表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/137

ルシファー

朝から屋敷での小さな騒動がおさまった後、この世界を統べる堕天の王ルシファーの招待に応じるべく、耀とラウムを乗せた馬車は瑠璃(るり)色に輝く宮殿へと進む。


其方(そなた)は恐れぬのであるな」

「ああ、一度は無くした命だからな」

「恐れるものはないのであるか。昨日は街に出たそうであるな」

「俺も、この世界の住人になっていたのかもしれないと思って、見物させてもらった」

稀代(きたい)の女たらしが、この世界の住人にならず良かったのである」


順調に進んでいた馬車が静かに止まる。外からは何か話し声が聞こえはじめた。


「着いたのか?」

「否、検問を受けておる」

「ところで、ラウムは俺を女たらしに仕立て上げたいのか?」

「否、其方は既に女たらしであるな。カリサもそうであるが、メイドも数人其方に惚れておる」

「俺は何もしていないぞ」

「力ある者は、それだけで()かれる者が現れる。其方の認識など、些細なことであるな」


話を(さえぎ)るように、突然、馬車の扉が開かれる。


「ラウム様、牛獣人を入れる訳にはいきません」


その無礼な態度に、一瞬ラウムの目が鋭く光る。しかし、すぐに耀へと視線を移す。

耀は小さくうなずき、ため息をついた。


「そうか、じゃあ仕方がない……ラウム、お前だけ行ってこい。俺はカリサと帰る」

然様(さよう)であるか、では、そういたそう。カリサは其方の従者であるゆえ、仕方あるまい」


耀は馬車を降りると、御者台で拳を握りしめ、悔しそうに顔を伏せるカリサに声をかける。


「カリサ、帰るぞ」

「でも、殿様……」

「なに、問題ない。後はラウムに任せておけば大丈夫だ」

「はい、ごめんなさい」

「お前が謝る必要はない」


耀の手を借り御者台をおりたカリサは、顔を伏せたまま立ち尽くしている。


「せっかくだ、街を見物して帰ろう」


カリサは一瞬戸惑ったが、差し出された手を見つめ、ゆっくりと表情を緩める。そして、次第に頬を紅潮させながら、弾んだ声をあげた。


「はい!」


立ち去ろうとする耀の耳元で、狼獣人の兵が呟く。


「ここは貧弱な人間と、家畜が入っていい場所じゃないんだよ……」

「じゃあ、また後でな」


兵の言葉を無視し、御者台に残ったラウムの従者に手を振ると、耀はカリサに手を引かれながら、街へと去っていった。


「ラウム様、よろしいのですか?」

「陛下直属の近衛兵が言うのだ、仕方がないであろう」


馬車の扉が無情にも閉じられる。

ゆっくりと動き出した馬車を見送りながら、門兵は勝ち誇ったような笑みを浮かべて、ダークグレイの豊かな尾を左右に揺らしていた。


カリサと共に街を歩く耀に、彼女はキラキラと眩しい笑顔を向けてくる。

見るもの全てが新鮮なのか、道端に生える雑草にさえ興味津々な瞳を向ける。行き交う人々、呼び込む商人、口論する男たちの声にも聞き耳を立てているのが分かる。


「カリサ、はしゃいでいると危ないぞ」

「大丈夫ですよ。殿様、あっちからいい匂いがします」


駆け出したカリサを見失わないよう、少し歩みを早めて後を追うと、一軒の屋台の前で立ち止まった。


「殿様、こっちです!」

「おっ、牛獣人のお嬢ちゃん。この匂いに誘われてきたのか?」

「はい、とってもいい匂いですね」

「これ、何だと思う?」

「お肉ですか?」

「これは、芋だろう?」

「ふぇっ、殿様、もう追いついたんですか」

「兄ちゃん、良く分かったな。すりおろした芋を串に巻いて焼いたもんだ。安くて腹が膨れるから、人気なんだぜ」

「へー、お芋なんですか」


興味深そうに串を見つめるカリサの後ろから、突然、大声が響く。


「おい!牛の獣人がいるぜ!」


店主が鋭い目で声を掛けてきた男達を睨む。


「ここは牛の獣人がいたらいけないんだよ」

「よし、俺達が(かくま)ってやるから付いてこいよ」

「ついでに、可愛がってやるからよ」


ベタな悪党のセリフに感心している耀を尻目に、男たちはカリサの腕を掴む。


「やめてください!」


嫌がるカリサをヘラヘラと笑いながら、()めるように見る男たちに目を向け、耀は店主に尋ねる。


「あいつらは?」

「この向かいの廃屋に住み着いた、野盗だよ。うちの客に絡んで迷惑してんだ」

「お前になんか恨みでもあるのか?」

「ああ、あいつらの頭目は、俺の兄貴なんだ」

「その兄弟喧嘩に、俺が首を突っ込んでもいいか?」

「構わねえよ、早くお嬢ちゃんを助けてやんな」


店主の言葉が終わると同時に、全身から魔力を放出すると、街全体が一瞬、魔力の圧に打ちのめされるように震えた。


「さて、正義の味方の出番だな」


耀が目を向けると、ひとりの男は既に意識を失い、倒れていた。


「殿様!」


男たちの隙をついて、駆け出し胸に飛び込んできたカリサを抱きとめる。


「下がっていろ。あの店主は手練だ、一緒にいるといい」

「はい!」


店主の方に駆け出すカリサを確認すると、耀は鋭い視線で男たちを睨む。


「ひとりずつ可愛がってやろう」

「お、お、お前、悪魔だったのか」


この世界の住人でも理解し難い魔力に、男たちは後ずさる。


「悪魔ね。そうだな、この世界ではなく、別の世界の悪魔だ」

「よそ者が都で暴れたら、王様が黙っちゃいないぞ」

「ルシファーか。ちょうどいい、さっき追い返された借りを、お前らから返してもらおう」


ひとりの男の胸ぐらを掴み持ち上げると、向かいの廃屋に投げ込んだ。さらに、横で震える男を掴むと、廃屋から一斉に駆け出してきた男たちに向かって投げつけた。

身を(かわ)しながら、拳を叩き込み、膝を落とし、男たちを次々と沈める。反撃の隙すら与えず、的確にひとりずつ丁寧に可愛がる。

最後の男が地面に転がると、奥でふんぞり返る男へゆっくりと歩み寄る。


「さて、俺はあの屋台の食いもんが気に入ってんだ、まだちょっかいかけるのなら、容赦はしないがどうする?」

「うるせー!ここは俺達の寝床なんだ、悪魔が口を挟むことじゃねーだろう!」

「そうか」


一言呟くと、拳を床に叩き込む。轟音とともに建物が揺れ、廃屋が崩れ始める。


「空の見える、良い寝床にしてやったぞ。感謝しろ」


耀の暴れっぷりを見ていた人たちから、一斉に拍手と歓声が上がる。


「すげーぞ、あの悪魔は桁違いだ!」「魔法を使わず身体(からだ)一つで戦う悪魔なんて、初めて見たぜ!」「どこの領主様かしら、私、あの方に仕えたいわ」「愛人にして!」「ああ……素敵すぎてお尻のホールも震えちゃう……!」


様々な声を浴びながら、耀は屋台へ向かうと、店主の横で彼を見つめるカリサの頭を撫でる。


「怖くなかったか?」

「はい、殿様と一緒だったので怖くありませんでした」

「兄ちゃんすげーな」

「しばらくおとなしくなるだろう」

「ああ、あれじゃあもう住めねえしな」


店主は呆れた表情で、瓦礫の山と化した廃屋に目を向ける。


「ほれ、持っていきな」


瓦礫の山から抜け出し、逃げ出す男たちを眺めていた耀とカリサに、焼きたての串が差し出されていた。


「喰ってもいねえのに、気に入ったなんて言われちゃ困るんだよ」

「ありがとうございます」

「あんたら主従関係なんか?」

「まあ、そういったところだな」

「お嬢ちゃん、良い主人だから、しっかり仕えるんだぞ」

「はい!」


歩きはじめた耀の袖が、ふいに引かれる。


「あ、あの……殿様……」


串を手に心配そうな表情で、耀を見つめるカリサに穏やかな声をかける。


「心配するな、ひとりも殺しちゃいない」

「はい!」


笑顔になったカリサと、串を頬張りながら、屋敷へと向かった。


——一方、宮殿では。


「陛下、膨大な魔力を放ちながら街で暴れる男が居るようです。すぐに近衛兵を差し向けます」

「待て!——ラウムよ」

「間違いございません。先程の魔力はあの男のものであります」

「其方が追い返した男であるが、どう責任を取る?」

「は、そのような男には見えませんでしたが……」

「間違いないのであるな。あの男、この都程度なら一日もかからず破壊し尽くす力を持つ」

「そもそも、なぜ追い返した」

「牛獣人を宮殿に入れようとしておりましたので」

「——牛獣人を宮殿に入れてはならぬ決まりはないが」


ルシファーは視線ひとつで、兵たちの空気を凍らせた。


「いや、しかし……」

「其方の独断と偏見、それを行動に移した事により、この都は窮地に立たされている」


ルシファーが静かにカップをおろす。


「衛兵!その男を捕らえよ!本日の門兵も全て捕らえよ。その一族郎党も全て捕らえ牢に入れよ!」


閉じられた扉の向こうが慌ただしくなる。


「さて、ラウム。どうしたものか」

(それがし)が屋敷に戻り、連れて参りましょう」

「頼めるか」

「お任せください」


豪奢(ごうしゃ)な馬車が猛スピードで宮殿から飛び出した。周りを近衛兵の騎馬が取り囲み、醸し出す物々しい雰囲気に、道行く人は自然と進路を空ける。屋敷も近くなる頃、御者台から大きな声が聞こえる。


「ラウム様!いました!」

「止めよ!」


どう見ても仲良くデートを楽しんでいるようにしか見えない、耀とカリサを近衛兵が取り囲む。


「さっき、暴れた悪魔とその従者だそうよ」

「王様がお怒りになられたんだろ」


そんなヒソヒソ話を尻目に、近衛兵が一斉に馬をおり、耀とカリサにひざまずく。


「先程は、失礼いたしました」


馬車からラウムが降り、耀の元へ歩み寄る。


「其方がひと暴れしてくれたお陰で、つまらぬ輩が片付いたのであるな」

「また行くのか?」

「然様であるな」

「カリサは?」

「共に馬車に乗るが良い」


耀とカリサが馬車に乗り込むと、周りを騎馬兵が取り囲み、厳戒態勢で馬車は出発する。


「あの悪魔、やっぱり凄いやつだったんだ」「何とかして娘を嫁がせられないか……」「うほっ、男もいけるかしら……」


道行く人々の様々な思いを受けながら、馬車はゆっくりと宮殿に進む。

その門の前に到着すると、がっしりとした身体を燕尾服で包んだ男に案内される。

キョロキョロとするカリサにラウムが声をかける。


「カリサよ。これより応接室に赴くが、弁えておるな」

「はい、殿様の後ろに立ちます」

「よかろう」


豪華な扉が開かれると、中には人影が一つ立っていた。その人影は、部屋に入る足音に振り返る。

深みのあるネイビーのミリタリージャケットは、身体のラインに沿うように仕立てられ、金色のボタンと装飾が格式を添えている。肩章と袖口には赤い縁取りが施され、威厳のある(たたず)まいを演出。ウエストは華美なゴールドの装飾ベルトで引き締められ、洗練されたシルエットを強調している。

ジャケットの下には、繊細なフリルがあしらわれた純白のブラウスが覗き、厳格な軍服に優雅な女性らしさを加えている。スカートはショート丈で、黒を基調としながらも、裾には白と黒のフリルが幾重にも重なり、動きに合わせて優美に揺れる。

頭には、軍帽に似せたブリムを被り、同系色の生地にゴールドの装飾が施されたデザインが統一感を持たせる。

首元には赤いリボンが流れるように結ばれ、衣装全体のアクセントとなっている。


——そして、それを着ているのは、マッチョだ。


短い袖口から伸びる、太い上腕二頭筋と上腕三頭筋、ブラウスも弾けそうなほどにたくましい大胸筋、フリルの動きに合わせて見え隠れする大腿直筋、外側広筋、内側広筋、太い首の上には美しくも威厳のある、王としての顔がある。

身体のラインに沿うように仕立てられた、ミリタリーロリータの衣装が、筋肉に引き伸ばされ、布地が悲鳴を上げているようにすら見える。


「よくぞ参った、()がこの世界を統べるルシファーだ」


歩み寄り手を差し伸べるルシファーと握手を交わす。


「お前、いい趣味してるな」

「殿様、王様ですよ……」


カリサが耀の袖を引き、小声で告げる。


「構わぬ、(ぬし)は余の臣下ではない。普段どおりでよい」

「それで、俺に何の話があるんだ」


ルシファーは手振りで、耀にソファを勧める。

耀が腰をおろすと、その後ろにカリサが立ち、向かいにはルシファーとラウムが腰をおろした。

応接室まで案内してくれた男が、三人に紅茶を差し出す。それを見たルシファーが徐ろに口を開く。


「主は、力を求めてこの世界に来たと聞いた。余も主に力を授けようと思うが」

「断る」

「なにゆえ?」

「まずはお前の望むものを聞いてからにしたい」

「うむ。実はな……」


真剣な表情で、膝に肘をつき、身を乗り出すルシファーの様子を見て、後ろに立つカリサの喉がなる音が聞こえた。


「この衣装が気に入っているのだが、一着しかなくてな。聞く所によると、主が住まう国では、このような文化が盛んだと。余に服を贈ってくれぬか?」


耀も真剣な目になり、身を乗り出して話しはじめた。


「ロリータファッションか……もっと可愛いやつもあるぞ」

「良いな……どのようなものがあるのか?」

「甘い可愛らしさを追求した甘ロリ、エレガントさとクラシックさのクラロリ、ゴシックファッションと融合したゴスロリ、パンクファッションを取り入れたパンロリ、そしてお前が着ているミリロリ、俺が知っているのはその程度だが、他にもあるかもしれない」

「全て贈ってくれぬか?」

「ああ、だが、お前の体格に合わせると、作るしかなさそうだ。少し時間がかかるぞ」

「構わぬ」

「それと、サイズを知りたいから、なにか服を一着貸してくれないか?」

「それも構わぬ」

「出来上がったら、ラウムに頼んで運ばせよう」

「主が運んでくれぬのか?」

「それは無理だ、俺はラウムに頼らなければ、この世界に来れない」


横で話を聞いていたラウムが、ルシファーに助言する。


「この者が世界を渡る条件のひとつに、その世界に妻がなければならぬと——」

「うむ、(しか)らば余の妹を……」

「——ダメです!」


突然響いたカリサの声が終わるとほぼ同時に、耀が声を上げる。


「ダメなのか?」


一瞬、沈黙とカリサの冷たい視線が支配した空気を、気に留めることなく耀が話を続ける。


「俺が運ばなくても、お前は服が手に入る。それだけで目的は果たせるだろう」

「しかし、それでは余の立場がない」

「貸しにしておこう。それと一つ教えてほしいことがある」

「貸しか……主が必要とすれば余が力を貸すことを約束しよう」

「それで構わない」


耀とルシファーは硬く握手を交わした。


「して——聞きたきことは?」


ルシファーが流れるように切り出した言葉に、耀は更に真剣な表情を浮かべ、話を続ける。


「概念世界を乗っ取ることは可能なのか?」


一瞬ルシファーの眉が動き、殺気が向けられた。


「主はこの世界を欲するか?」

「違う、俺の世界を守るためだ」


耀の言葉で、ルシファーの殺気は収まり、穏やかな口調で言葉を紡ぐ。


「結論から申せば、可能だ。主の問いは、幾万の魂が求めてきたものである」

「どうすれば乗っ取れる?」


ルシファーはソファに深く腰をおろし、話をはじめた。


「概念世界は人間の概念が具現化した世界だ。この世界も悪魔が住まう世界という概念が具現化した」

「——にしては、美しい世界だな」

「一度具現化した世界は、そこに住まう者によって作り変えられるのが当然だ」

「なるほどね」

「具現化したものを乗っ取るには、概念を上書きすれば良い」

「例えば?」

「悪魔が住まう世界を、悪魔しか住まぬ世界と上書きすれば、そこの獣人は消え去る」

「さっきの話だと、それには相当な人間の思念と、時間が必要だな」

「概念は重なれば混ざり、混ざれば別の概念となる——上書きとは想像より遥かに困難なものだ」


ルシファーの声は、概念の書き換えの困難さを、物語るように穏やかだった。

耀は、少し目を伏せた後、ルシファーに再び問いかける。


「この世界に満ちる魔力を、俺の魔力に変えてしまえばどうなる?」

「分からぬが、世界の根幹を揺るがすのは間違いない。主がこの世界の神となるのではないか?」

「なぜだ?」

「この世界の魔力は、膨大な時間をかけて多くの人間の思念によって作られた。ゆえに絶対的な王者は存在しない」

「先の争いは絶対的な王者がおらぬゆえ起こったものであるな」


ラウムの言葉にルシファーが小さくうなずくと、ゆっくりと目を閉じた。


「それを主ひとりの魔力に変えれば、主はこの世界において絶対的な存在となる。それを神と呼ぶのは自然ではないか?」


ルシファーが再び身を乗り出し、耀に訪ねる。


「重ねて聞くが、主はこの世界に害をもたらさぬな」

「もちろんだ。俺の世界の概念を変えたいとは思ったが、この世界はいらない」

「どの様に変えたいのか?」

「まだ分からない。まずはこの身体から、俺の世界を切り離すことだ」

「……死するか?」

「いや——ラウムにも同じことを言われたが、死ねば切り離せるのか?」

「これは予想でしかない。死して無にいたるか、概念世界だけが残るかは、その時にならねば分からぬ」

「——そうか」

「陛下、そろそろ……」


ルシファーの後ろで控えていた男が、小さくもはっきりと聞こえる声で、会話を中断した。

ルシファーはうなずくと、ゆっくりと席を立ち、扉へと向かう。


「余は執務に戻る。くれぐれも服を忘れるでないぞ」

「ああ、任せておけ」


耀は部屋を後にするルシファーを見送り、冷めた紅茶に口を付ける。そして、ルシファーとの会話を静かに思い返しながら、ゆっくりと目を閉じ心に刻む。

時おり険しい表情を浮かべる彼を気遣うように、肩に添えられたカリサの手に、耀はそっと手を重ねた。

お読みいただきありがとうございます。楽しんでいただけたなら幸いです。


休憩時間や移動時間に書いていますので、のんびり投稿を進めます。

出来上がっているあらすじから考えて、R15設定にしました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ