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chapter4: 薬草を育てよう

「とうちゃーく」


「ぜぇ。ぜぇ。はぁ」


俺は息も絶え絶えで返答する余裕もなかった。ヨナはあれだけ走り回ったというのに息一つ乱すことがなく、にっこり微笑みながら俺の顔を覗き込んでいる。


「大丈夫? やっぱりイリスは体力ないよね」


「ヨナが元気すぎるんだよ。あんな2キロ近く走ったら普通の人は疲労困憊だよ」


「キロってなあに? 」


ヨナが頭にクエスチョンマークを浮かべている。


「あ、いや。俺の地元では距離の単位として使う言葉なんだ」


つい、日本人と会話をするように話してしまった。


「ふーん。そうなんだ! あっ、そうだ。イリス。

見てみてー。これだよ! 見せたかったのは!! 」


更なる追及があるかと思ったがヨナは興味がないようで、右手である方向を指さした。


「うーん? 荒野」


明らかに未開拓な土地が一面に広がっていた。ところどころ雑草が生い茂っているが、地面は水分を失ってひび割れており岩のように固い地面だった。


「私思うの。もしもここで薬草を作れたら町のみんなを助けられるんじゃないかって」


先ほどよりも少し傾き始めた日光がヨナの背後を照らしていた。まるで後光が差したように輝いて見える。その表情と立ち振る舞いにいつもの幼さはなく、どこか大人びた雰囲気を纏っていた。自分よりも10歳以上歳の離れた幼女にかっこよさのようなものを感じてしまう自分がいた。


「おおー。ヨナ。すごいよ! ここを耕して薬草畑にしようってことか」


確かに。ゴモリーからもらった魔法? では一時的な回復は望めても、その根底にある貧困はどうにもできない。だが、薬草を育てれば人を癒す薬とその薬草を売ってお金にできるだろう。


「えへへ。そんなに褒められるとうれしいのらぁ」


ヨナの頭をなでなでしてあげると、トロトロに惚けた顔でうっとりとしていた。褒られると子犬のように喜ぶのでまるで小動物を見ているような愛おしさがわき上がる。


我を忘れて頭を撫でまわしている自分をふと客観視したら、いい年したおっさんが幼女の頭を撫で続けるという現代日本だったら事案である。『おまわりさん、こいつです』という幻聴が聞こえて、急いでヨナから距離を取った。


一方、ヨナはどこか名残惜しそうに俺の手を見つめていたような気がする。


「そういえばヨナは森に薬草を取りに行っていたが、やはり貴重なものなのか? 」


思い出してみればヨナとの出会いは薬草を取るため森にきて魔物に襲われたことがきっかけだった。そう考えると少なくとも奈落には薬草がない。または希少であることが推測できる。ただ、奈落で貴重でも町では容易に手に入るものならば、あまり価値はなく利益も望めないだろう。


「うん。普通は人が栽培できるものじゃないっておばあちゃんが言ってた。だから、魔物がいるような危ないところから取ってこないといけないから町では高価な代物だって」


そうであろうと思っていたがやはり薬草は貴重なようだ。ということは、薬草を栽培できれば大きな利益を得ることも可能なはずだ。暗い闇の中から一筋の光が差し込んだようなそんな気がした。


ヨナは続けて言った。その眼はアンナを彷彿ほうふつさせるような力強い眼差しで、その眼光の中にはどこまでも優しさに満ち溢れたような温かさがあった。


「でもね。もし薬草を育てることができればこの町の人を救うことができる。そう思ったの! 」


薬草は人が栽培することができないから貴重なんだ。もしそれを栽培することができれば、薬草から薬を作ることもできるし、薬草を売ってお金を得ることも容易だ。この町に巣くうもっとも根源たる問題を解決できる糸口となるだろう。


大人やこの世界の頭の良い人ができなかったことをやろうとしているのだ。不可能で馬鹿げたようなビックプロジェクトだ。それをこんな小さな女の子が一人でやろうとしていたのだ。


「すごく良いと思う! もしうまくいけばみんな幸せになれる。

俺もヨナの薬草栽培の手伝いをさせてもらえないかな? 」


「本当!? わたし一人だとうまくいかなくて…… 。困っていたところなの。

だから、イリスがお金を稼ぎたいって話になったとき、一緒に薬草を作ることができないかなって思ってたんだ。

これからは、一緒にがんばろうね! イリス」


「ああ! よろしくね! 」


ヨナが手を差し出したのでそれに倣って俺も握り返す。女の子のやわらかく絹のような繊細な肌に触れるとドキマギしてしまう自分がいた。こんな幼い子相手に緊張するなんて俺はロリコンか! と思ったがよくよく見れば自分の手も、もちもちですべすべの女の子の手だった。


「問題は薬草をどう育てるかだな。

ヨナ。今まで試したことや薬草について知っていることを全部教えてくれないか? 」


「うん。わかったー」


俺の収入源だけじゃなく、この町の人を救うことができるかもしれない。この奈落の現状は平和な日本にいた俺にとって、見るに堪えない状況の連続だった。昨日の少年といい、死にそうな人ばかりなのだ。


こんな俺でも何できることがあるならばやってみたいと思った。

ざぁーっと一陣の風が吹く。昼下がりのそよ風はほのかに暖かさをもって俺たちを包み込む。まるで俺たちの進む道を祝福しているようなそんな錯覚を覚えるほどに心地よかった。


===========================================


 ヨナの話を要約すると薬草の名前はミルラというそうで、多くは森の奥深くに群生している。

まずヨナが行ったのは、ミルラを森から採集してこの土地に埋め直した。だが、うまく育たなかったそうだ。


俺はカラカラに乾いてやせ細っているこの土地が原因なのではないかと勘ぐったが、ヨナも同様に考えたようで森の比較的入り口付近の肥沃な大地に埋めてみた。しかし、こちらもうまく育たず。しかも勝手に森に入ったことがアンナさんにバレてこっぴどく怒られ研究は頓挫したそうだ。


「てか、森に入ったのは俺と会った時が最初じゃなかったんかい! 」


やけに森の地理に詳しいと思ったら何度も来ていたからだったのか。大した装備もない状態で人を襲う化け物がいるような森を、子供一人で探索するのは自殺行為だろう。むしろ、俺に出会うまで無事だったことが奇跡的だ。


「うぅ。ごめんなさい…… 。 でも比較的入り口付近にもたまーに生えているんだよ! 」


「"でも"、じゃない! ダメだよ。子供がそんな危ないところに一人で行っちゃ」


「ぐすんっ。 ごめんなさい」


ヨナが大きな涙を瞳の端にためて必死にこらえようと顔を歪めて、全身を小刻みに震わせていた。まるで弱い者いじめをしているような罪悪感がチクリと心を刺すが危ないのは事実なのでグッとこらえる。


ここでしっかりとお灸を据えないとまたやらかしそうだ。心を鬼にしてもうひと押しお叱りを入れることにした。


「ま、まぁ、次に森に入るときは大人に相談してから行くんだよ」


前言撤回。ヨナの顔を見ていたら可哀想に思えて何も言えなかった。


「うん。わかったぁー」


暗い表情から一転して元気よくそう答えた。本当にわかっているのだろうか。心配になりつつも、しばらくはヨナの近くに自分がいる。もしもの時は俺が注意すれば大丈夫だろう。


「それよりだ。なんで薬草は森でしか育たないんだろう」


切り替えて話題を戻す。ヨナの実験からミルラの薬草は肥えた土地でも育ったなかった。となると、土地の栄養や水分は関係ないのだろう。


森では群生していることから森とそれ以外には何か違いがあるはずだ。それを見つけることができれば、栽培することも可能な気がする。


「ふしぎだよね。大人は森の奥に生えているって言ってたんだけど。

森の中探検してたら、森の入り口付近にも所々生えてたりしたよ」


やはり森の中を色々と探索していたようでその行動力には感服する。それに自分なりに仮説をたてて試行錯誤する知性を持っている。もしかしてこの子はとっても優秀なんじゃないかと思い始めた。


「うーん。森の奥に行くと何かが変わるのか…… 。でも何が変わるんだろう」


「森の奥にいくほど魔物が強くなるっておばあちゃん言ってたよ」


その情報を知っていて一人で森に入ったのか。賢いのか馬鹿なのかちょっとよく分からなくなってくる。


「なんで強くなるか理由は知ってたりする? 」


「マナが強くなるとか言ってたような気がするよ」


マナとは何だろうかと疑問に思っていると、ヨナが補足してくれた。

いわく、マナは世界の生命力そのものであり世界に宿りしものだそうだ。さっぱりわからなかったが、酸素みたいなものだろうと勝手に解釈した。


「ヨナえらい? 役に立った? 」


えっへんと胸を張ってドヤ顔で笑った。普通の人から誇らしげに言われれば嫌味に感じるかもしれないが、この可愛らしい整った顔で言われると素直に可愛かった。


「よしよし。えらいぞー」


無意識に腕が伸びて頭を優しく撫でていた。


「ふふっ。やったぁー」


至福の一時という様子でヨナは嬉しそうに微笑んでいた。


おそらくマナというものがミルラの薬草栽培に必要な要素である可能性は高い。試してみる価値はあるだろう。とはいえ、ミルラの薬草を採取してそれをどこかに埋めて実験する必要がある。だが、大事な薬草そのものがない。


「うーん。マナの濃度みたいなのが薬草の生育に重要そうだけど、実験しようにもミルラの薬草がないなぁ。どうしよう」


「ん? あるよー。ここに2つほど」


「えっ、あるの!? 」


「おばあちゃんに使った分のあまりがあったからね~。

また実験しようと思ってたから大事にとっておいたの」


腰につけたポーチから小さな枝のようものを取り出して見せた。枝は小さな木のように所々枝分かれしており、その先端は持ち運びのためか折られていた。


枝の部分には所々深い緑の葉がついていて、かすかにはちみつのような甘い匂いが鼻腔をくすぐった。


「おおー。偉いぞヨナ! これがあれば試せるね」


「えへへ。また褒められた! 」


喜んでいるヨナを見ながらミルラの薬草を見れば葉が少ししおれているような気がする。おそらく持ち運んだためか、枯れつつあるようだ。


となると、1個ずつ試して様子を見るというのは難しい。ある程度仮説を立ててまとめて実験するしかない。


「この荒地は勝手に使って大丈夫なの? 」


「うん。誰も使ってないから大丈夫だよ。ここはおすすめだよ。お家からも近いし」


実験する場所はここで良いだろう。ヨナの言う通りここから家まではそんなに遠くなくて通いやすい。


「そうだね。ここで薬草を埋めて実験すれば良さそうだ。

ところでさっきのマナというのは誰でも扱えるものなの? 」


「ううん。精霊と交信できるエルフと一部の人間だけだっておばあちゃんが言ってたよ。

それが、どうしたの? 」


「やっぱり一部の人間だけか…… 。

いや、マナの濃度がミルラの薬草栽培に関係してそうだったから、マナを使ったり確認したりする術があれば確認してみたいと思ったんだ。

そう簡単にはいかないね」


「そうだね。おばあちゃんなら見えるんだけど…… 。手伝ってはくれないと思う」


さらっとヨナがとんでもない事を言う。選ばれた者だけが見れる()()をアンナさんも見れるらしい。アンナさん、実は結構すごい人だったのか? 


でもまぁ、そうだよな。アンナさんに頼れればスムーズに事が進むような気がするが、頼んでやってくれるかどうかが微妙だ。薬草栽培のために森に勝手に入ったり、薬草取りに行って死にかけたりしているわけだ。薬草系の話をするだけで、アンナさんが鬼の形相でヨナと俺を叱る様子が目に浮かぶ。


「アンナさんに頼るのはやめておこう。これ以上心配をかけても仕方ない。

にしても、ヨナのおばあちゃんすごいよな。なんでも知ってるね」


「そうなんだよー。おばあちゃんはね。むかし偉大なる予言者って呼ばれてて、ドイフ帝国お抱えの大預言者だったんだから」


「おぉ。それはすごいな」


アンナさんのことを語るヨナは自分のことのように自慢げに話す。

奈落はスラム街だ。教育なんて無いに等しい。それなのにヨナの知識はかなりのものだと思うし、頭もよい方だ。なぜだろうと疑問だった。そりゃそうだ。教えているアンナさんがこの国の知識層の人間だったわけだ。


同時に疑問も残る。なんでアンナさんとヨナはここ《奈落》にいるんだ。明らかに国の上位層の仕事をしていたならそれ相応の身分であるはずだ。それなのにこんな貧しい場所にいる。

おそらく複雑な事情があるのだろう。ここは聞くべきではないな。


「あっ、おばあちゃんの話で思い出した!

人間の内側にもマナがあってそこから魔力が生成されているらしいの。

だから、つきつめれば魔力もマナなんだって」


俺が思案しているとヨナが両手をパチンと叩いて大きな声で言った。


「つまり、魔法をミルラの薬草に使ってみれば疑似的にマナの濃度を高くできるかもしれないってこと? 」


「そうそう。ちょうどイリスは治癒魔法が使えるし薬草に使うにはちょうどよいと思うの 」


ゴモリーからもらった力が魔法なのかどうかはわからないが、ヨナの言う通り魔力の大元がマナであるなら、ミルラの薬草に魔法をかければマナの濃度をあげることができるかもしれない。


「確かにいい案だ! 」


問題は俺の力が魔法かどうか自分でもわからないことが懸念材料か。

なら―― 。


「ただ俺は魔法が何かあんまりわかってない。だから俺が魔法をかけた苗が育たなかった場合、魔法がダメだったとは言い切れない。


なのでヨナ。1つは俺が魔法をかけて埋めてみる。もう1つはヨナが魔法をかけてくれないか? 」


そこまで言ってから気が付いた。そもそもヨナって魔法使えるのだろうか?


「補助魔法しか使えないけどそれでいいなら大丈夫だよ」


「問題ないよ。じゃあ、試してみるか」


「うん! じゃあ私から。強化エンハンス


誰かが使う魔法を初めてみたので息を飲んでヨナを凝視する。彼女は少し照れくさそうに頬を染めながら、魔法の言葉を発した。すると、ミルラの薬草を赤い光が包み込み、やがてその光は消失した。


「大丈夫そう。ちゃんと付与できたみたい」


「どんな魔法を使ったの? 」


「物体や人間を強化する魔法だよ。補助魔法だから気持ち程度の効果だし、大したことないよ」


「十分すごいと思うけどなぁ」


ぼそりと俺は呟いた。ヨナは大したことないと言うが強化される度合いによっては、汎用性が高く使い勝手も良さそうだ。何より魔法のない世界からきた俺にとってはどんな魔法を使えるだけでもすごいことだった。


「ありがとう…… 。 それより次はイリスの番だよ! 」


ヨナは照れくさそうに俯いているが、口調はどこか嬉しそうに弾んでいた。


「おう」


ミルラの薬草を1つ受け取ると腕に力を込めるようなイメージを思い描く。

ヨナを助けた時は必死すぎてどうやって魔法を使ったのかあまり覚えていない。確か、最初は使うことができなかったはずだ。今回もできなかったらどうしようと不安が頭をよぎるが、それを振り払うように意識を集中して言った。


「聖救神愛≪エプリオールハイレン》」


俺の不安を余所にあっさりと魔法を使うことができてホッと胸を撫で下ろす。

そしてミルラの薬草を見て、驚愕のあまり薬草を落としてしまった。


「イリス! 大丈夫。どうしたの? 」


俺の様子がおかしいと気が付いたヨナが駆け寄ってくる。


「いや、大丈夫だよ。ありがとう。

なんか。世界が青くなって、色んな物が青く光って見えるんだ」


そう、魔法を使ってから世界が()()なったのだ。まるで青色の透ける下敷き越しに世界を見ているような。全てが青いフィルタを通しているようなそんな光景だった。


突然、世界の見え方が変わったので、心臓が飛び出そうになるぐらいびっくりした。周囲を見れば先ほど魔法をかけた薬草のまわりにも青い光が見えるようになっていた。


青色は物によって濃淡があり、同じ物体でも一つとして同じ色ではなかった。

例えばヨナが魔法をかけた薬草は薄い水色の光を纏っている。俺が魔法をかけた方が濃い青色の光を帯びていた。


「えっ!? イリスもおばあちゃんみたいに精霊眼を持っているの? 」


気が動転して見たままをヨナに伝えたが、彼女はすぐに答えを導き出した。

一見冷静に見えるヨナだが、相当驚いているようで声のトーンが安定しない。気のせいか瞳がうるんでいるような気さえする。


「せいれいがん? なに、それ? 」


「マナを見ることができる目を持っている人のことだよ。普通はおばあちゃんみたいにエルフの人が見えるんだけど。稀にイリスみたいな純粋なヒューマンでも見えるみたい」


「あれ、アンナさんってエルフだったの!? えっ、じゃあもしかしてヨナも? 」


「ううん。 あ、あばあちゃんはエルフだよ。私は…… 。…… 。ハーフなの…… 」


どこかに影を落としたような、抑揚のない口調でヨナが言った。こんな彼女を初めて見た。落ち込んでいる? いや泣きそうなのか。なんとも言えない感情が表情に出ていた。


ヨナの顔を見てようやく自分が墓穴を掘ったことを悟る。俺はなんて無配慮にずかずかと人の心に土足で踏み入ってしまったのかと。


「申し訳ない。ヨナに聞くべき内容ではなかった」


「ううん。いいの。気にしてないよ。ごめんなさい。気をつかわせてしまって」


ヨナは引きつる口角を無理やりあげながら笑って見せた。それだけでハーフという存在が、この世界でどれだけ不当な扱いを受けているのかわかってしまった。そして同時に自分の浅慮な言動に後悔で胸がいっぱいになっていく。


そのあとは地面に2つの苗を植えて、口数も足取りも重いまま帰路につく。俺とヨナの間に落ちた暗い影をすぐに解消する方法も手段も思いつかなかった。


だからせめて二人でがんばったこのミルラの栽培がうまくいくことを心から願った。きっと薬草の栽培がうまくいけばいつも通りの明るいヨナに戻るはずだから。不器用な俺にはこういう方法でしか影を払う術を知らなかった。



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