上がった。次の瞬間、箱の中が真っ暗になり『ボフ!』と音がして、箱ごと消えてしまった。


「ふぅ、間一髪だった・・・、あいつめぇぇぇ・・・、本気で俺達を殺す気か?」


「旦那様、封筒の中に何か文字が書いてあります。」

アカがそう言って封筒を差し出した。


(また、危険物でも入っているのか?あいつならやりかねん・・・)


丁寧に封筒を広げると、確かに文字が書かれていた。


『ふふふ、無事に切り抜けたようだな。さすがは私が認めた男だけある。どんなネタを送ってくるか楽しみにしているぞ。』


(あんにゃろぉぉぉ~、どこまで人をおちょくる・・・)


いかん、脳の血管が切れそうだ。

ふと、机の上に置いてあるマンガが目に入った。


(これは・・・、前に吹雪がここで遊んでいた時に忘れていったマンガの単行本だな。しかもロボットものだし、あいつなら喜んで巨大ロボットを作るかもしれん。吹雪や凍牙あたりが喜びそうだよ。散々おちょくられたから、俺も少しは仕返ししてやらないとな。)


「アカ、この漫画のシリーズをデウスに送ってくれないかな?これなら十分にネタになりそうだ。」


アカが恭しく頭を下げた。

「畏まりました、旦那様。では、そのように手配しておきます。」



(さて、どんなモノが出来るか楽しみだな。)




1週間が経過した。


リビングで寛いでいると、冷華が雪と一緒に俺の前にやって来た。


「蒼太さん、デウス様から呼び出しがあったわ。私と雪、そしてクローディアさんも一緒に来て欲しいってね。もちろん、蒼太さんも一緒よ。」


(はい?何でこいつらも?)


「俺のところでなくて冷華達に連絡が来たのか?そういえば、お前は前からデウスの作った物を持っていたし、制御も可能なんだよな。やっぱり、お前はデウスの愛人か?」


ズガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!


「げふぅううううううう!」


(れ、冷華・・・、見事なかかと落としだよ・・・、動きが全く見えなかった。危うく俺の頭が陥没しそうになったよ・・・)


冷華がかかとを俺の頭に突き刺しながら真っ赤な顔で怒っている。

「蒼太さん、言っていい冗談と悪い冗談があるからね。私は凍牙一筋なんだから、凍牙以外の誰の女にもならないわよ。危うく手が出そうになったじゃない・・・」


(い、いや・・・、確かに手は出ていないが、足は見事に出ているぞ・・・、それに、ミニスカートでかかと落としは止めた方がいいぞ。下着が丸見えだ、白か・・・)

そう思っているうちに俺の意識が途絶えた。



「う~ん・・・」


「あっ!旦那様、目が覚めた?」


(これはクローディアの声?俺は生きているのか?あの殺人級かかと落としを喰らったから大丈夫なのか?)


意識がハッキリしてきた。俺はクローディアに膝枕をされている。そして、幸せそうな顔でクローディアが俺の顔を覗き込んでいた。

「クローディア、すまん・・・、介抱させてしまったな。」


「いいのよ、こうやって旦那様を膝枕出来たからね。私にとってはご褒美だから気にしないでね。」


クローディアが可愛い。普段からこんな態度なら苦労しないんだけどな。


「旦那様もセクハラな事を言ったらダメよ。冷華や雪は凍牙の奥さんなんだから、余計に言葉に気を付けないといけないわ。『親しき仲にも礼儀あり』って言うでしょ。2人は美冬や千秋の特訓でこの1年で相当に強くなっているからね。次は気絶じゃ済まなくなるかもしれないわ。だから、ムラムラしたら私に言ってね。私が全部受け止めてあげるからね。」


「クローディア、ちょっと良い事を言ったと思ったけど、最後で台無しだな。お前らしいよ。」


しかし、今日のクローディアは本当に可愛いな。いつもの過激なスキンシップだと俺が逃げるし、今みたいな膝枕だと俺も寛いでいるのが分かるんだろうな。みんなもそうだけど、ここまで俺に惚れてくれるのは嬉しいよ。


「あ、あのぉ~、いいですか?」

冷華が申し訳なさそうにしている。

「蒼太さん、さっきは本当にすみません・・・、つい、うっかり技を出してしまって・・・」


いつまでもクローディアの膝枕も恥ずかしいから起き上がった。

「いや、謝るのは俺の方だよ。デリカシーのない言葉を言ってすまない。」


「さて、デウスに呼ばれたって言っていたよな?それにしても、このメンバーっていうのも不思議な組み合わせだよ。あいつめ、何を考えているんだ・・・」


「旦那様、あのデウス様だしね。どんなドッキリを仕掛けているか分からないわ。十分に気を付けましょう。」


「そうだな。」


冷華も雪も頷いていた。




「ここに来るのも3年ぶりか・・・」


久しぶりに来たけど不思議な光景だよ。砂漠の真ん中に突然、東京都心やドバイみたいな高層ビル群が立ち並んでいるからな。周囲は高い壁に囲まれているからちゃんと街の雰囲気はあるけど、街中は何でビル群なんだ!それも数百mもあるビルが竹の子のように建っている。見た目もシュールだけど、街の中に入るともっと不思議なんだな。


この街は昔も来ているから転移魔法で飛べるはずなんだけど、結界が張られているので中には直接入れない。必ず門の前に転移してしまうんだよな。

街へ入るのに壁の門の前に来た。門番と思われる鎧姿の人物が立っている。俺達を見つけてカクンとお辞儀をした。

(動きは本当にロボットだよなぁ~)


目の前まで来ると兜の奥が光り、モノアイのように左右に動いて俺達を確認している。

「確認シマシタ。ドウゾ、オ通リ下サイ。」


(完全にロボットだよな。しかも、門番にしては無駄にカッコイイ!武骨な騎士風の鎧姿ではなく、流線型の流れるようなデザインの鎧だ。モブキャラのデザインではないぞ。)


街の中に入るともっと凄い。

道路は全て動くタイプの歩道のようなものになっている。車なんてものはない。それ以前に、人影は1人も見かけないけどな。

歩道から道路に移動すると自動的に道路が動く。いや、俺達が乗っている部分だけが少し浮いて勝手に目的地まで運んでくれるようになっている。

途中の建物の中を覗いてみるけど、中には誰もいないのに照明は燦々と輝いている。ついさっきまで人がいたように錯覚してしまう程にこの街は整備されていた。


(本当にマンガに出てくる近未来の地球のような感じだよ。神界でもここは特に異質な場所だよな。)


雪は初めて来るので、まるで初めて東京に上京した田舎者みたいな感じだった。

我が家もかなり最新の設備や技術を使っているが、ここの技術力には敵わないな。


そのまま街の中央に向かう。

中央にはどこからでも見えるとても高いビルが建っていた。そこにデウスが住んでいるんだよな。しかも最上階に・・・、ホント、無駄が好きなヤツだ。


正面に『セントラルタワー』とでかでかと書かれた看板の下に着いた。

もうビルの入り口は目の前だ。

巨大なガラス?の自動ドアが開き中に入っていく。中は野球でも出来るのでは?と思うくらいに広いホールになっていた。

奥の方に申し訳なさそうにテーブルがあり、1人の女性が椅子に座って俺達を待っていた。

その女性のところまで歩いて行く。


「エリー、久しぶりだな。」

テーブルカウンターを挟んでエリーと呼ぶ女性に声をかけた。

「お久しぶりです。蒼太様。」

ペコリとお辞儀をするが表情は無表情だ。


(受付なら、もっと愛想の良い人を置いておけよ。折角の美人が台無しだぞ。まぁ、機械神族は感情の起伏がほとんど無いから、誰が来ても一緒か・・・)


しかし、いきなりエリーがニコッと微笑んだ。

「ビックリしました?蒼太様。」


「あぁ、いきなりだし、エリーが微笑むところなんて見た事が無かったしな。前回来た時はお前は能面だったからな。」


エリーの頬がプクッと膨らんだ。ちょっと拗ねている感じだ。

「蒼太様、酷いですよ。私はデウス様から感情のプログラムをインストールしていただきましたからね。まだ試作段階のプログラムですけど、こうやって感情があると楽しいですね。それと・・・」

ひゅん!とエリーがカウンターを飛び越え俺の前に立った。いきなり抱きつく。


「蒼太様、好き・・・」


「こ、こら!エリー!何をするの!」

クローディアが慌ててエリーを俺から引き剥がした。


「本当に油断も隙も無いわね、ここは・・・、さすがデウス様のお膝元ね。」


エリーがニコニコしている。

「クローディア様、私もあなた様の気持ちが分かりました、これが好きという感情なんですね。決めました、これからは私も蒼太様と一緒に暮らします。どうせここにいても誰も来ませんし、職場放棄しても誰にも迷惑はかかりませんよ。」

そしてペコリと頭を下げた。

「不束者ですが、末永くお付き合いお願いします。」


「はいぃいいいいいいい?何でこうなった?」

(絶対にデウスの仕業だ!冷華と雪は自分達に関係ないと思っているのか?他人事のようにニヤニヤ笑っているぞ!)


「ちょっ、ちょっと待て!まずは落ち着こう。この件に関してはデウスと話をしてからな。分かったか?」


露骨にエリーが嫌な顔になっている。

「ちっ!仕方ないですね。蒼太様、是非ともデウス様にはよろしく伝えて下さいね。」


「ぜ、善処します・・・」

(今はこれが精一杯だよ。)


何とかデウスの仕掛けたトラップ(?)をクリアしてエレベーターに乗り込んだ。


「ふぅ・・・、クローディア、どう思う?絶対にアレはトラップだよな?まさかのハニートラップとは・・・」


クローディアも頷いていた。

「間違いないわ。多分、この状況を最上階の部屋でモニターを見ながら笑っているわね。それに、このエレベーターにも隠しマイクが仕掛けてあるわよ。この会話も筒抜けでしょうね。何があっても噛み砕くのみ!それしかないわ。」


「そうだな、久しぶりに熱くなってきたよ。デウス、聞いているか!何が来ても俺達は負けん!」


最上階の表示が出てエレベーターが止まりドアが開く。

ドアを出ると、目の前のホールの奥に巨大なドアがあった。俺達が近づくと自動的に開く。


「行くぞ・・・、みんな・・・」


3人が真剣な表情で頷いた。


部屋に入るとまさに高級ホテルも真っ青な豪華な部屋だった。

冷華と雪が目を輝かせている。


部屋の奥のドアが開いた。


「何ぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」


そこにいたのは・・・


クローディアそっくりな人物だった。

評価、ブックマークありがとうございます。

励みになります。m(__)m

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