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【プロット】浪費家の発明家が、ネコカフェに

 トラ縞模様の子猫は、目を細めて高い声を上げる。

 喉を撫でるとさらに目を細め、まるで笑顔のように見える。

「ふふふ。

 かわいいなあ」

 仕事に行き詰まった河合は、猫カフェでくつろいでいた。

 自営業なので、平日の昼間から遊んでいる。

 発明家として、いくつか特許を取った。

 ビル用スプリンクラーのヘッドを改良したアイデアを企業に買い取ってもらったお金で、次の発明の準備をしなくてはいけないのだがつい遊びに使ってしまう。

 子猫と遊んで心をほぐした後は、展示会へ工作機械を見に行った。

「こちらは、AI搭載で熟練工を遥かに超えた旋盤技術を実現敷いています」

 五千万円する最新の機械でも、発明家にとって必要と思えば迷わず契約した。

「まあ、お金はなんとかします」

 融資を限界まで受けていたため、いつも崖っぷちである。

 発明をしくじれば、あっという間に破産する。

 そんな状況でも猫カフェで何時間も子猫と戯れるのだ。


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