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 私の名前は鱗状綾香りんじょうあやか。二年前に燐光りんこう総長そうちょうをしてました。あのことは私にとって総長を辞めるきっかけとなって、みんなに恨まれているとおもいます。

だからこそ次は【あたし】がみんなを守る。傷つけないからな!

 

 ここがあの有名な不良がいる高校か…。異様にでかい!あ、一般の方もいますよ。半分ですが・・・。

ここの学校は不良推薦ふりょうすいせん一般推薦いっぱんすいせん特待推薦とくたいすいせんがある学校なんです。名前はなんと…光陵学院高校こうりょうがくいんこうこうという名前なんです。この学校は人が多いため校舎が三つに分かれてるんですよ。一年は一号館、二年は三号館、三年は二号館。私は一号館、特待推薦。勉強はしなくても出来る。※(あたし)というときは敬語じゃない。

そろそろ入学式が始まるから行かないとですね。

「えっと、体育館は…。」

わからないです。迷子になってしまったようです。あそこにいる男の人に聞いてみましょう。

「あの、体育館はどこにあるんですか?」『知らねーよ。』

こっちが親切に聞いてるのになんて態度。むかつくやつ。

『まあ、教えといてやる。』

知らないのに教えられないじゃないですか。どういうことなんですか。この男、矛盾してるじゃないですか。

『右曲がって左のとこ』「ありがとうごさいます。」

私は走って体育館に向かった。まだ人がいますね…。間に合ったみたいです。

中に入り自分の席に座った。多分誰も私には話しかけてこないでしょう。こんな地味な格好してみつ編み(かつら)、規制と同じ長さのスカート、眼鏡。これが私が入っていた燐光の人にばれない唯一のやり方なんですから。

このしゃべり方も止めてからずっと分からないように敬語にしてたんですから。

ここでばれるわけには行かないわけです。あ、そろそですね。

『理事長の言葉』『入学おめでとう――――――。』

『新入生代表の言葉、鱗常鈴歌りんじょうりんか』「はい」

コレはわたしの義理の名前。この学校では鱗常鈴歌でやってきます。

「春、――――。新入生代表、鱗常鈴歌」

――なにあれ地味じゃない。クスクス

――あれなーいー。

『入学式はコレで終わりにしたいと思います。皆さんは各クラスに行ってください。』

行こうかな。理事長室・・・。

私は理事長室に向かった。ここは何回でも来たことあるから分かる。

――コンコン

『入ってどーぞ。』「しつれいします。久しぶりですね。叔父こと鱗状京兵りんじょうきょうへいさん?」『綾香ちゃん!この前あったばかりじゃないか。どう?やっていけそう?』「大丈夫です。」

本当はここで燐光の奴に会うんじゃないかと思っている。

『この学校には不良という不良がやってくる。それはわかってるよね。そこには全国一位の燐光の奴らもいる。そんな変装じゃばれるんじゃないか?』

「たぶん大丈夫です。」『あと君が嫌いな后瑠こうるも。君が大丈夫でもあっちはどうかな?』「【あたし】は皆を守るって決めたんだ。あたしはその時にしか喧嘩もタメ語も使わない。もしこの学校で仲間が出来たら守る。あたしがぜってー。だからばれる訳にはいかないんだ。」

絶対ばれるわけにはいかない。あたしは皆を后瑠からまもる。※后瑠は組のこと

『綾香ちゃんクラス分かる?』「分からないから聞きに来たんです。」

『君は成績優秀、だからAクラス。』

この学校はSクラスまであるけどSはお金持ち、容姿端麗などいろいろ。多分叔父さんは私がAクラスがいいと思ったからAクラスにしたんだろう。

「ありがとうございます。あとで寮の話も教えてください。」『りょうかーい』

これからAクラスにレッツゴー。

私はAクラスについたのでドアを開けた。そこには燐光の幹部の方々がいた。

燐光の副総長・・・北島翔きたじましょう別名赤い燐光

燐光の幹部、情報集め担当・・・笹京ささきょう別名鬼火

燐光の幹部、乗り込み番長?・・・橋本龍はしもとりゅう別名龍気

※燐光の幹部は5人、総長と副総長は幹部に含まない。

久しぶりにみた。みんな成長したな。私のこと恨んでそう。

私は席を見ました。燐光の方々の近く。

なんでこんなに近いんですか!怒りますよ私。

『おい、そこの地味女!みつ編みしてるお前だよ!』

話しかけてきました。どうすればいいんでしょう。怖がればいいんですかね?

「なんですか?今、考え事で忙しいんです。」

――なにあの子。翔様に話しかけてもらってる。何様?

何様でもないですよ。ただの地味子です。

『お前の持ってるストラップどこでゲットした。』

何ですか?このストラップは私の手作りですよ。あたしにとって、そんな殺気送られても痛くも痒くもない。

「熊のすとらっぷですか?コレは姉に作ってもらいました。」

――話かけてもらえるからっていい気になってんじゃないわよ。

『そうか・・・。』

――何あの女、翔様が可哀想じゃない。

何ですか?君たち喧嘩売ってるんですか。そうなんですか。私は赤い燐光を睨んだ。(殺気あり)


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