第24話:自由を手に
※1週間お試しソフトの使用期限が終わります。
※購入される方は・・・・・
どうやら体験版の期限が終わるようだ。
購入金額は、1つに付き金貨300枚だと、高いな。
10本まとめてだと、1本サービス。
一括購入だと金貨10000枚するか。
色々確認するが、金貨と白金貨の価値が1対10ではない、金貨の1.5倍ぐらいの価値しかない。
銀貨も同じことが発生している。銀だと100枚で金貨1枚の価値か。
これは、何処か違う世界の価値観が採用されている気がする。
まだ検証不足な事が多い気がするが、おいおい調べていこう。
従業員のステータスをパットで確認してみる。
うちは力のある従業員が少ないな。
ビッキーが密かに優秀だと気がついた。
ボニー
筋力13(+1)
敏捷16(+3)
耐久力8(-1)
知力8(-1)
判断力10(0)
魅力11(0)
マリーヌ
筋力8(-1)
敏捷7(-1)
耐久力8(-1)
知力12(+1)
判断力11(0)
魅力15(+2)
ベニー
筋力10(0)
敏捷8(-1)
耐久力9(0)
知力8(-1)
判断力12(+1)
魅力13(+1)
ビッキー
筋力10(0)
敏捷9(0)
耐久力15(+2)
知力10(0)
判断力13(+1)
魅力16(+3)
ラント
筋力8(-1)
敏捷10(0)
耐久力112(+1)
知力15(+2)
判断力9(0)
魅力13(+1)
ビッキーは以前バードから手ほどきを受けていてバードレベル0(見習い)状態。
マリーヌはアクアエルフのハーフで、ソーサラーLv1を持っているようだ。
鍛えれば強くなるかもしれないが、死んだら困るので本人の意思を確認して判断しよう。
昼になってからまた問題が起きた。
生徒と授業中に親が数人怒鳴り込んできた。
生徒に怪しげな数字を教えていると文句を言ってきたのだ。
「嫌なら止めれば良いのでは。」
「仕事を放棄する気なのか。」
ボランティアに近いのだがこれがモンスターペアレントてやつか。
ボニーも居なくなったので、このクレームを機会に授業を止めようかな。
「ぎゃぎゃー五月蝿いのう。」
「お、喧嘩か。」
講義の時間で人が集まりだしたようだ。
「クレームが入ったので、これを機会に授業と講義を止めます。」
『はーぁ?』
部屋中で抗議の声
「いきなりなんだ。」
「まだ誰にもお金を取ってないので、いいでしょう。」
「良くない、誰が言ってきた。」
親2人は集まった面子に顔を青くさせている。
「役に立たないことを教えているって聞いたので確かめに来たのです。」
「誰に言われた。」
「あいつです。」
人の間からそっと逃げようとしてる男が居た。
偉い人のお付きの兵士に捕まり、あっさりと流言を吹いて周っていると認めた。
盗賊ギルドからの依頼とか、ちょっと手が込んでいて対応が面倒くさい。
結局その男は捕まり、鞭打ちか何だかの罰を受けるようだ。
「こんな事もありましたので、一度講義を止めたいのですが。」
「金が必要なら出すぞ。」
「いやお金の問題ではありません。」
講義は落ち着いたら再開しますと約束し、子供達には知力のサークレットを預けておくので再開したら声をかけると言っておいた。
高価なアイテムを子供に預けたので、皆は再会は近いだろうと思ってくれたようだ。
再開する予定は今の所無いのだがな。
アラビア数字は、商業ギルドの本部と、王城の会計部で使われ始めているようで、それを聞いた親2人の顔は青から白くなってしまった。
俺自由を手に入れた。




