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閑話
〜情報の奔流〜
『失礼する。jdらdちぬtp』
『クリクリさん。テツローに会ったんですね?』
『やはり、異世界人を呼んだのは自分の為だったのだな? 』
『ごめんなさい、クリクリさん』
『別に良い。しかし、何故、あの世界で戦わせようとする? あの男の前に立ちはだかるのは世界そのものと言っても、過言ではあるまい?』
『はい。でも大丈夫です。覚悟は、出来てます』
『それはあなた自身の話だ。テツローはあなたではない』
『ううん、絶対に彼は姫達を救うわ。勿論、姫だった者達もね?』
『むぅ……やはり、あなたの目的は……!』
『だから、クリクリさん。テツローもヤタムナヤちゃんも、他の姫達も守ってあげてね?』
『“魔物”、そして、“魔王”の救済……!』
「頑張って、テツロー。私はいつまでも待ってるから」
ずっと、ずっと待ってるから……。