表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヤンデレ女神に転生させられてしまった  作者: やすくん
第1章
1/184

どうやら転生したみたいだ①

軽いノリのものを考えてみました。

そんなに難しく考えずに読んで下さい。

俺は水上蒼太(92歳)

記憶が確かなら、正月で息子夫婦や孫たちと一緒に雑煮を食べていた筈なんだが・・・

確か餅を飲み込んだ時に急に息が出来なくなって気が遠くなったまでは覚えている。


気が付くとギリシャの神殿みたいな場所に1人立っていた。

昔、ギリシャへ観光に行った時に遺跡の神殿は見たが、この目の前に広がっている光景はアレとは全く違う。

正に、厳かな雰囲気を出している現役の神殿だ。

そして気が付いた事だが、自分はちゃんと立っている。

意識が無くなる前までの自分は普通に立つ事も出来ず、杖をついてやっと立っていた筈なんだが・・・

何気なく自分の手を見ると息が止まった!

あのシワシワでヨボヨボだった手が、まるで昔に戻ったような張りのある若い手になっていた。

そして理解した。


「やっぱり死んだのかぁ・・・」

「ここはあの世か?」


ボソッとそう呟いた時に、


「そうです。あなたは残念ながら亡くなりました。」


後ろから声が聞こえてきたので、声の方に振り返ってみると・・・



この世とも思えない美貌と抜群のスタイルをした美女が佇んでいた。



「えっと・・・、あなたは誰でしょうか?」「神様ですか?」


女性はこの世の全ての男性を虜にするくらいの微笑で話し出した。

「そうです。」「私はこの世界の女神です。」

「残念ながらあなたは亡くなってしまったので、魂を私の世界に運んで転生させる事にしました。」

「そろそろ寿命でお亡くなりになるかと思っていましたが、まさか餅を喉に詰まらせて死んでしまうと思ってもいませんでしたが・・・」

「私個人としてはもっと昔にあなた様から魂を抜き出してこの世界に持ち帰りしたかったのですが、さすがに他の世界に干渉する訳にもいきませんし、そんな事をしたら地球の神から何て言われるかもわかりませんからね。地球の神からのクレームが創造紳様のところに行くと私の立場もマズイですし、私のこれからのイチャラブ生活にも支障が出ますから、断腸の思いであなた様の生活を見続ける事しか出来ないこの辛さを・・・、しかも結婚されて幸せな家庭を築いているのに、私は未だ独り身で早くあなた様をこの手に入れたいけど何も出来なく、この日を今か今かとどれだけ待った事やら・・・」


んっ!

ちょっと待て!

何かヤバイ気がする・・・


「もしもし・・・」「ちょっと教えていただきたいのですが、私をこの世界に連れてきた目的は・・・?」



女神は満面の笑顔で、


「もちろん!あなた様、蒼太様と結婚する為です!」



「え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ