表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

75/317

【プロット】フードコートにいる楽観的な暴力団員

 マルボウは肩身が狭くなったと言われている。

 シノギがやりにくくなったし、まともに不動産も借りられない。

 服にだけは金をかけ、食い物はフードコートでB級グルメ。

 人間は外見を気にするものだ。

 高いスポーツカーにハイオクを入れて、家は安アパート。

 そんな奴はいくらでもいる。

 ヤクザはナメられたらお終いだ。

 ブツブツ言いながらお好み焼きを乱暴に千切り、口に押し込んだ。

 お茶は飲み放題なので、グイグイ流し込んでから澄ました顔で立ち去ろうとした。

 何か違う。

 暴力団に入ったものの、虚勢を張るばかりで食いつなぐだけで精いっぱいだ。

 全然アウトローではない。

 自分が納得できる何かをしたい。

 そんな時、フードコートに貼られた募集広告に目を留めた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ