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1日10連ガチャスキルの力で異世界ダンジョン攻略旅  作者: 四羽陸
2章 王都生活と初めてのダンジョン編
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24連目

 「なるほど、皆の話を纏めると、パーティー黄昏の獅子団達が洞窟ダンジョンを攻略していると、10階層で夢ヲ刈る者(ドリームリーパー)に遭遇、そのまま9階層まで逃げるも、追い付かれ応戦、そして途中からパーティーを探しに来たカイト君が参戦し討伐、そして今に至る、で良いのかな?」


 ギルド長室のソファーと椅子に皆が座ると、ダンジョンで何が起きたのかを黄昏の獅子団のメンバーから聞き、クロンが話を纏め話始める。


 「はい、間違いありません」


 「それにしても、あの夢ヲ刈る者(ドリームリーパー)を単独討伐とは、カイト君の話はクロンギルド長から聞いてはいたが、まさかここまでとは」


 ハイドの父親、ザイン・オーグナーが驚愕の表情を浮かべそう話す。


 「私も実は驚いているんです、彼の実力はある人からの手紙に書いてあるだけだったので」


 ザイン・オーグナーの言葉にクロンは少し嘘を交えて答える。


 そんなクロンをカイトは、いや全部知ってるだろ!と言いたくなったがそれは心の中に止めておく。


 「まあ、その話は置いておいて、皆さん良く戻りました、皆さんのお話で大体の事はわかりました、今夜もう遅いですし、また明日詳しく詳しく教えて下さい、それと、当分洞窟ダンジョンは閉鎖することが国にとの話合いで決まりましたので皆さんに伝えときますね」


 クロンはそう言って話を切り上げる。


 「それもそうだな、では私達はこれで失礼する」


 ザイン・オーグナーはそう言うとハイドとハイドの母親を連れてギルド長室から出ていく。ハイドは出ていく間際パーティーのメンバーに、レントをよろしくと言って出ていく。


 「私達も宿に戻りましょう」

 

 「そうですね」


 「カイト、今日はほんとにありがとね」


 ミラは笑顔でそう言うと、リーナと共に眼を覚まさないレントを2人で抱えて出ていく。


 「では、僕も宿に戻りますね」


 「そうだね、報酬の事は明日また来てほしい」


 「わかりました」

 

 カイトそう言うとギルド長室から出ていこうとする。


 「カイト君、今日はありがとう君のお陰で彼らは助かったんだ」


 「いえ、助けられて良かっですよ」

 カイトは笑顔でそう言うと、部屋を出ていく。




 「う~ん、疲れた~」


 カイトはそう言って宿のベッドに横になる。因みにニュアはと言うと、カイトの頭からベッドに人足先にダイブしていた。


 「明日はギルドで報酬を貰わないと、それにしても、どうダンジョン閉鎖なんて、明日からどうしようかな?」


 洞窟ダンジョンが閉鎖された事により、明日からのダンジョン攻略が出来なくなってしまったカイトは今後の予定を考えていた。


 「そう言えば、セブンスダンジョンの事まだ聞いてないや、明日にでも聞いてみようか、取り敢えずもう寝よ」


 カイトはそう言うと考えを途中で切り上げ、先に丸くなって眠っているニュアの隣で寝ることにする。



 翌朝、厳密には昼少し前に目が覚めたカイトとニュアは、準備をほどほどに一階に下りる。昨日遅くまで考え事をしていた為、起きる時間が遅くなってしまったのだ。


 「おや、今日は遅いじゃないか」


 「はい、昨日遅くまで考え事をしてまして」


 カイトが1階に下りると、マーサさんが食堂の片付けをしていた。


 「何か食べるかい?軽い物なら出せるよ」


 「ありがとうございます、でもこの後ギルドに用事があるので大丈夫です」


 「そうかい、なら気を付けて行ってくるんだよ」


 ギルドに行く時間が押して居たため朝食の提供を丁重に断り外に出る。



 ギルドに着くと既に冒険者は居なく、カウンターにはレオーネを含め数人のギルド職員しかいなかった。カイトは、真っ直ぐレオーネのいるカウンターに行くとレオーネもカイトに気付きギルド長室に案内をする。


 ギルド長室に入るとクロンが書類の確認をしていた。


 「来たね、今日は来るのが少し遅かったんじゃないかな?」


 カイトがギルド長室に入ったのが分かるとクロンが書類作業の手を止め話し始める。


 「すみません、昨日遅くまで考え事をしていまして」


 「まあ良いよ、他の人達は既に話し終えて帰って行ったよ、レント君も目を覚ましたようで、朝パーティーメンバーと一緒に来ていたよ、だが大事を取って今日は休むそうだ」


 「わかりました」


 「それで、まず君の報酬に着いてだが」


 クロンはそう言って重そうな布袋を机の下から出す。布袋は中に結構入っているのか。袋がパンパンになっていた。


 「先ずこれは、オーグナー卿からの依頼達成報酬だよ白金貨10枚と金貨50枚が入っているから確認してね」


 「えー!!!そんなに貰えるんですか」


 カイトはクロンから報酬の話を聞くとそのあまりの大金に驚きを隠せないでいた。


 「ふふ、まあ、これはオーグナー卿からの感謝の印だと思って受け取ればいいよ」


 クロンはカイトの驚きに笑いながら答えると、立ち上がりカイトに袋を渡す。

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