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笑えるように  作者: 遠藤 敦子
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 水曜日、僕は体調不良で会社を早退した。僕の家は晴海さんの大学を通っていった場所にあるのだけれど、校舎前で金属バットを持った男が暴れている。まさかあのときの男ではないかと思って遠巻きに見ていると、やはりそいつ本人だと僕は確信した。男は「御手洗晴海を出せー!」とかなんとか絶叫しながら金属バットを振り回している。このままでは晴海さんが危ない。そう思い、僕は思わずLINEした。

 するとすぐに返信が返ってくる。近くにいる友達が彼女を空いている教室に匿ってくれているようだ。男は複数の警備員と屈強な男の先生方に取り押さえられている。その隙に僕はスマホから110番通報した。

「もしもし、警察ですか? A女子大前で若い男が金属バットを振り回しながら暴れてます。知人の女子学生のフルネームを叫んでて、危ない状況なのですぐ来てください!」

 間もなく警察官が到着する。男はあっさりと警察に連行されていった。僕は目撃者ということで、離れた場所で事情聴取を受ける。事情聴取が終わった頃には体調が少し悪化しており、警察官にパトカーで自宅まで送ってもらった。


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