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チートロワイヤル

「あれ?みんな?」

僕はつぶやく。

ここは中学校の教室。

あたりがいきなり光で包まれた。


「これはいったい・・・」

授業中に突然光が現れた。

めをこらしてみると、クラスの何人かがすでに消えているように見える。


「これは僕も消えるのか・・・」

だんだんこの世界から人が消えていく。

僕たちはどうなってしまうのだろうか。

ここで僕は死んでしまうのか。


そこで人生は終わっ・・・らなかった。


「ここは?中世?」

あきらかに今までいた世界と違う空間。

洋服や建物が全然違う世界に来ていた。


「これはどういうことなの?」

僕は呟いた。

すると、僕の目の前に、文字が現れた。


「なにこれ、AR?」

空中に文字が表示されている。

そういう技術があるということは聞いたことがある。

でもまだ実用化されているレベルではなかった。


=

あなたのクラス全員を異世界に転生させました。

すべての人にチート能力を授けました。

生き残った一人のみ、願いを一つかなえたうえ、能力を持ち帰ることを可能にします

この世界で死んだ場合、現実世界に生きて戻ります。

思う存分戦ってください。検討を祈ります。

=


「あー・・・そういうやつ・・・」

僕は呟いた。

異世界転生というやつだった。

そしてクラス転生でもある。

そしていままさにゲームで流行っているバトルロワイヤルでもあった。


「しかし、それはおもしろいかも・・・ここまで人が死なないことが明言されている異世界転生はないんじゃないか」

僕は考える。

人を殺すのも殺されるのも嫌だけど、死なないと明言されていれば、それは限りなくゲームに近い。


「ためしにつねってみるか」

僕は言いながら、自分の手の甲をつまんでみた。

普通に痛かった。


「痛みのある、ゲームということか」

それは、いまのVRゲームより遥かに進んでいる。

VRのバトルロワイヤルゲームも最近だと発売され始めているが、それより遥かに進んでいる。


「自分の力がクラスで何番目なのかを試すシンプルなゲームと言えるな」

僕は普通にアトラクションのように捉えた。

バトルロワイヤルゲームなら数十分で遊べる。


「待てよ?この世界のフィールドはどのぐらいなんだろう」

そう呟いてあたりを見回す。

そして近くにいた女の子に話を聞いた。


「すいません、この島ってどのぐらいの大きさですか?」

僕は聞いた。

一周するのに一ヶ月歩く必要があるらしい。


「なるほど、1日2日では終わらない感じなのか・・・」

僕は言う。そこそこ大きい島らしかった。


「そうか・・・僕のスキルはなんなの?」

僕は聞いた。


さっきと同じように文字が現れた。

そこに僕のスキルが表示されていた。


「ぼくのスキルはこれか・・・」

僕の戦いははじまった。

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