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【プロット】頭の悪い落語家が、料理教室に

 繫上亭の前座として、話をする八游亭小八。 一日一回師匠に落語と稽古していただき、寄席のお客さんの相手をする。

 途中で筋を間違えて怒られてばかりいる。

 寄席には若い女性も多くて、観光客が後ろの方に陣取っている。

 上方落語の人気は高いが、自分の落語はまだまだである。

 頭の回転が悪くて、向いてないと思うこともしばしばだった。

「今日はスパニッシュオムレツでも作るか ───」

 気分転換に料理を作る。

 物覚えが悪い反面、料理の感性に才能を発揮するようである。

 重さを量らなくても大抵加減を間違えない。

 しかも自分流にアレンジして、おいしい味付けを開発し続けていた。

 落語家の料理教室。

 変わったシチュエーションだが、人柄の柔らかさとオリジナリティ溢れるレシピが人気だった。

「小八さん、料理番組でもやれば当たるんじゃない?」

 先輩からも勧められて、動画にしてみるが ───


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