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chapter13: 商人と出会う

目が覚めると頭上に夕日が見えた。俺は広場のような場所で寝ていたようだ。あれ、なんで寝てたんだ? そう考えて記憶が走馬灯のようによみがえる。

そうだ。俺は変な男たちに捕まったんだ。ヨナはどこに。


身体を起こそうとすると腹部の鈍痛と節々が軋む。なんとか頭を動かして見ればヨナは未だ気絶していた。


「おっ、やっとお目覚めか」


男たちの一人が気が付いたようだ。俺は身体を起こしてヨナの元に近づこうとするが、手は縄で縛られ足は木製の枷をはめられていた。


「ボス。さっさとうっぱらって金にしやしょう」


「いや、あの金髪の子。なかなか可愛いな。犯そうぜ! 」


「お前子供好きだなぁ。そういうのはおっぱいのデカいオネーチャンの方がいいに決まってるだろ!?」


「わかってねぇな。未成熟なところがいいんじゃねぇか」


男たちが好き勝手に言ってくる。悪い想像は当たるものだ。奴らは俺を奴隷として売りさばくか、性のはけ口にでも使う気のようだ。自分が異性としてそういう対象に見えられることに嫌悪感しか感じない。


「おめぇら、違うだろ。こういう餓鬼は痛めつけるといい声で鳴くだよ。それが最高にたまらないだろう」


「でたでた。頭イカレ野郎はこれだから」


「んだと。コラぁ」


さっきの大男のサイコパスな発言に俺は一瞬にして竦みあがった。必死に身をよじりながらヨナの元に近づいた。ヨナは不自然な呼吸をしていて、体温がいつもより冷たく感じた。


「おめぇら。何揉めてんだ。全部やればいいじゃねぇか。俺天才だろ!? 」


一人がそう言った。すると、男たちはそれに賛同するように盛り上がっていく。


あぁ


俺は考えるのをやめた。もうここから逃げ出す術はないし、ヨナはもう長くは持たないだろう。きっと抵抗したときに何度も殴られたのだろう。ヨナは憶病に見えても意外とやるときは勇気がある。


じゃなきゃ。こんなに惨い顔にされなかっただろう。腕も足もあらぬ方向に曲がっている。

悲しい気持ちと自分の無力感に押しつぶされていた。ここで回復させてあげてももっとひどい目に合う。なら、このまま―― 。


「お前ら静かにしろ! 」


「ぼ、ボス」


男たちが俺たちに詰め寄ってくる中、ドスの聞いた低く鋭い声が響き渡った。


「手下が手荒な真似をしたようですまないねぇ」


なんの感情も籠っていない平坦な口調で言った。俺の顔をごつい手が撫でる。たわしで顔をこすられているみたいだ。


「おい。俺はなんて言ったか覚えているか。マヌケ」


大男に向かってボスが言った。俺を散々痛めつけた上に、サイコパスな思想をお持ちな大男が怯えた様子で答えた。


「は、はいっ。ミルラの薬草を栽培していた少女を生きたまま連れてこいと」


「ふばぁ。ぐふっ」


圧倒的に強かった存在がガクブルでかしずく。そんな大男に対してボスの拳が振り下ろされた。ボスの体格はやせ型でとても大男とは勝負にすらないような風格だ。でも、現実は違った。

大男が吹き飛び。地面に転がった。


「そうだ。お前の戦闘力と拷問における能力は評価しているが、いかんせん命令を聞けないのは頂けない。そういう輩がどうなるか。お前たちよく見ておけ」


「や、やめてくれ。お、俺は役に立つ。これからもっと。ボスのために」


大男がボスの元に近づくと駄々をこねる子供のように涙を流しながら懇願する。


「あぁ、役立ってくれ。我らの結束のために」


近くにいる者にしか聞こえないような声でボスが言った。事実上の死刑宣告である。

その先の未来を想像して俺はそっとヨナの元に身を寄せた。


「うわああああああああああああああああああああああああああああ」


ボスが大男の頭を鷲掴みにして、りんごを握りつぶすように潰した。スプラッター映画のように血の雨が降り注ぎ、俺は胃の内容物を吐いた。


「さぁ、わかってもらえたかね。少女よ。私がどんな人間か」


口の中の酸味を感じながら脂汗が止まらない。目の前で残虐な行為を見せられて平気なわけないじゃないか。


「質問は1つだ。答えなければこいつと同じ末路を辿る」


ボスがゆっくりと言った。そのリズムが声が、表情が、俺の恐怖を煽り立てていく。


「ミルラの薬草の栽培方法を教えろ」


頭の片隅で予想はしていた。俺とヨナに特別な能力や立場はない。そんな俺らをさらってわざわざボスが対面する状況。聞かれることは当然ミルラの薬草の栽培方法というわけだ。


ミルラの薬草は人工栽培ができない。でもポーションの材料として必要なものだ。ポーションは万能な治療薬だ。ミルラの薬草を栽培できるということは莫大な富を生む。そのぐらい俺にもわかる。


でも、こいつらはどこでその情報を知ったのだろうか。確かにヨナの家の近くで栽培していたが、自然に群生しているのか。人の手で育てられてのか。見分ける手段はない。


唯一知り得る手立ては、俺たちの会話や行動を監視していた者だけだ。または、俺らがミルラの薬草を栽培できると教えた人たち。嫌な想像が頭を過る。


「どうした? しゃべりたくないなら、しゃべりやすくしてやるだけだぞ」


ボスは手に刃こぼれしたナイフを手にしている。

あれで刺されたら痛いだろうな。痛いのは嫌だ。泣きたくなる。というかもう泣いてる。


でも、ここで栽培方法を言ったらコイツがいい思いをして終わりだ。どうせ答えても俺には最悪の未来しかない。ならせめて―― 。


「嫌だ。教えてもどうせひどい目にあうんだ! 」


涙でゆがむ視界。うるさく鼓動をやめない心臓。それに呼応するように、震える身体から絞り出すように言った。


ボスは気持ち悪い笑みを浮かべてナイフを振り下ろした。俺はぎゅっと目をつぶって―― 。


「いやああああああああああああああああああああーーーーーーー」


ただ、叫んだ。ナイフで左腕をノコギリのように切るのだ。でも刃こぼれしているからそれが痛くて痛くて。視界が点滅するようだった。


「おいおい、こんなところでお漏らしするじゃないよ。だから言っただろう。俺の問いに答えればこんな思いはしなくて済んだんだ。


お前に選択肢はない。知っていることをしゃべれ」


霞む意識のなか、絶え間なく苦痛がやってくる。もうしゃべってしまって良いのではないか。そう思う場面が幾度となくあった。それぐらいの時間。痛めつけられた。


でも、俺を支えているのは強い怒りだ。ヨナはこのままででは死んでしまう。俺もどうせ地獄行き決定だ。なら、コイツにだけは良い思いをさせたくない!


「そうか。残念だ。女というのは不思議なものでな。拷問をしているとなかなか口を割らない奴がいる。そういう輩は一度決心するとどんな拷問にも耐えるんだ。でも、所詮女は女。脆弱だ。

俺はそういう経験は豊富だ。こういう時どうするのがお前たちに効果的か知っている」


雄弁に語りながら身動きの取れない俺のまわりを歩き回る。そして、ゆっくりとその足取りがヨナの方へ近づいていく。


「や、やめろ! 」


何をしようとしているか、察したと同時に声が出た。喉が枯れてひどく掠れた声だったが、まだこれだけ声が出せたことに自分でも驚いた。


「さて。この少女。可哀そうにうちの奴らにいじめられて醜い姿だ。

内臓もいってしまってるなぁ。骨折もひどい。肺に骨が刺さっているのだろうなぁ。ひどい呼吸音だ。

きっと今にも死んでしまうだろう。でも、ここにハイポーションがある。

これを使えば彼女は生き返るだろう。そして、このナイフで死ぬまで切り刻んでやるよ。お前が口を割るまで目の前でなぁ」


ビンに入った水色の液体を俺に見せながら、俺のかすかな希望をあざ笑うように言った。そう俺の心を支えているのは、ヨナはもう苦しむことはないという事実である。それをコイツは見抜いていたのだ。


「やめてくれ! い、言う。話すからヨナにだけは手を出さないでくれ」


俺は必死に掠れた声帯に鞭をうった。だが、ボスはヨナの首からナイフをどけない。

俺が変な時間稼ぎをしないように、このままヨナに拷問を始めてしまいそうだ。


「ミルラの薬草の栽培方法は―― 」


「言わなくていい」


俺の背後から男の声がした。でもどこかほかの人とは違う音色だった。


「はっ!? 」


ボスが驚愕の色を浮かべている。ヨナの首筋から刃が少し離れる。

その瞬間。ボスは後方へと吹き飛んでいた。

風を切る音に続いて紅蓮の炎が通り過ぎて行った。


「遅くなってすまない。無事とは言い難いな…… 」


感覚がなくなった腕が突如軽くなった。遅れてその男が縄を切ってくれたのだとわかる。

そしてゆがむ視界のなか、その人物を視認する。


「の、あ」


いつだか俺に抱きついてきた青年だった。白髪が風になびくと犬の耳のようなものが見えた。


「ああ、そうだ。本当に申し訳ない。俺がもっと早くきていれば―― 。

いや、それよりもそっちの子だ。厳しい状態だ。これを使うといい

ただのポーションだが、ないよりはマシだ」


ビンに入った赤い液体を俺に手渡そうとする。


「ありがとう。でも大丈夫。回復魔法は使えるから。聖救神愛エプリオールハイレン


すぐに回復の力をヨナに使った。ノアが現れたことで希望がもてたし、うまくいけば脱出できるかもしれない。なら、早くヨナを治してあげないと!


「あ、あれ。私どうしてここに? あ! イリス!! 」


ヨナを腕に抱きかかえるように包み込む。回復の力は強力ですぐにヨナは目を覚ました。


「なんだ、それ…… 」


ノアがなぜだかあんぐり口を開けて呆けている。敵は多勢に無勢なんだぞ。なんできょっとんとしているんだろう。


「よかった!! ヨナ」


絶望的な状況で一度はヨナの死を考えた俺にとっては、彼女のぬくもり。彼女の声がとても暖かく感じた。


「そ、そうだ。私男たちに殴られて…… 」


「いいんだよ。思いださなくて」


意識が戻ったヨナは周囲を見ると自分の状況を思い出した。でも、最後まで口にする前に俺は割って入る。


「イリス! ひどい怪我じゃない。早く治さないと! 」


ヨナが血相を変えて俺に言った。自分を治すのを忘れていた。ボロボロで血まみれだ。

聖救神愛エプリオールハイレンで自分にも治癒の力を使う。初めて自分に使うのでちゃんと使えるか心配したが、問題なく身体は治った。


「傷が一瞬で治った!? ハイポーションどころの騒ぎじゃないぞ!?

これじゃあ、まるで伝説のエリクサーと同じ効能じゃないか!! 」


真横でノアがそう叫ぶが、俺とヨナの様子を見て咳ばらいをして自分を落ち着ける。


「いや、今は目の前の事に対処しなくては」


自分を戒め、手に持っている剣の鞘を強く握る。ノアの言っていることに興味をひかれたが、今そのことについて触れる気にはなれなかった。


「うん。今治したから大丈夫だよ。それよりヨナは―― 」


身体は俺の力で治せる。でもそれ以外は治せない。現に俺は男たちに恐怖心がこびりついて離れない。

きっとヨナはもっとだろう。あんなに暴力を振るわれたら―― 。


「私は大丈夫だよ。それよりイリスひどい顔だよ。ほら、よしよし」


自分が一番つらいはずなのに気丈にふるまうヨナにいたたまれなくなる。


「お、俺はだ、だいじょ。うわぁあああああああああああああああああああああああ」


でも、ヨナの手で頭を撫でられると―― 。気が付けば泣きじゃくる子供のように。まるで母親に甘えるように。俺はヨナにすがり泣いていた。


「無理しちゃダメだよ。ノアさんありがとうございます」


「いや、来るのが遅すぎた。すまない」


照れくさいのか。頭を掻きながらノアが言った。


「それよりだいじょうぶ。ひとりで」


ヨナが言った言葉に俺もノアに視線をやる。

確かに、単身乗り込んできてくたが敵は多数。対する戦力はノア1人。

素人でもわかる厳しい戦いだ。


「あぁ、安心しろ。このぐらい余裕だ」


この場面で男ならそう答えるしかないだろう。でも、なぜだか安心している自分がいた。きっと彼ならなんとかしてくれる。


「てめぇ。俺を吹き飛ばすとはいい度胸だな」


「そっちこそいいのか。今なら安らかに殺してやる。死にたい奴から前に出ろ! 」


「ふんっ。この人数相手に大した度胸だ。お前らやってまいな」


ノアに向かって男たちが群がっていく。


「フレイジングバーン」


ノアが剣を頭上に掲げると炎が俺たちの周囲を包み込む。中は思ったより熱くはなく、心地よい風が肌を撫でる。頭上を見上げれば、まるで巨大な炎柱となったそれが夜の闇を明るく照らした。


そして、弾けた。


「馬鹿な!? あの数を一瞬で…… 灰にしただと」


ボスが驚愕に声を震わせている。初め動揺を見せた気がする。


「だいぶ手加減してやったんだがこの程度か」


ノアは涼しげな表情で言った。


「お前何者だ! 」


「俺はしがない商人さ」


「戯言を。商人風情がこんな強いわけないだろ。

スティーブン。あいつを倒せ! 」


「仰せのままに。ボス」


スティーブンと呼ばれた人物は、ボスの横に常に寄り添っていた男だ。命令されるとすぐに彼はノアの前に移動した。その移動方法は俺には見えなかった。


「ナンバー2ってところか」


スティーブンと相対したノア。対するスティーブンは身を低くした状態で槍を構えている。


「ランスボルケーノ」


炎を纏った槍で無数の突きを繰り出しているようだった。槍が太い大樹のような太さに見えるぐらいには連撃を入れているようだ。しかも、その風圧は炎が宿り、周囲を焼き尽くしている。攻撃の風圧を受けただけで大けがをしそうな熱量だ。


遠く離れている俺たちにも戦い熱が伝わってくる。


だが、ノアはさっきみたいな技を使うわけではなく。ただ剣技だけでスティーブンの攻撃を凌いで見せた。


「炎突」


そして、スティーブンの攻撃の波が収まると反撃にうってでる。今度は炎を剣に纏わせる。剣は赤く発光しており、高温なの遠目でわかる。その剣を一突きした。


とても遅い一打で、俺の目からもスローモーションに見えるぐらいだった。

こんなの俺でも避けれるんじゃね? と思ったが敵はそう思わなかったようだ。


「アイシクルランス」


片手には自身の槍を、もう片方の手には氷の槍を持っている。スティーブンは氷槍を投げつけた。

すると、突如氷の槍が通った場所が凍てついてゆく。その範囲はすさまじくこの場所全体を氷漬けにする気なのではないかと思うほどだった。


さすがにこれはノアがまずいのでは…… と思ったが、対するノアは平然としている。


そして二つの技がぶつかった。


衝突の衝撃はすさまじく。轟音とともに水蒸気が辺り一面に広がった。



「ぐあ」


ひどく濁った音が聞こえた。誰かがダメージを負ったようだ。

周囲の霧がはれてゆくと状況が見渡せるようになった。


「バケモノ」


口から血を流して体の左半分を失い。全身にやけどを負ったスティーブンがいた。

そして彼が倒れるとその様子を伺っていたボスが叫ぶ。


「お前。な、なにものなんだ」


「さぁな。それよりさっさと決めろお前はどう死にたい? 」


「お前たちあいつを倒すぞ」


ボスの言葉に仲間たちの動揺が広がった。ノアの強さにビビっているようだ。


「臆するな。武器も貧相な物しかもっていない。あれだけ大きな魔法を連発している。消耗した今なら勝てる! 」


ボスは仲間を鼓舞した。確かに大技を連発しているのは俺でもわかる。

もしかすると危ないのかも…… 。と思ったがさっきの圧倒的な戦いを見ているとそんな不安は消えてなくなった。


そんな時だった。


突然隕石のような飛来物が落下してきた。


「な、今度はなんだ!? 」


ボスが困惑気味に言った。

煙から現れたのは見慣れた顔だった。

ただし、般若の形相だったが…… 。


「あ、おばあちゃんだ! 」


ヨナが嬉しそうに叫んだ。


「ヨナ。大丈夫かえ。ついでにイリスお前も」


今まで見たことがないアンナさんの表情に、戸惑う俺。それはそうか、孫娘が誘拐されたのだ。心配しないおばあちゃんなんていない。それに珍しい。俺の心配までしてくれるなんて。


「悪かったねぇ。わしがちゃんとついていくべきだった。

まさか罠にかけれられるとは―― ごめんね」


次に紡がれたのは謝罪だった。そう告げるとボスの方へ振り向いた。

振り返り際に光るものを確かに見た。


「おばあちゃん。ヨナは大丈夫だよ」


アンナさんの様子を察したヨナが言った。それを聞いたアンナさんは手元の服で顔を拭うといった。


「あぁ、わかってる。奴らにはお灸をすえないとねぇ」


「おおおおお、お前は。知っているぞ」


ボスが急に怯えだした。あのノアにすら最後まで立ち向かおうとした男が、アンナさんを前に震えているのだ。よぼよぼのおばあちゃんみたいな風貌で杖がないと歩けないような状態の人だぞ?


絶対にノアの方が強いに決まっているじゃん。


「死神」


でも、ボスの口から出た言葉は到底ご老人に言うような言葉ではなかった。


「ほう。わしのことを知っているのかね。なら、孫娘のことも知っているだろう? 」


「なっ。もしやあのハーフエルフの子供が。まさか」


「うちの孫娘を傷つけておいて、あまつさえ侮辱するか。この下郎」


「ひぃぃぃ。どうか。助けてくれ。知らなかったんだ。まさかあんたの孫娘だなんて」


「わしにそんな言い訳が通用しないのはお前たちもよく知っているだろう。なぁ」


その後は凄惨な状況だった逃げ惑う男たち。それこそさっきまでの俺のように下から上からと色々なものをまき散らしながら恐怖に震え逃げ惑う。そしてアンナさんが歩いた先には死人の山が出来上がっていた。恐ろしいのは、アンナさんは男たちに触れてもいないのだ。


いや、俺たちのそばから一歩も動いていないのに男たちは恐怖に顔を歪めて死んでいく。ある者は謝罪をし命乞いをする。ある者は、死から逃れようと必死にひた走るが途中で虚空に話しかけながら死亡。またある者は神に祈りを捧げながら逝った。


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