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フラグの立て方なんて俺は知らない  作者: クロねん
最初の依頼と出会い(笑)
2/5

『記録2』 綾瀬先生は色々と積極的だ

~あらすじ~

視点:伊勢原純愛也(主人公)


なんか気づいたら、先生に連れ出された

なんで?

そういや、自己紹介がまだだったな

俺は、伊勢原純也。伊勢海老の伊勢に原、

純粋なりって書いて、伊勢原純也だ

年は16歳。9月14日生まれだ

得意な教科は文系全般、苦手な教科は科学とか、歴史などなど

得意な料理は、パスタ系

背は、176位かな

この学校は、新崎高等学校。偏差値は、56位

普通科と少し上の進学コースのあるごく一般的な高校である

友達はいるがここ最近連絡がとれない

あれぇ?

どうしてだろう?

このなぞは、一生解けないだろう

んで、今の状況を説明すると


先生に 襟首捕まれ 何処へ行く


うむ。中々のできじゃないか?

俺俳句のセンスでもあるんじゃないか?

ないか


でも、今俺たちが向かっている所はどこか

解らないので、聞いてみることに


「あ・・あの、先生?今どこに向かってるんです?」

「図書準備室だ」

「え?どうして?」

「実はな、私が管理している部屋なんだが、整理したら部室並みの広さが空いてしまってな」

「えっ?先生掃除できるんですか?モテますよ!!」

「本当、私のような美人を放っておいて世の中の男子は・・・」


ブツブツと、先生は呟いていた

本当、性格以外なら最高なのにな

もったいない先生だぜ

先生は、続けて説明する


「そして、私はこの広さをうまく再利用できないかと、考えてみたのだよ」


そのまま本置き場にすればよかったのに

だけど言わない

口は、災いの元っていうし

後が怖い


「それで、どうなったんです?」


今ここで綾瀬先生の説明をさせてもらう

なぜかは、後で言おう


綾瀬先生は、国語の先生だ

先生になったのは、最近で

24歳。独身である

しかし、新人とは思えない落ち着きようと

あり得ない発想で一躍学校の有名人になった

ここで、注目するのは「あり得ない発想」

というところ

この先生は、考えれば考えるほど

「ろくでもない」発想しか思いつかないのである

たとえば、秋で自由な時間があったとする

普通の人ならば、食欲の秋とか芸術の秋とか言ってそれなりの秋を満喫する

しかし、この先生だったら


「よし、童話に沿って小さい秋を見つけよう!!」


的なことをいうだろう

いや、言うね!!

何だろうな、小さい秋って


「私としては、かなり考えたすえに素晴らしい事を思い付いたのだ!!」


ろくでもないことだな

もう決定した。見える!

俺がめんどくさい事に巻き込まれているのが

とてもよく見えるぞ!

俺は、諦めて話を聞くことにした

この後、俺の人生を変える程の発表されるとも知らずに・・・


「それで、何を思い付いたんですか?」

「ふふっ、よく聞いてくれた」


先生は、図書準備室の前で急に止まった

俗に言う、反作用がはたらいて

こけてしまった

先生は、俺の様子を華麗にスルーして

高らかに言った


「何と!!委員会を作ったのだ!!」


俺の理解を越えていた

どうしたら、図書準備室を掃除していて

委員会を作ろうとなった?

流石に訳が解らない


「伊勢原。君がポカンとするのは予想通りだ。何せ私でさえも思い付いた時自分に引いたからな!!」


それじゃやめろよ

止めとけばよかったじゃん

どうしてやったの?


「そしたら、偶然そこに君のような悲しい生活を送っている奴がいてな。そいつを見た瞬間やることに決めたのだ」

「へ~。そいつは、男ですかね?」


まぁ、実際だが女にはいない気がする

ほら、なんか、解らないかな?

先生は普通に言った


「いや、女だ 」

「ですよね~。女子にいるわけな・・・え?」


え?なに?

腐ってるの?

ほら、なんというか。

分かるだろう?


「まぁ、あいつの事を説明するなら会った方が早い。まぁ、かなり容姿はいいから安心しろ」


一体何を安心すればいいのか

俺は、分からずに

図書準備室に入らされた


次回予告

3話にして、やっとヒロインの登場ですよ

※先生はヒロインじゃありません

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