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★ 登場人物紹介(神々) ★

 こちらは天界で接触する予定の神々を紹介しています。

 まだ登場したことのない神々の性格など曖昧だったりするのは、登場するまでのお楽しみにしてほしいから……ということにしておいてください。

 実は性格を決めかねているなんてこともあるかもしれません。

陽光の神

 勇者様に最初に加護を与えた神。生真面目で陽気。

 色々と多彩で、太陽や光以外に医療や予言、弓術など様々な分野を司っている。

 輝かしい能力に見合う美貌を持った青年神だが、恋愛運は凄く悪い。

 数々の苦い思いを重ねて、恋愛に及び腰になってしまうくらいには凄く悪い。

 過去に色々あったせいか、美の女神と愛の神が苦手なようだ。

 たぶん勇者様に加護を与えたことに他意はない。

 きっと勇者様の能力や素質を見て、考えて与えてくれたんじゃないかな。

 ……その後、他の厄介な神々が加護を与えたことで勇者様の人生が受難の道と化したことを気に病んでいる。

 自分が加護なんて与えたせいで、他の神の目に留まってしまったのではないかと。

 だが美の女神が目を留めたのは美貌の将来性を見出した結果なので、恐らく彼の行動は関係していない。



美の女神(誘拐犯)

 自慢の金髪をなびかせた、愛され系麗しの女神様(笑) ←外見に限った話

 勇者様を天界に攫ってリアンカちゃん達の怒りを買った張本人である。

 自分の美貌を鼻にかけたところがあり、間違いなく性格が悪い。

 美しいもの至上主義で、目に留まった異性は誘惑せずにいられない。

 自分より立場の低い相手なら、問答無用で自分のものにしようとする。

 誘惑を拒まれるなど端から思っておらず、今回は勇者様をお持ち帰りした。

 だが美しい異性は好きでも自分より美しい同性は許せない性質のようだ。

 その性格が災いして今まで種々様々な問題を発生させてきたが、懲りていないらしい。

 過去の魔王に自慢の金髪を毟られたことがある(トラウマ)。



愛の神

 美の女神の愛息で、外見は美少年(妖艶系)。

 しかし老若男女問わず人間を恋愛地獄に突き落とし、右往左往させる神と自分で言いきっちゃうあたりでその性格が知れる。

 邪神疑惑が濃厚だが、何故か分類は善神。

 生まれてすぐに美の女神に目をつけられた勇者様が、二十歳になったら美の女神に天界へと掻っ攫われる運命だと悟り、せめて地上にいる間くらいは恋愛を謳歌できるよう加護を与えた。

 ちょっとどころでなく強すぎたが。

 勇者様が元々美形で性格が良かったことと合わせて相乗効果を生み、洒落にならない結果(ストーカー多発事件)となったが。

 一応、勇者様が他の神の祭司の家系であることを慮り、攫われる前に跡継ぎを残せますよーに!他の神との間に遺恨を残しませんよーに!と適当に考えた結果だったらしい。

 勇者様は覚えていないが、時々たまに勇者様の夢枕に立っていたことがある。



幸運の女神

 生まれてすぐ美の女神と愛の神に目をつけられた勇者様のついてなさっぷりを憐れんで加護を与えてくれた、善良にしてお人好しな女神様。

 おそらく、彼女の選択は間違っていない。

 洒落にならない女難と不運に超高確率で遭遇する勇者様がここまで生き延びてこられたのは、おそらく彼女の加護のお陰だと思われる。勇者様は彼女に心の底から感謝した方が良い。

 しかし彼女の加護でも勇者様の運の悪さはカバーしきれていないようだ。

 現状、勇者様がまともに感謝と信仰を捧げる唯一の神でもある。



ラブコメの神(女神)

 外見は小動物系の愛らしい女神様だが、常に気持ち悪い兎の着ぐるみを被っている。

 色々と台無しですね?

 ラッキースケベの神とは親友らしく、よく一緒に行動している。

 地上の人々が恋愛に惑って右往左往する姿を何よりの娯楽としている。

 一応、愛の神の下位眷属であり、彼の命令には逆らえない。



選定の女神

 勇者様の御国を守護する女神。現在では唯一地上の国との繋がりを保つ神でもあるようだ。

 その能力は『選定』。

 提示された選択肢の中から、最も最良に近いものを選び出す力を持つ。

 勇者様の一族は代々この女神に仕える祭司の家系でもある。

 代々の国王の求めに応じ、即位後に一度だけ王の求めた選択に答えを出す。

 その託宣の場で、選択の結果として勇者を選出することがある。

 そうです、勇者を『勇者』と選ぶのはこの女神様なのです。



フラン・アルディーク(ご先祖様)

 魔境では『檜武人』の名前でお馴染み、リアンカちゃんのご先祖様。

 ハテノ村の初代村長にして伝説の羊飼い。

 ちなみにどんな伝説かというと武勇伝系。

 当時の魔王に認められちゃった武力の持ち主で、基本的に信仰心を持ち合わせない魔境の民に幅広く厚く信奉されている。

 彼の武力にあやかりたい魔境の種々様々な方々が今でも霊廟への参拝を欠かさない程。

 ちなみに霊廟は当時の魔王が建てた。

 愛用していた檜の木刀(ぼう)でドラゴンから流星まで問答無用でかっ飛ばしてきた。

 神々の力は信仰に基づく。

 その法則が作用し、死後まもなく魔境からの絶大な支持が信仰と認められて神格を得た。

 本人はあくまで自分を羊飼いだと言い張っているが、どうやら神としては武神のようだ。



酒の神

 常に何かしらアルコールを摂取している神。

 リアンカちゃんのご先祖の一人に酒の勝負で敗れたことがある(六百年前)。

 お酒を飲むと気が大きくなり、酒の力で対人関係を成立させている。

 酒精が切れると対人能力が退化してコミュニケーションがままならなくなる。素面の時はとにかく布団に潜り込んで世界から隔絶されたがり、会話を振られても「お布団に帰りたい」しか言わなくなる。

 その時々で摂取しているアルコールによって性格に変化が生じる。

 鍛冶の神様とは里のはみ出し者同士とっても仲が良いらしい(酒の神談)。

 酒の力で気が大きくなっている時に生きずりの美しい娘さんに割と強引な求婚をかまして勢いで結婚した黒歴史がある。嫁さんは昔誰かに裏切られたことがあるらしく、人間不審気味の引籠り。ちなみに夫婦仲は意外にうまくいっているようだ。

 ちなみに嫁さんの口癖は「あんな男信じるんじゃなかった……」。



鍛冶の神

 鍛冶に留まらず物作り全般に優れた神。

 だが神々の特別な武具を鍛えた経緯から鍛冶に代表する神として扱われている。 

 その物作りの腕はただ出来が良いだけでなく、様々な能力・魔法を作品に宿らせる。

 性格は内気で繊細(酒の神談)。顔面不細工らしいので、それが原因で引っ込み思案となったようだ。

 美の女神に対して愛憎入り混じる複雑な感情を募らせており、思いっきりこじらせている。

 ひたすらに美の女神の人形を作成しては火にくべるという歪んだ生活習慣を持つ。




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