ナタルマ
エルフの村へ・・・
ともかく、ハイエルフの村へ行くことになった。
おっちゃんは行きたがってが、家に帰らんといかんとのコトで
先に家に帰ってもらった。
んで、ナタルマさんと二人で向かうことになった。
ハイエルフの村は、ここからエルフの足で1日とゆーことやねんけど
このエルフの足ってのがくせもんやったんだな。つうか
オレの異訪人の特徴がはっきりとわかった。
「じゃ、いきますよエージさん」
「じゃエージ、私も呼び捨てていいですよ。」
「あいナタルマ。」
「では、::::::::::::」
なにやらナタルマが聞き取れん言葉を発した。
すると、穏やかな風がナタルマを覆い、一瞬光った。ってこれは?
「あぁ、精霊魔法よ。これは足の速さを速くした魔法なの。」
「おぉ、便利だな。」
「ではエージにも、::::::::::」
・・・・・・何も起こらなかった。。。。。。。
「・・・・異訪人なのね・・・・・。」
「どゆこと?」
「魔法が使えないのもそうだけど、この世界の住人ではないエージは
この世界の理屈が合わない。つまり魔法も効かないってことだと思う。」
「マヂですかい・・・。」
「癒しなんかも多分無理だと思う。あ、でもモンスターの攻撃魔法とかも
効かないかも?」
「やったね!ってそんなことあるか!」
「ま、まぁ、いずれ試してみれば?ともかく、歩くわよ?」
「へいへい。」
「魔法なしでは、どれだけかかるのかしら?」
「オレに聞くなよ。」
と、前途多難な感じやったんよ、こんときはね。