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熟したトマト  作者: naomitiara-tica
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雷と男

この物語治子創作です。モデル治子ありません。

治子が自分の体に、今までに無い火照りを感じたのは33歳の時だった。



正直、高校生の頃から男好きだったとは思う。でもどの時代も女子高校生の話題なんてのは、好きな男の子か、アイドルの追っかけこか、まぁ、たまに真面目な奴らで部活か進学か。



勿論、中にはおじさん相手に援交まがいの事をして遊んでるやつもいたし、バイトに明け暮れてるやつもいた。



が、8割は自分が好きな男子で頭が一杯だったのでは無いか?



治子も当然その1人だった。しかし治子は小柄で胸がやたらと大きく、尻もでかかったので、妙に年上の男からのお誘いが多かった。




同級生に、当時売れっ子だったジャニーズの片割れのようなわりとイケメンな男子がいて、治子はその子になんやかんやと話しかけたりしていたが、治子を見るとビビったように苦笑いした。



治子に取って食われるとでも言いたげに....実際、治子はその子も好きだと言ってくれたら、そう言う関係になっても良いとは思って近寄っていたのだが....



そんな高1、16歳ある日、大雨が降って雷がなり、治子は傘を学校に置いたまま帰って来てしまい走って帰るところを当時の28歳の担任が車で拾ってくれた。



まぁ、そこからは陳腐なドラマ通り。



教師がチラチラ見ているのを十分意識して、濡れたうなじを見えるように髪をかきあげ、しずくの垂れた制服のスカートを下着が見えるギリギリまで持ち上げて、濡れたソックスを脱いで足を拭く。



ブラウスのボタンを一つ外してハンカチを入れてしずくを拭いている時、担任は木陰に車を止めて、制服のスカートに手を入れて、荒々しく治子の下着を脱がせて指を入れて来た。



治子もはじめての経験だった。ブラウスを脱がされてブラジャーを外して乳首を舐め回しながら、指を出し入れする。



指の動きに合わせて思わず腰が浮いてしまう。



治子はだんだん気持ちが高ぶって来て、喘いだ。言葉も切れ切れだ。

『学校の先生が女子生徒にこんな事してもいいの?』



その教師はなかなかのプレーボーイだった。



『じゃ、俺と恋愛するか?俺の事好きになれよ』

と、月並みのセリフを吐く。



治子もその状況で、精一杯に抵抗する。

『考えて見る。でも、ここじゃ嫌。私こう見えても初めてなんだからね?』



と、言うと教師は、

『じゃ、今度の土曜日、俺のマンションに来いよ。まさか外では会えないだろ?』




それから、治子は男に呼ばれるたびに男のマンションに行き、所謂、身体が開発され、男好みの女にされた....というのだろうか?



治子の本来の好きモノに好奇心が重なって、その男と身体を合わせる事しか頭に無くなった。男の事が好きなのか?と考えてみると、よく分からなかった。



そもそも28歳の教師が16歳の治子をこの先どうするつもりなのか?なんてのも、全く考えようともしなかった。



治子は生理以外は毎日でも男と絡まり合っていたかったが、そうも行かなかった。




でも、最近、前より呼ばれない気がする....



そう思っていた矢先だった。



その教師が突然退職した。



なんでも婚約者の実家が東京で大きな学習塾を経営しており、そもそもそこの跡取りになるため、学校でか 形だけ修行していたと言う。



しかも婚約者が妊娠してしまい、両家の親が焦って結婚させて、東京に住むと言う。




治子は遊ばれて捨てられたのだ。12歳年上のその男を大して好きだったわけでもなかったらしく、まぁ、若きプライドは傷ついたが....




治子の悩みは次のセフレを探す事だった。じゃ無いと身体が寂しくて眠れない....

高校生で男の味を覚えた治子。これからどんな男が待ち受けてる?

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