7連目
「王都ですか、これは奇遇ですね、実は私達も王都向かう途中だったんですよ。」
「そうだったんですか?」
「ええ、少々王都用がございまして、そうだ!この際なので一緒王都に行きませんか?」
「それはありがたい申し出なのですが、いいのですか私のような見ず知らずの人間が一緒で?」
エドガーの申し出は願ってもなかったが、騎士が何処の誰かもしれない人間を信用していいのかと思ってしまう。
「何をおっしゃいます!あなたは私達を助けてくれたでわないですか、それに悪人と言うのは見ていれば大抵わかります、あなたがそうでないことも」
「そ、そうですが、ではお願いします」
カイトは、エドガーの行きをに負けてしまうも、ねっがってもない事なので同行する事にする。
「ありがとうございます、只今お嬢様に確認致しますので少々此方でお待ち下さい」
エドガーはそう言うと、ポーションを2本受け取り、馬車の方へ戻って行く。
(お嬢様?もしかして侯爵令嬢かな、なるほど王都に用があるのはもしかして侯爵令嬢の方かな)
カイトは、そんな事を考えながら倒したゴブリンジェネラルをストレージにしまう為近づく、その時
「きゅ!」
「ん、ニュア、ゴブリン討伐は終わった?」
先程まで、ゴブリンを討伐していたニュアが倒し終えたのかカイトに近づいてきた。
「きゅう!きゅ~」
ニュアは、おわったよ!つかれた~と言っているような鳴き声を上げ、いつもの定位置、カイトの頭の上に上がる。
「よし、じゃあ倒したゴブリンもストレージにしまうかな」
カイトはそう言うと、ニュアが倒したゴブリンもストレージに入れていく。
「お待たせいたしました……?あのカイト様、頭にいるのは……魔物ですか?それに倒したゴブリンは……」
倒したゴブリンをストレージに入れ終えたカイトは、近くの岩に座り、頭のニュアと戯れていると、馬車に戻って他の人に説明をしていたエドガーが帰ってきた。
エドガーか戻ると、倒れていたゴブリンはなくなっており、更に先程までいなかったニュアに気付き、カイトに問いかける。
「この子はニュアと言います、僕の…従魔見たなものです」
カイトは、ニュアの事をどう説明しようか考えていたが、一番言い案がニュアをカイトの従魔という事でこのまま通す事にする。
(まあ、契約してるんだし間違ってはないよね…)
「そうですか、従魔がいたのですね、ではあの大量のゴブリンを倒したのはカイト様の従魔だったわけですね、さすがです」
「きゅう~」
ニュアは、褒められるのが嬉しいのかカイトの頭の上で鳴き声をあげる。
「カイト様、なんという魔物なのですか?」
「ホワイトフォックスと言う名前らしいですよ」
(あ、ストレートに名前言っちゃったけど大丈夫かな~)
カイトは、先頭も終わり初めての異世界人で気持ちが緩んだのか、つい口を滑らせてニュアの事を言ってしまった。
「ホワイトフォックス?うーん聞いた事ないな~」
「そうなんですか、実は僕も詳しい事がわかってないんですよね、ニュアは、僕が村にいた時偶然卵を見つけて、その卵から産まれたんですよ。名前もその時の卵の殻に書いてあって」
「そうなんですか」
カイトは、自分でもよくこんな話を思い付いたと内心ドキドキしながら話をする。
「所で、馬車の中の人と話しは終わったんですか?」
ニュアの話を深く聞かれる前にカイトは、少し露骨ではあったが話題を替える。
「おっと、そうでした、少し困った事になりまして、取り敢えず馬車にお越しください」
エドガーはそう言うと、困った表情をし、カイトを馬車に案内する。
(困った事?何があったんだろう?)
カイトは、今のエドガーの言葉を聞き頭を傾げるのであった。
「此方です」
(お~やっぱり貴族、それも侯爵家となれば馬車立派なんだあ、遠くからだとわからなかったや)
馬車に案内されたカイトは、その立派さに驚きを隠せないでいた。それは、乗用車と同じくらいの大きさで更には赤と白でデコレーションされた馬車がそこに有る為でった。
「失礼します、お嬢様カイト様をお連れしました」
エドガーはそう言うと、返事も聞かず馬車の扉のをあける。
(返事を聞かなくても言いのかな……ん?)
エドガーが扉をあけると中は、小学校の教室程の広さがある、馬車とは思えない広さがそこにあった。
(この馬車って、もしかして魔法のテントと同じ作りなんじゃあ)
カイトは、馬車中見てそんな事を考えていると
「驚きました?これは空間魔法が付与されている馬車で中がとても広いんですよ、とても高額なので貴族の、それも爵位が上の方しか持ってないと思うんですけどね」
(はい、知ってます、て言うか持ってます)
エドガーはそう言うと中へ入って行く。カイトもそんな事を思いながら、エドガーに続き馬車の中へ入っていく。




