表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/21

VSゴブリン


俺は左胸に手をあてて「ステータス」とつぶやいた。


ーーーーーーー

真島 召 隠者


LV.1


攻撃力 7


守備力 22


素早さ 41


魔法攻撃力 0


魔法守備力 24


マジックポイント21


特殊能力


気配察知(自分の五感を高めて、そのエリア一体の様子を察知できる)


存在感0(自分の存在感を消し、生命エネルギーのある物から認識されなくなる。ちなみに接触されると効力は消える)


ーーーーーー


これが俺のステータスだ。


攻撃力が低くて足が速い、、

敵に攻撃せず、とっとと逃ろ、、って事か、、まさしく隠者だなあ。


ちなみにこのステータスの確認方法は激安ナイフを買った武器屋のおっさんかから教わった事だった。、、できたらクエリアから聴きたかだったがしょうがない。クエリアの説明不足に怒りも一周して怒りも湧いてこない。


そして俺は他のダイバーやモンスターにも出会わぬように、階段に向かって歩き出した。


そして、しばらくして俺はある部屋の中に赤い球が浮いてるのを見つめた。


「なんだこれっ、、」


俺は赤い玉をさわる。

しかし何も変化はない。


その時に赤い玉の周りの空気が変わる。

そして次の瞬間、空間の境から赤い人型のモンスターが現れる。


そしてこのモンスターを俺はよく知っていた。

このモンスターは、、


「ゴブリンだーっ!」


「ぐらぁーっ!!」


ゴブリンは大声を上げた。


そして運悪く、その時ちょうどMPを無駄に消費させない為に、存在感0を解いていた為に棍棒を持ってるゴブリンに俺を追いかけられる。


「やばい!やばい!やばい!」


ただ、さすがの俺のすばやさ41、自慢の脚力でゴブリンとの距離を開けていく。

そして、次の突き当たりの右の道へ曲がると同時に、その時存在感0を発動して、みちの真ん中に仁王立ちする。


何故、そんな事をしたかったかというと、それは存在間0がモンスターにもちゃんと効くかどうか、この機会に確認したかったからだ。


、、効かなかったら逃げよう。


そしてゴブリンが道を曲がって目の前に現れる。


俺はすごい緊張感につつまれる。


しかしキョロキョロするゴブリン、明らかに俺を見失っていた。


よかった。ちゃんと存在感0はモンスターにも効くんだ。


そして、次に確認しなければいけないことがあった。それは俺でもちゃんとモンスターを

倒せるかどうかであった。

基本的に隠者という職業が戦闘に向かなくて攻撃力も低いのもわかっている。もちろん俺もモンスターと戦う気はさらさらない。しかし地下1BFのモンスターも倒せないようでは流石に先には進めないだろう。


俺は鞘からナイフを抜く、


チャンスはほぼ一回とみた方がいいだろう。

一回でしそこなえば、ゴブリンへの存在感0が解除され俺の非認識が解かれる。

となれば反撃される可能性が高い。


場合によっては死に至る可能性だってあるのだ。


そして俺はゴブリンに近づく、、そして心を落ち着かせた。そして狙うのは、、もちろん首!

俺は軽く深呼吸して

俺はゴブリンのクビに勢いよくナイフを突き立てた。

不意の一撃にゴブリンは叫ぶ事も出来ず、最後に俺の方をゆっくり向いて絶命した。


ナイフをゆっくり引き抜くと鮮血がいきおいよく噴き出した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ