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微笑みが呼ぶ悪魔  作者: おむすび先輩
第十二章
126/137

天使の癒し

——人間の世界にある耀の家。

十人が暮らしてもなお余裕のある大きな家のリビングで、イオナはたった一人、(たたず)んでいた。

静かに闇が空を覆い始めると、部屋はさらに広さを増したように感じられ、時の流れとともに胸の奥へ虚しさがじわりと広がっていく。


ふと、部屋の空気にひやりとした冷たさが混じった。虚ろな瞳を上げたその先に、白い霧が立ちこめ、やがてひとつにまとまっていく。


「——これは……」


霧がほどけ始め、中から伊耶那美(いざなみ)の姿が現れた。その衣にはアンナとレイが包まれている。


「幾度も足を運びしゆえ、忘れずにござりました。──これは、第三妻(だいさんさい)殿……お変わりなく」

「伊耶那美様……まさか……」


伊耶那美の声に、アンナとレイがゆっくりとまぶたを開けた。

見開いたイオナの瞳には、たちまち大粒の涙があふれる。二人はそんな彼女に、静かに微笑みかける。


「イオナ、久しぶりですわ」

「しばらくぶりでした、イオナさん」

「アンナ様……レイ様……本当に、ご無事だったのですね」


こぼれる涙を拭うことも忘れ、見つめ続けるイオナの両脇に、二人は並んで腰を下ろした。


「——レイは兄様(にいさま)に殺されましたわ。この身体(からだ)は……ラウムが新しく作りましたの。もちろん兄様の魔力ですわ」

「私は召されかけた魂をラウムさんに(さら)われて……そして、魔王さんに身体を与えられました。私もご主人様の魔力です」


イオナは二人の話に出てきた、一人の男の姿を探すように視線をさまよわせた。


「耀様は……ご無事ですか?」

「はい、イオナさんの言ったとおり、たくさんの女に囲まれて幸せそうですよ」

「兄様は今、ヴェリディシアに行っていますの。あの世界を乗っ取り——神になっていただきますわ」

「——神に……」

「そうですわ。ヴェリディシアの神になっていただきますの」


レイの言葉を受けても、イオナの表情にはまだ戸惑いが残っていた。


「神……ですか……」

「はい。神様です」


不意に、耳元へと顔を寄せたアンナが甘く(ささや)いた。

イオナはぞくりと身を震わせた。羞恥(しゅうち)と戸惑いを隠すように両腕を擦り、視線を()らす。


「イオナにも手伝ってほしいのですわ」

「何をお手伝いすれば」

「最低二千人分の武器と防具を集めてほしいと、ダンタリオンに伝えてくださいまし」


イオナは正面を見据え、しばし思案した。やがて口元に静かな笑みを浮かべる。


「分かりました。十日あれば必ず……」

「——お願いしますわ」


レイが笑顔で立ち上がる。その横で、アンナが(つや)めいた瞳をイオナへと向けていた。


「さあ、アンナ。忘れ物を持って出発しますわ」

「はい、ではお部屋に行ってきます」


それぞれの部屋へと向かう二人を見送ったあと、伊耶那美がイオナに語りかける。


「第三妻殿、君がこと、恋しゅう思うておられますか?」

「はい……胸が裂けそうなほど……」

「第三妻殿の助力、()が君へ必ずや伝え申すといたそう」

「はい……できれば迎えに来てほしいと……もう、人間の世界に生きる意味はありません」

「必ずや、伝え申すといたそう」


やがて、レイが先にリビングへと戻ってきた。手には『幻影虚像録(げんえいきょぞうろく)』を握っている。


「レイ様、それだけですか?」

「そうですわ。イオナ、残っているものは全て処分してくださいまし」

「——はい」


続いて、アンナもリビングに姿を現す。彼女の手にあったのは、大きな紙袋ひとつだけだった。


「アンナ様もそれだけですか?」

「はい。イオナさんに頂いた、ご主人様の躾セットです」

「そうですか……」

「残ったものは処分していただいて構いません。お願いしますね」

「——かしこまりました」


二人は伊耶那美の元へ歩み寄り、その衣に包まれる。


「イオナ、また会える日を楽しみにしていますわ」

「イオナさん、早く会えるといいですね」


その言葉を残し、伊耶那美は二人を包んだまま、白光を帯びた霧となって消えた。


「——元気そうで良かったです」


——ヴェリディシアの地下居住区に到着した耀は、一軒の小さなあばら家の二階で、外を眺めていた。


「思ったより明るいな……これも魔法なのか?」

「魔法じゃない、そういう石。あの光で作物を育てる」


ゾーヤの説明に、耀は小さくうなずいた。


「なるほどな……ゾーヤは一人で大丈夫か?」

「大丈夫。地下居住区の入口は一つだけ。近くに隠れて人が入ってきたら殺す」

「そうか。朱美(あけみ)、そろそろ始めるか?」

「——待って」


ゾーヤが窓の外を指差す。耀の視線の先、家の前の道に次々と人影が現れた。

ひとり、またひとりが列を成すように歩み寄り、瞬く間に道を埋め尽くしていく。ざわめきと足音が石造りの壁に反響し、地下の空気がざらついた。

ゾーヤが代表者に入ってくるよう声をかけると、一組の男女が耀の部屋へ足を踏み入れた。


「お初にお目にかかります。下にいる者たちを率いる、ボリスと申します。そしてこちらは妻の……」

「タニヤです」

「そうか……それで、部屋の入口に立っているやつは?」

「んっ。殺す?」


ゾーヤの物騒な言葉に、ボリスは慌てて手を振った。


「お待ちください……我が娘のアーシャです。あとひと月で十八となります。地上の娼館で娯楽に供されるとの達しがあり、心を病んでしまいました。近くで待たせてください」

「ああ、構わないが……それで、外の連中は何だ?」


窓に視線を向ける耀に、ボリスとタニヤが答える。


「不躾ながら……あなた様を疑っているわけではありませんが……」

「不安に思っている者もおります。まず私達夫婦が率いる約千人で、お試しいただきたい」

「試す?」

「はい。我が組は子供や年寄り、身体の弱い者ばかりで、仕事もできず戦えません」

「人柱だな……朱美、やれるか?」

「はいー。つらい記憶を主様(あるじさま)に押し付けるついでに、身体も治しちゃいますよー」


朱美はいつもの調子で笑みを浮かべて窓から飛び出すと、背中の翼を大きく広げ、空中にとどまった。

両手を大きく広げ、足元で不安げに見上げる人々に届くよう、声を響かせる。


(なんじ)らに我が(しゅ)の慈悲を与える。我が主は全てを受け入れる……汝らの心に(よど)む闇をも受け入れ、全ての者に癒やしを与える」


翼を大きく羽ばたかせると、輝く小さな光が降り注いだ。その粒が人々に触れるたび、黒紫(くろむらさき)色の煙となってかき消える。

しばらく静寂が流れた後、窓からは小さなどよめきが届き始めた。

朱美が部屋に戻り、耀の様子をうかがう。


「主様ー、どうですかー?」

「……生まれながらに死ぬことを求められ、死ぬための子を育て、そして死ぬために地上へと連れ去られる親を見送った気分だ」


耀の言葉に、ボリスとタニヤは息を呑み、目を見開いた。二人の瞳には、驚きと、そしてほんのわずかな安堵が入り混じっていた。


「まさか……」

「ほとんどの連中が似たような記憶を持っている。中には、歯向かって警備兵に殺される両親を見た者もいるな」

「本当だったんですね……」

「朱美、この夫婦と娘にもやってやれ」

「お任せあれー」


軽い掛け声と同時に、小さな光が降り注いだ。

扉の向こうから、美しい女性が入ってきて、タニヤに抱きつく。


「——お母さん」

「アーシャ。大丈夫なの?」

「うん。不安が消えた。もう地上に上がっても平気だと思う」


泣きながらアーシャを抱きしめるタニヤを見て、ボリスが耀に深く頭を下げた。


「娘を、ここに置いてください。死ぬと思っていた娘です……あなた様にお仕えさせたい」

「いや、それは困るんだが……」

「私たちは、天使様の案内と先行する者、それからこの家を守り連絡を担う者に別れます」

「それで?」

「娘には、あなた様の身の回りの世話をさせてください」

「そうだな……俺はこのヴァレリアと部屋に引きこもる。外とヴァレリアの連絡係をしてくれないか?」


アーシャの顔が引き締まり、ヴァレリアに向き直った。


「よ、よろしくお願いします」

「うん。こちらこそよろしく頼む」

「じゃあ、あとはゾーヤと朱美、それとお前たち夫婦に任せる」


うなずいたボリスとタニヤに、ゾーヤが冷ややかな声で釘を刺した。


「耀の存在は、誰にも漏らしちゃだめ。もし話せば——私が殺す人数が増える」

「——承知しました」


「じゃあ始めるか」


耀のひと言で、ゾーヤと朱美は足早に外へ出ていく。ボリスとタニヤもそれに続き、集まった人々へ指示を飛ばし始めた。


「あの、私は何をすれば?」

「一階で待機して、何かあれば呼んでほしい。食事の準備ができたときも声をかけてくれ」

「分かりました!」


ヴァレリアの指示にうなずき、アーシャも部屋を後にした。窓の外からは、すでにざわめきが(かす)かに響いていた。


部屋の扉が閉じ、静けさが満ちた瞬間、ヴァレリアの胸に耀が身を預けるように抱きついた。


「殿様、どうしたんだ!」

「想像していた以上に……負担が大きい。朱美が動き始めたんだろう……」

「大丈夫か、殿様」

「ああ……しばらく、こうしていてくれ」


ヴァレリアは耀を強く抱き寄せ、その背をゆっくりと撫でた。耀の肩はわずかに震え、息が浅く速くなっていた。


——五日が経った。

耀は床に横たわり、その瞳は焦点を失っていた。

ヴァレリアは彼の頭を優しく撫で続けながら、心配そうな表情を浮かべている。


「なぜ……俺がこんな目に遭わなければならない……なぜだ……」

「俺がお前らに何をした……何の仕打ちだ……」

「もう誰にも関わりたくない……そうだ、俺は孤独を求めただけなんだ……なぜ女どもが寄ってくる……なぜ、俺の世界をかき乱す……」


小さな声で放たれる、こうした言葉が増えてきた。ヴァレリアの胸に、焦りが募る。


「殿様……私一人では無理だ……あと十五日もあるんだ……」


しばらく耀の顔を見つめたヴァレリアは、決意を固めて小さく頭を下げた。


「殿様、勝手な行動を許してくれ」


部屋を出ると、一階の階段脇で待機していたアーシャが立ち上がった。


「ヴァレリア様、どうかなさいましたか?」

「うん。すまないが、大至急ゾーヤさんに伝言を願いたい」

「はい。なんとお伝えすればいいですか?」

「カリサを連れてきてくれと」

「分かりました。すぐに伝えます」

「どれくらい時間がかかる?」

「一日もあれば伝えられます」

「そうか……できるだけ早く頼む」

「はい!」


アーシャが外へ駆け出すのを見送ったヴァレリアは、再び部屋に戻り、耀の脇に寄り添った。光のない瞳を見つめながら、そっと彼の手を握った。


——キッチンで料理をしていたカリサの目の前に、突然ゾーヤが現れた。


「ふぇぇぇー!ゾーヤさん。どうしたんですか?」


驚いて目を丸くするカリサに、ゾーヤが淡々と告げる。


「んっ。ヴァレリアがカリサに来てほしいって」

「何かあったんですか?」

「分からない。でも急いでる」

「どうしましょう……アンナさんも忙しそうですし、子どもたちの食事の準備をする人がいません」

「ラウムを頼る」

「そうですね……いつ出発するんですか?」

「できるだけ早く」

「じゃあ、もう少しなんで、ご飯を作ったら領主様のお屋敷に行ってきます」

「んっ。私が行ってくる」


カリサは手際よく料理を仕上げ、盛り付けた皿をテーブルに並べ終えた。


「みんなー、ご飯できましたよー!」


カリサの声が屋敷に響くと、子どもたちが食堂へ集まってきた。美味しそうに食べ始める様子を笑顔で見守ったカリサは、自室に戻り、出発の準備を始める。

ちょうど着替えを終えたところに、ゾーヤが一人のメイドを伴って入ってきた。


「カリサ、このメイドに任せる」

「はじめまして。ゾーヤ様から話は伺いました。旦那様のもとへ急いでください」

「あ、ありがとうございます。お任せして大丈夫ですか?」

「はい、お任せください。もう二名のメイドも参ります」

「ふぇぇぇ……なんか大事になっちゃいましたね」


焦るカリサに、ゾーヤの冷静な声が届く。


「カリサ、行こう。私につかまって」

「は、はい」


カリサがゾーヤの肩に触れた瞬間、二人の姿はかき消えた。


——ゾーヤへの伝言を頼んだ翌日。

耀の部屋の扉が静かに開かれた。ヴァレリアが振り返ると、そこにはカリサが立っていた。


「ヴァレリアさん……殿様、どうしたんですか?」

「カリサ、助かった……私にはもう、何が起こっているのかも分からないんだ」


うなされるように孤独を求める言葉を繰り返す耀を見たカリサは、静かに歩み寄り、床に腰を下ろす。そして耀の頭をそっと抱き上げ、自分の膝に乗せた。


「ヴァレリアさん。大丈夫ですよ。任せてください」

「ああ……少し休ませてもらっていいか?ずっと寝ていないんだ」

「はい、大丈夫です。安心して休んでください」


カリサは耀に顔を近づけ、小さな声でささやいた。


「殿様、しっかりしてください。ミルクの時間ですよ」


わずかに視線が動いたのを見て、カリサは服のボタンを外し、胸を露わにする。


「はい、殿様。しっかり飲んで、休んでくださいね」


耀を抱き上げ、口元を胸に押し当てた。


「殿様、慌てないでください。むせてしまいますよ」


その様子を見ていたヴァレリアが、少し戸惑いながら声をかける。


「大丈夫なのか?」

「はい。殿様は本当は甘えん坊さんなんです。赤ん坊のようにあやされたいんですよ」

「そ、そうなのか?」

「本を読んでもらったり、子守唄を歌ってもらったりしたいんです。でも、殿様自身がそれを必要としていることに気づいていないんだと思います」


不思議そうに二人を見つめるヴァレリアに、カリサはさらに続けた。


「殿様は頼られてばかりです。レイさんもアンナさんも、ゾーヤさんも。そしてルナリアさんやヴァレリアさんもそうでしょう?」

「確かに……頼ってばかりだな……」

「朱美さんだけは、殿様と二人きりの時に膝枕をして甘やかしています。その時の殿様は、とても優しい顔をしているんですよ」


しばらく静かな時間が流れた。二人の様子が微笑ましく見えてきたヴァレリアは、口元に笑みを浮かべる。


「なあ、カリサ。カリサは殿様のどんな存在になりたい?」

「そうですね……お嫁さんになりたいです。でも、殿様を癒やしてあげられれば、それでいいです」

「そうか。そうなったら、カリサは殿様にとって大切な存在になるな」

「ヴァレリアさんはどうなんですか?」

「そうだな……私は走る以外に取り柄がないから、殿様の脚になって走り回りたいな」

「いいですね。ヴァレリアさんの背中に乗って走っている時の殿様は、子供みたいです」

「そうだな。胸を掴まれるのも慣れた」

「殿様が手を伸ばすと、ちょうどヴァレリアさんの胸の位置なんですよ」

「そうか……最初は恥ずかしかったけどな」

「そういえば、ヴァレリアさん知ってます?」

「何をだ?」


小さく首を傾げるヴァレリアに、カリサは微笑んだ。


「殿様が絶対に言うことを聞くっていう女性」

「そんな人がいるのか?」

「はい、レイさんに聞いたんです。綾乃(あやの)さんって方らしいですよ。その方の言うことは、絶対に聞くらしいです」

「すごい人がいるんだな……」


カリサの胸元で耀の視線がわずかに動き、焦点の合わないまま彼女をとらえた。


「……カリサか」

「殿様、大丈夫ですか?」

「ああ……どうしてここにいるんだ?」

「すまない。私がカリサを呼んだんだ」


カリサは耀の頭をそっと抱きかかえ、膝に優しく乗せた。


「ここでゆっくりしてください。殿様は無理しすぎです」


耀はカリサの膝で、ゆっくりとまぶたを閉じた。


——二十日が過ぎた日。耀の部屋に、ゾーヤと朱美が戻ってきた。

部屋の中では、耀を抱きしめたカリサをヴァレリアがさらに抱きしめ、耀は二人の胸に挟まれている。


「主様ー、エッチですー」

「んっ。耀はエッチ」


からかう二人に、カリサとヴァレリアの厳しい視線が向けられた。


「そんなこと言わないでくれ。これが殿様を落ち着かせるのに良かったんだ」

「そうなんですよ。本当に大変だったんです」


二人の胸の間から、こもった耀の声が聞こえる。


「ゾーヤと朱美か……」

「んっ。来た」

「主様ー、寂しかったでしょ?」


カリサとヴァレリアから離された耀の顔を見て、ゾーヤと朱美は息をのんだ。

輝きを失った黒い瞳は焦点が定まらず、やつれきった顔の上で小刻みに震えている。

その肌は黒く染まり、掲げた手も同じく真っ黒だった。


「耀。一旦、帰ろう」


ゾーヤの声に、朱美もうなずく。


「主様、その魔力はどうにかできますか?」

「ああ、前の世界に貯めていた魔力よりは少ない」

「取り込める?」

「大丈夫だ。カリサとヴァレリアもいるからな。ボリスたちを呼んでくれ」

「んっ」


ゾーヤに呼ばれ、ボリス、タニヤ、アーシャが部屋に入ってきた。


「お呼びでしょうか。そ、そのお姿は……」

「お前たちが受け続けた苦しみ、確かに受け取った……」

「——そのようになってまで」

「気にするな。また戻る……」


耀の言葉が終わった直後、ゾーヤが耀を抱きしめ、他の三人はゾーヤの肩に触れた。

刹那(せつな)、ボリスたちの前から、その姿が消え去った。


お読みいただきありがとうございます。楽しんでいただけたなら幸いです。


休憩時間や移動時間に書いていますので、のんびり投稿を進めます。

出来上がっているあらすじから考えて、R15設定にしました。

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