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下準備

太陽が真上に登りかかる時間帯、町の中にある蚤の市は賑わいを見せている。

そんな中を俺は両手に紙袋を抱え込みながら周囲の出店に視線を向けながら歩いていく。


「おーい、ガラックの旦那ぁ。新しい物が入ったんだ。見ていってくれや」


店の探索をしていると馴染みの店主に声を掛けられフラっとそちらの方に足を向け店の前に辿り着いた。置かれているのは新鮮な野菜達で見るからに美味しそうである。


「良いね、とりあえず新しく入った奴とコレと、コレあとコレも1つずつ頼むよ」


俺の買った野菜を快く袋に詰めてくれた店主に礼を伝えると少し重くなった荷物を持って家路に着くのであった。


◇◇◇◇◇◇◇

「あぁ、疲れたわ」


買い物を終えた俺は借りている部屋のベッドの上で腰を下ろす。少しだけ天井を見つめていたが気を取り直して行動に移る。台に置かれている紙袋から買った品物を取り出し台の上に置いていく。


「さてさて、いつもの様にしますかな」


手を擦り合わせてから自分のリュックから少し古めかしい片眼鏡を取り出して装着し買ってきた物をみる。すると眼鏡を通して名前や説明が浮かび上がってきた。こいつの入手によって自分の趣味が上手くいって個人的に気分が上がっている。


「これが言ってた新しい奴か。…ガミアナの根?」


手にした物をじっくり見ると更に詳細が出てきたので後で食べてみることにする。それからは香辛料の在庫確認、調理器具と武具のメンテナンス、買い出し等の記録を記入し時間を過ごしていった。


「意外に美味いな」


夕飯は宿屋の裏庭で先ほどのガミアナの根を焼き食べてみる。繊維がしっかりしているが焼いたせいか噛み切れるし少し甘い。

口が寂しい時にしゃぶるのも良いなと思いながら他の食材も焼いて夕飯を済ませると明日に向けて早々に寝る事にしたのだった。

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