深夜
かめかめかめかめ
晩餐を済ませたオレとナタルマは、交代で眠ることになった。
全然知らんオレに任せて寝てもええのか?と聞いたら
精霊が起してくれるとのこと。
さよか。
まぁ、当然そんな気もあらへんので、
(つか、心に余裕がないのが正解かな。ナタルマは超美形や。)
とっとと寝た。
(先に寝かしてくれた。年下が先だそうな・・・こだわっとんな)
そして交代して、深夜。
多分2時くらい・・・・かな?
オレはずっと考えとった。
オレの能力・・・・についてや。
実際、体が若くなって、力が漲ってる。
が、他にはなんも変わったところはあらへん。
(気づいとらんだけかもしれんけど)
と、思考がグルグルしてたらもよおしてきた。
ん?まぁアレや。お花摘みってやつや。
んで、少し離れたとこで用を足し、野営地まで後10mほどのとこで
気配を感じた。
偶然かどうか、茂みに目をやったとこで目があった。
ヘビや。
見た目はマムシ・・・かな、鎖模様がある。
どぐろまいとる。
つうか、ここからは後から思い出してやねんけど、
間髪いれず飛び掛ってきたヘビのどたまをわしづかみにし
そのまま頭を潰した。
秒殺!!
ってか、冷静に考えるとヘンなとこばっか。
なんで
月明かりでヘビが見えた?
飛び掛ってくるヘビの、しかもピンポイントでどたま掴めた?
これが能力?
さっぱわからん。
結局、戦果のヘビを焚き火の前に置いといて
朝起きてきたナタルマにびびられ
どつかれたのはゆうまでも無いが。