1.巡る記憶
お逢いできて嬉しいです(๑òωó๑)
ありがとうございます。
簡単な目次…
第1章 発現 聖女の能力の発現
第2章 命名 名付け
第3章 道程 白夜に会いにいく旅路
第4章 王都 侯爵邸での仲良し&トラブルの日々
第5章 神殿 とある女性神官訪問からの事件勃発
2025.04 時点での更新状況です。
文字数多めですが、是非ブクマをおつけになって、
めげずに休み休み読んでくださいませ。
よろしくお願いします。
◆追記◆
1枚目の画像は扉絵として使用していますが、
「第3章 道程 51.春の夜の夢(1)」
の挿絵です。
約6800字
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
0.プロローグ
宝石を散りばめたような星々が色とりどりに輝く美しい異世界の夜空には、煌々としたお月様がひとつ、ふたつ、みっつ。ぽっかりと浮かぶ。
それはもうすぐ満ちる。ほんの少しだけ欠けた月。
でももう十分に明るくて、今ここに確かに在るのだと主張して、とても眩くて。ただ陶然と吸い寄せられるほどに美しい。
満ちるまではもう少し。あと、ほんの少し。
そんな幻想的な月夜に、彼は優しく言ったの。
「我慢することに、慣れてはいけませんよ」
彼は優しく私の腕をなでてくれた。痣と傷だらけの、みすぼらしくて細い、子供の腕。
でも彼はそんな私の腕を痛ましそうに、大切そうになでてくれて、夜の闇の中で温かな淡い光に包まれる様子を、二人で見守った。
彼の手のひらから発せられた不思議な光が消えると、それまであった痣も傷も跡形もなく消え去って、ズキズキとした痛みもすっかりなくなっていた。
「今のは……魔法、ですか?」
「ええ。そうです」
「すごいですね。痣が消えました。もう痛くありません。…ありがとうございます」
彼は私を見つめて微笑んでいた。とろりとした蜂蜜色の瞳。こんなに自然で嬉しそうな彼の笑顔を、出逢ってから初めて見たの。
お月様に照らされて、すごく、すごく綺麗で。私はぼんやりと彼に見惚れてしまった。
でも今宵はまだ上弦の月。満月までにはまだ早い。
そんな彼との出逢いまで、あと、少し。
◆◆◆◆◆◆
1.巡る記憶(白夜との暮らし)
「ふぁ!」
近くまで魚が来ていたのに、またいつの間にか餌だけ取られてしまった。
やはり私には釣りの才能はないらしい……シュン。
自分で作った粗末な釣り竿を担いで、山の中をとぼとぼと歩く。朝から昼まで沢で釣りをして、今日は釣果ゼロ。“ボウズ”というやつだ。
よし、獲物を変えよう。今日は木の実……いや、雪も溶けたし、山菜かな。
釣り竿を置きに一度家路につくと、住処にしている洞窟の前には、大きな白い狐がちょこんと座ってこちらを見下ろしていた。
春の日射しに照らされた白銀色の毛並みが、キラキラと眩しく透けて見える。
「今日も獲れたの?白夜!」
白夜の隣に何か小さな獲物が置いてある。駆けて行ってそれを確かめると、今日は山鳥のようだ。
「えらいねー、白夜。イイコイイコ」
まだ小学生ほどの自分の身体よりもいつの間にか大きく育った白い狐を、その首元に抱きついてなでてあげた。すると白夜は大きな体を屈めて、頭をすりすりとまるで猫のように擦りつけてくる。
ふわふわの毛並みだ。
嬉しいのかな。可愛いな。
「ネズミ、獲ったよ!セミ、獲ったよ!」と言っている猫みたい。
褒められて、ふわふわの白いしっぽをふわりふわりと嬉しそうに揺らしている。白夜の機嫌はしっぽに表れるようだ。
愛しさが溢れて、そのふわふわもふもふの毛並みにすりすりと顔を埋めてキスをした。
「白夜のおかげで今日も一日過ごせるね。ありがとう、白夜」
白夜は大きな白い狐だ。
この世界で唯一の私の味方。心強い友達。
白夜が獲ってくるのは、いつも私の分だけ。焼いたものや蒸したものを分けてあげても食べない。
他でちゃんと食べてくるみたい。生がいいのかな?
「遠慮しないで全部食べなさい」とでも言っているように、私が食べているところをいつも隣で蹲って見ている。澄んだルビー色の瞳で。
初めは私の方が親の気持ちでいたのに、今では立場が逆転したようだ。
そしてお腹いっぱいになったら、夜はそのもふもふの毛並みとしっぽに包まれて、ふたりで眠るのだ。
「たまには私も白夜にお礼の獲物を獲ってきてあげたいな…」
そう思って昼食後、野ウサギでも獲ろうとはりきって獣道へ行き、罠を仕掛けていた。
「よし、こんなものかな」
獲物が捕まったら、白夜にあげよう。ふふふ。
この山で未だ危険な獣になど出会ったことのなかった私は、その時、周りの気配に全く気を配ってはいなかった。
「あぁ!」
突然背後からフードを引っ張られ、苦しくなった首元を掴んで、声を上げてドサリと倒れた。そのまま誰かに乱暴に引きずられたことに驚く。
「この、銀色頭。やっと捕まえたぞ。ちょこちょこと逃げ回りやがって」
地面に仰向けに倒れ、上から覗き込んできた大人の男の低い声に、恐怖で全身が硬直し、言葉を失った。
見覚えのある村の男達だった。山裾の村――クルゼでの彼らからの扱いを思い出して、身が凍るような心細さを感じ、無意識に身体が震えていた。
抵抗虚しく捕らわれてしまった。
有無を言わさず狩猟用の縄で手首を縛り上げながら、彼らはこぼす。
「しっかしこの山でよく冬を越せたな、こいつ。どうやって生きてたんだ?頭もこんな真っ白になっちまって」
「そんなの、村の食料盗んでたに決まってんだろ」
「それもそうだな。…で?村長に渡すのか?どうせまた逃げ出すんじゃないか?」
「そうだな。…ちょうど行商人が来てたよな、今日は」
「おお!いいな。珍しい毛色だし、高く売れるかもな」
行商人……?売る……?
◆◆◆◆◆◆
1.巡る記憶(奴隷狩りの馬車にて 回想)
私には前世の記憶がある。
産まれた頃からではない。あれから二度はこの山で冬を越しているはずだ。
以前住んでいたこの山の裾にある集落、クルゼ村での宿主でもあった村長に、「裏山で何か取ってこい」とでも言われたのか、もう余りあの頃の記憶は定かではないが、その日出かけた山の中で、まだ小さかった白い狐に出会った。
木立の開けたその場所に、ぽつんと佇んだ小さな白い子狐。その汚れなき雪のような毛皮が、周りの風景からは浮いたように見えて余りにも美しく、その様子は異彩を放っていて幻想的だった。
子狐の美しい赤い瞳と目が合った時。急に頭の中に様々な記憶と映像が浮かんできて、堪えきれないほどの情報量と不快さに嘔吐し、そのまま気を失ってしまった。
その日は暗くなるまでその場で倒れていて、目覚めてもまだ目眩はするし、蘇った記憶に戸惑い、感情がぐちゃぐちゃで村に帰ることができなかった。
でも朝までずっとその子狐は傍にいてくれた。
触れても嫌がる素振りはなくて、そっと抱きしめた。
一人ぼっちで真っ暗闇の、この知らない世界でのあたたかなぬくもりに、それまでの心細さなど微塵も感じずにいられた初めての夜だった。
翌朝になると体調も戻り、不思議とその子と離れがたくて、白い子狐に白夜と名付けて再会を約束した。
その後一度村に戻ると、「仕事をさぼって何をしていた!」と、案の定、村長に折檻された。
それまで村長や村人達から、理由もわからず殴られるままに殴られて、他の村の皆のように優しくして欲しくて、愛して欲しくて、泣いて許しを請うていたけれど、前世の記憶が蘇った私には、もうこれ以上黙って殴られることも、許しを請う必要もなくなった。
だから飛んでくる拳を初めて避けて、体勢を崩したところを突き飛ばして村長を転ばせ、更に怒らせて逃げ回った。
暴力を避けると余計に怒らせることは前世で経験済みだったけれど、反撃もまた経験済みだったから、追いかけてくる村長に石を投げて撃退してやった。
今生でまたもや、初めての反撃…!
小さな身体で必死に山に逃げ込むと、白夜は獣道を登ってすぐの所にいた。振り返ると、そこからは村がよく見渡せた。
私を待っていてくれたんだと、自然と思った。
それからは白夜と二人、この山で暮らしていたのに。
もしもこの記憶を持ったまま来世が叶うなら、髪はしっとり艷やかな黒髪ロングで、瞳は神秘的なアメジストや高貴なサファイア、妖艶なルビーのような、いわゆる異世界転生でよくある美女に産まれたいな……とは思ってはいたよ?
でもまさか。
自分がロシア系美少女に生まれ変わろうとは。
月の光を纏ったような青みがかったプラチナブロンドの髪に、瞳はアクアマリンのような淡い青銀。
いや、悪くない。悪くはないんだけれど。
でも、これは…
「そりゃ、こうなるよね」
壁を背にして膝を抱えたまま小さく独り言ちた声は、振動とともに騒音にかき消された。
ガタガタガタ…
もう半日はこの粗末な馬車に揺られている。馬車に乗ったのは昼前だった。
いい加減、お尻が痛い。
この乗り心地の悪さで、辺りの道路状況から馬車の性能までわかるってものだ。
全く、何なんだ。この馬車のタイヤとサスペンションのお粗末さよ。
この世界、動力は馬力で限界なの?蒸気機関は?ガソリンは?電動は?
以前の世界より文明が後退しすぎでしょ。
乗っている馬車は座席も窓もなく、コンテナのような箱型の木製の荷馬車で、御者側の上方に小さな覗き窓があるばかり。しかもご丁寧に鉄の格子入り。
そこから漏れる明かりはすっかり薄暗くなり、もう外は日が落ちていることを伝えていた。
目の前には、互いを抱き合った幼い姉妹。
泣きじゃくる妹を、姉が縛られた両手で、腕の輪の中に抱きしめ、健気に慰めている。走行する車輪の騒音に混じってかすかに聞こえるか細い声は震えていて、この暗がりでよく見えないが、きっと姉の彼女も涙を溜めているのだろう。
隣には私よりも小さな男の子が、しゃくりあげながら膝を抱えている。馬車の揺れで時折触れるその華奢な身体は、この振動よりもガタガタと小刻みに震えていた。
この馬車には、まだ幼い子供達が多数閉じ込められている。
今では顔もよく見えないほど薄暗い馬車の中、皆、己の身を抱えて不安そうに行く末を案じ、あちらこちらですすり泣く声が止むことはない。
どこか現実離れした他人事のようなこの状況も、年端もいかない子供達の泣き声を聞いていると、胸が痛む。
ここにいる子供達のほとんどがさらわれてきたようだ。
これは奴隷狩りなのだろう。弱者をさらって不当に人身売買をしようというのだ。
下劣な奴らめ。
とはいえ、私はしっかりと売られたんだけどね。
あれから。
山の麓の村人達に捕まって、たまたまその日クルゼ村に来ていた行商人に売られた後は、この奴隷商に売られたのか、それともあの行商人も奴隷商の一味だったのか。そのままどこかの集落に連れて行かれ、小屋に閉じ込められた。そこには主に子供達や女性達が集められていた。幾人かの成人男性もいたが。
そこにいた皆の表情は、涙に濡れ、頬は痩せこけ、瞳は虚ろで。
これが、本当の絶望。この世界の現実かと、打ちのめされた。
ここでは奴隷は合法のようだ。
私のいたクルゼ村でも、子だくさんの家の子はいつの間にか見かけなくなったことが何度かあった。
困窮した寒村などでは子供を売るという。日々の暮らしのため、税を納めるため、口減らしのため。各家庭で理由はそれぞれある。
だとしても売られる身としては、納得はいかない。
今まで山の麓の片田舎で生きてきたが、私のような容姿の者とはついぞ会ったことがなかった。
住んでいた集落の者達も、そこを訪れる者達も、皆茶色の髪や瞳をしていて、少し明るいか暗いかぐらいの違いしかなかった。
つまり一人だけ毛色が違う私の本当の親は、誰なのかわからない。
尚更売られる訳である。
親や家族の愛などを期待する要素は初めからまるでなくて、その分、気は楽だったけれど。
ただ、またか。とは思っていた。
次回はもう少しまともな環境を願っていたのにな。
金持ちの家に産まれたら、もう人生は勝ち組と決まったようなものだ。
富豪は美人を嫁に娶れる。美人の母から産まれた子供もまた美人になるのは必定。
つまり金持ちは見てくれがいい。
そして金があれば衣食住には困らないし、質のいい教育も受けられる。本を買う金銭もケチらなくて済んで、好きなだけ知識を吸収できる。
甘やかされて育ったり、逆に後継者として厳しく育てられて性格に難が生じることもあろうが、自制に長けた者ならばなんとかなるだろう。
知識を身につければあとは金持ちの常套手段、金を生み出す既得権益とかいう錬金術に携われば良い。
金持ちの家に産まれたというだけで、一生安泰なのだ。
そこに保護者の愛があれば、なお申し分ない。
実際には、それは幸運すぎる出自だな。世の中の金持ちの子供が心底羨ましいよ。
どんだけ前世で善行を積めばそうなるの?
「拾ってきた」と言われたのは、実は今生が初めてではない。
でも前世では、幼心にもそれは嘘だとわかっていた。だって兄弟が似ていたから。
それでもそれが本当ならいいのにと、子供の頃はよく考えていた。そしていつか、本当の親が私を迎えに来てくれるんだと思っていたかったから。
愛されて育てられなかった者は、自分の価値を肯定できないことが多い。そして自分を肯定できない者を誰が愛してくれるというのか。
自分を大事にできないから、自分の体を、心を、犠牲にしてしまうことに違和感を感じないのだ。
自己犠牲とは一般に美しく聞こえるけれど、本質はそうじゃない。それは普通に愛情を持って育てられた価値ある者が犠牲になってこそだ。
自分を肯定できず価値を見出だせないのに、他人が高い価値をつけてくれるわけがない。
そんな者の犠牲に、世間は価値なんて認めない。
だから。
あなたのためにと自分を殺しても、大事になんかされないよ。
あなたのためにといくら尽くしても、愛は返されないの。
私を愛していない人の傍にいても、この心が満たされることは、永遠にない。
だから。
そんなことは、無駄なの。
しなくていいんだよ。
満たされない愛を得るために、自分を犠牲にする人へ。そう言ってあげたい。
昔の自分へ。
わかっていた。本当は。何が足りないのか。知っていたの。
まずは自分が、自分を認めればいいのだと。
だが。
それが簡単にできれば、こんなに苦悩はしない。
「そんなの子供の頃のことでしょ」
あっさりと、そんなことを言えるのが羨ましかった。
あまりに見当違いなことを言うものだから、ただただ乾いた笑いが漏れた。
“相容れない”とは、こういうことなんだと。
経験のない者達には想像もできない。
わかってる。
悪いのはデリカシーのない君じゃない。
人は経験がないことを想像しようがないのだから。
もし風邪をひいたら、君の親は心配して病院に連れて行き、優しく看病をしてくれたんでしょ?
咳をする度に、「うるさい!止めろ!」と怒鳴られて、必死に咳を我慢したことなんてないんだよね?
具合が悪くても心配なんてしてくれない。仮病だなんだと勘ぐられて、いいから学校へ行けと面倒がられていつも怒鳴られる。
だって保険証もなかったから。
そんな毎日を過ごしていると、何も言えなくなってくる。
ただ我慢することに慣れていく。
そして我慢が身について、人より強いとみなされるの。
そうやって、事あるごとにババを引かされる。
黙っているからといって、嫌じゃない訳じゃないんだよ?
他の子達はこんなんじゃない。
そんなことも、知らなかったの。
大人になって友達が家庭を持ち、自分の子供達を慈しむ姿を見て、こんなの、知らない。と思った。こんなに、家族というのは温かいなんてと。
初めは微笑ましいと思った。やがて心底羨ましいと思った。
そしてそれをいつの間にか妬ましいと思っている自分に気づいて、嫌悪した。
愛する人が傍にいる友達の幸せにじゃない。その子供がただ、たまたまそこに産まれただけで恵まれた環境にあることにだ。
自分が恵まれていることを知らないで、わがままでいられる、いさせてくれるその環境にだ。
君達は親に守られている。
愛されている。
その自信に満ち溢れている。
それが自己肯定感を高める。
だから人に愛される。
愛されることに慣れている。
愛される準備ができている。
なんて恵まれているんだろう。
それは、なんという“幸い”なのだろう。
それすらできないなら、人とは向き合えない。
だからひとりで生きていくしかない。
人として、私は何かが足りない。欠陥品なのだと。
いいも悪いも親とは一生つきまとうもの。
金をたかり、物を奪われる。
拒否すると“家族”であることを盾に冷たいと責められる。
そんなことを自分の親にされたことはある?
自分の中の善悪が、最も身近なはずの“家族”には決して通じないの。
その歯がゆい苦しさが、生まれてから死ぬまで延々と続くの。
どちらかが死ぬまで。
三つ子の魂百まで。
変えたくても変えられない。
振りほどきたくとも振りほどけない。
それは呪いのようなもの。
でも、こうして生まれ変わった。
やっと、縁が切れた。
それでもまた家族には恵まれなかったけれど、神様には少し感謝しているの。
だってこの記憶があるんだもの。
腐れ縁なら、初めからないほうが清々する。
愛なんて幻想だ。
どこかで聞いた言葉。
でもその誰かもこの気持ちを味わったからだろう。
ああ、よくわかるよ。どこの誰とも知れぬ君。
それは一生をかけて学んだ教訓。
大丈夫。もう、期待なんてしないわ。
「おい、てめーら!静かにしやがれ!」
膝を抱えて物思いに耽っていると、突然ドカンッと馬車の側面から強い衝撃を受けてガタンと馬車が揺れた。
キャアア!!
子供達が恐怖の叫び声をあげる。大人の威圧的な怒鳴り声、子供達の叫び声、馬車の中は一気に恐怖が伝播して、音割れしたマイクが鳴るように狭い馬車を子供達の悲鳴が満たした。
《2.不遜な少女(1) へ続く》
✧・゜: *✧・゜:*✧・゜: ✧・゜:✧・゜: *✧・゜:*
1話目ご読了ありがとうございます。
今後は、
第1章 発現 聖女の能力の発現
第2章 命名 名付け
第3章 道程 白夜に会いにいく旅路
第4章 王都 侯爵邸での仲良し&トラブルの日々
第5章 神殿 とある女性神官訪問からの事件勃発…
そのうち貴族、王族、人外、猫様、エルフ、神様など…たくさん増えていきます。
神様のお話が入るため、このような大層なタイトルに。
チラホラと出てくる神様が本格的に関わってきて、謎が解明されてくるのは、神殿編辺りからです。
どうか気長にお読みくださいませ。
また来てくださると大変著者は喜びます。
どうぞよろしくお願いいたします。
拙作にブクマや評価、リアクションを下さった方々。
大変励みになっております。
心から皆様に感謝を。
後書き改め 藤歌
◆追記◆
この作品の画像は全てAIによる作成です。
随時、作成&掲載を更新しています。
今回は、
①扉絵 51.春の夜の夢(1)より
②異世界の夜空
③洞窟前に佇む白夜
次回、「2.不遜な少女」では、女主人公の画像があります。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
(*’ー’)ノシ またねー!