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笑えるように  作者: 遠藤 敦子
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 「わかりました。就活と勉強頑張れよ。落ち着いたらいつでも連絡待ってる」と僕は返信する。それ以来、僕と晴海さんは連絡を取り合うことはなくなった。

 もう連絡は来ないとわかっていたけれど、僕はどこか晴海さんからのLINEを期待していたのだ。夜になると連絡したい衝動に駆られていたものの、今は忙しいし迷惑だよなと冷静に考えるようになった。連絡しようかなという気持ちには何度もなったものの、ここで連絡してしまうとあのストーカー男と同じレベルに成り下がることになるから。

 連絡は取れなくても、どうか平穏に幸せに暮らしていてほしい。僕はそう願っていた。それからは僕も気持ちを切り替えて仕事に邁進するようになる。元妻の不倫で離婚になったこともあり、新しく誰かと恋愛しようという気持ちにはなれなかった。むしろ1人暮らしが楽すぎて、もうこのままで良いと思っている。

 転職したての頃に「小宮山くんは結婚願望とかないの?」とお節介な年配女性社員に聞かれたこともあったっけ。「僕、実はバツイチで……」と言うと、「あ、なんかごめん……」と気まずそうな顔をされたことを思い出した。


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