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Dead Dream Game  作者: 和水音
2/2

第1ステージ(1)

現実に影響される・・・そのことを軽く見ることはできないようだ・・・


「基本的なゲームは”宝探し”とさせていただきます。」


「宝物とさせていただくのは最新ゲーム機から赤ちゃん用の玩具、ガラス細工や宝石など多種に及び用意させてもらっています。」


「そして、手に入れた宝物は現実に反映されます。」


「これが最大のメリット!なのですよ。」


つまりは欲しいモノが手に入るゲームということだ、なんとまぁ都合のいいものだろう。


「しかし、いいことだけで終わるはずがありませんよねぇ?」



「ただの宝探しではありません。宝探しをしながら鬼から逃げてもらいます。」



「この鬼というのに捕まること、すなわち死です。」


「この世界で死ぬとどうなるか・・・。」


まさかとは思うが・・・間違いがない。


「現実に反映されますよ。」


ある種で最悪のゲームかも知れないと思う。


いったい誰がこんなものを考えたのか


「ステージごとにルールは毎回変わりますのでご注意ください。」


「それでは20分くらいの休憩の後に第1ステージの説明をさせていただきます。」


「協力者を作ってもいいですし、どうぞ 自由に過ごしてください。」


「私の呼び方はそうですね・・・司会者とでも名乗っておきます。」


「それでは、また後ほど。」


そう言って司会者がいた場所にタイマーのようなものが出てきた。周りは既にどうするかを話しているもの、混乱しているもの、やる気に満ちているもの、どうでもよさそうなものに別れた。


とりあえず俺は様子見ということで20分間を下調べに使うことにした。ここにいる人数は数百・・・400くらいだと思う。十分に多いと思う。

20人くらいでグループを作ってるようなとこと一人のところに分かれたみたいだ、もちろん俺は一人だコミュニケーションなんて取れる気がしない。


そうこうしているうちに20分があっという間に過ぎた


「それでは第1ゲームの内容、クリア条件を発表します」


タイマーが消えてその場所に司会者が出てきた


「宝物1つ、白鬼100匹」


は?まてまてまて、鬼100だと?明らかに多いぞそいつに捕まったら死ぬんだろ?


「それではステージへと移させてもらいます。」


「第1ステージクリア目指して頑張ってくださいねー。」


そう言うと同時にその場所はなくなり全く別の場所になった・・・その場所は住宅街であった。

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