表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

83/317

【プロット】リサイクルショップにいる短気な男子高校生

 木製のアンティークの箱が足元にそっと置かれていた。

 リサイクルショップを物色していた俺は、不用意にも軽く蹴ってしまう。

 奥に座っていた黒ブラウスを着たおばさんの視線が刺さった。

「いけね」

 心で舌打ちし、なおも探す。

 素早く視線を移し、雰囲気のある本立てを求めて目を細めていたが、

「ねえな」

 それらしいものはない。

 本立てなどアンティークショップにはほとんど出ていなかった。

 高校の帰り道、急に思い立って寄ってみたが期待外れ。

 心を落ち着かせようとしたが、落胆の気持ちが苛々させる。

 商品を指で突いたり、足でコツンと叩いたりしてしまったので、おばさんに声をかけずらくなった。

 ため息をついてひとまず店を出た。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ