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【プロット】勤勉な薬剤師が、結婚式会場に

 医学は日進月歩。

 新しい治療薬の情報を毎日収集しなくてはならない。

 いつの日か身体を完全にコントロールできるに違いない。

 薬局を経営する浅田は治療薬マニュアルを端からすべて頭に叩き込もうと睨んでいた。

 ある日、友人の結婚式に招かれ、一張羅のスーツを着て出かけていく。

 会場で大学時代の友人と昔話に花を咲かせ、また端末で治療薬を調べていた。

「相変わらずだな」

 勤勉さはずっと変わらない。

 浅田は薬と結婚したのかも知れない。

 突然会場がざわついた。

 控室から悲鳴が聞こえ、ただならぬ気配に浅田は弾かれたように駆け出した。

 新郎が倒れ、泡を吹いている。

「救急車を」

 すぐさま指示をして脈をとる。

「まずい。不整脈…… どんどん弱ってる」


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