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フラグの立て方なんて俺は知らない  作者: クロねん
最初の依頼と出会い(笑)
3/5

『記録3』 姫坂咲は回りくどい

~あらすじ~

伊勢原純也(主人公)


先生がとんでもないものを作った

委員会って、嫌な予感しかしない

図書準備室に入るとそこには

本を読む姿が似合いすぎてる

髪型がショートカットの女子がいた

活発そうなイメージがあるが

どうもその様子も思い描けない

不思議な女子だった

それに胸がない。貧乳がどちらかというと好きな俺にとっては、嬉しい事だ

そんな彼女は、俺を見て少し嫌な顔をした後で、先生の顔をみた

あと、なんで嫌な顔をされたの?

あとで、聞いてみよう

彼女は口を開く


「なんですか?この思春期にあるような事をぐちゃぐちゃに混ぜて具現化したような男は」

「あぁ、今回はこの思春期、主に黒歴史部分をぐちゃぐちゃに混ぜて具現化したような男の事について用があるんだ」

「あぁなるほど。何となくわかりました。先生。僕に厄介なものを押し付けてますよね」

「押し付けてないよ。例え、この男がどんなに心が腐っていたとしても、君の力にはなると思うぞ。たぶん」


なんか、俺とてもひどい言葉言われてない?

泣いていい?泣くよ

しかも、先生も言っていたよね?

とても傷ついたわ~

先生じゃなかったら、おもいっきり殴ってるところだった

まぁ、何となくだけどあの人には勝てない気がするけどね


「名前」

「は?」


突然言葉を向けられた俺は

うまく反応ができず、つい聞き直してしまった


「名前だよ。君の名前。これから僕は君と委員会活動しなければいけないからね。名前ぐらいは、知らないと不便だろ?それとも君は君と呼ばれることに謎の快感を覚える特殊性癖だったりするのかい?」


一回間違えただけでここまでいうか普通

まぁ、と言っても今回は俺にも落ち度があったし

なにより何となく、そう、何となく

ここで、切れてはいけない気がする

理由は無いけど。とりあえず、謝って

自己紹介をしよう


「あ~。悪かった。確かに俺が最初に自己紹介するべきだったよな。俺は、伊勢原純也。そこら辺にいそうな健全な男子高校生で、君って呼ばれて謎の快感を覚える特殊性癖は、持ってない」


と自己紹介した。

自分を紹介する上に、謎性癖の疑いも晴らすなんて、完璧にもほどがある

あれ?やっぱり俺って天才じゃねぇ?

あいつ、どんな反応するんだろうか?

少しぐらいは驚いてるかもしれない

ほら、完璧すぎて

しかし、彼女の反応は予想外だった

ちなみに、予想してた内容が

少し驚いてる

告白する

どーでもよさそーにこっちを見てる

話を聞いてない

・・・・

ラスト二つは、無いよね


「・・・・君は、いらっとしないのかい?」

「いらっと?どうしてさ」

「だって君は、長々と言われてしかも、さりげなく罵倒されているんだよ。チャラ男だったり、まぁ、僕が関わってきた男は、もう怒ってたね。もしかして、君はMかい?」


彼女はそう語った

俺は、少しため息をつくと

おれ自身が感じた事を言ってやった


「あのなぁ、例えそれがイライラする事であっても、それは事実何だから、言われてしょうがないの。分かってるならば直せばいい、分からないならば聞けばいい。こんなことも出来なきゃ、ただの屑だから。そんなの、俺の理想じゃない。」


いや~。今回は完璧すぎるな。

少し言い切った感があるな

そう俺が事故満足していると

先生が口を開いた


「という、病気だ。姫坂、どうみる?」

「高二病と軽度のナルシスト。しかも、高い理想論を持っています。直すのには、かなりの時間がほしいと思います」

「そうか、頑張ってくれ」


なんだ。この会話

優しさの欠片もない

ヤバイ本気で泣きそうだ

なんだよ。

高い理想持っちゃダメかよ・・・


「さて、伊勢原。」


意気消沈の俺に話しかけた先生

どうして?

嫌な予感しかしない


「君には、明日から『学生相談委員会』に入ってもらう。」

「ですよねー」


うん。予想はしてた

流れ的にそうだったもんね

先生は気にせず続ける


「委員会活動としては、簡単に言うと『背中を少し押すぐらいの人助け』という感じだ。依頼が来るまで、待つがいい。明日から活動開始する。今日はもう解散だ!!」


そう、バーっと説明しちゃうと

ドアを勢いよくあけ、そのまま去って行った

俺が唖然としていると横から声が聞こえた


「僕は、姫坂咲」

「え?」

「名前だよ。君・・・いや純也の名前を僕は知ってるのに、純也が僕の名前を知らないのはおかしいだろ?僕の事は、咲って呼んでくれ。そっちの方が落ち着くからね」


早速、君とかつけないのは置いといて

名前をためで呼べと命令されてしまった

ま、実際何て呼べばいいのかわからなかったから助かった

それにしてもだが・・・


「咲。あれだな。名前のわりに性格は、おしとやかじゃないな」

「ふふっ。僕は君の要望に答えるためにいるんじゃないから、あまり気にしない方がありがたい。」

「そうかい。」

「そういうことだ。あっ、明日から男ということでこき使わせてもらうから覚悟しててね」

「えっ、まじで」

「明日が楽しみだね」

「あの~、咲さん?どこ見ていらっしゃいます?もしも~し。おーい!!」


どうしてこうなったんだろ?

どこでフラグをたて間違えたんだろう

明日が少し憂鬱になった







依頼入ると同時に

はっきり言うキャラを投入します


どういう、依頼にするかまだ考えてないのは内緒


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