【ちょこっと小噺】真偽の程はいかに!? スペインは野菜が少ない
緑のものを見た記憶がない。
定番のパエリア(パエージャ)、パン・コ・トマテ、ハモン・セラーノ(生ハム)にトルティージャ。
スペイン滞在中の食事はどれも絶品で、これまで訪れた国の中でトップに君臨している。
ただ、一つ気になったのがほとんど野菜を見なかったことだ。大抵、肉や魚、米やパンなどのが多く、野菜といえばトマト・ジャガイモ・豆くらいだった。
こんな食事なのにあまり太っている人がいない…と思っていた矢先、よく見るとお爺ちゃんお婆ちゃんは、丸々している人が多かった。
南米ペルーも大抵、豆・イモが多いらしいが、ラテン一族は緑の野菜はお好みではないのだろうか。
Googleで調べてみたのだが、それらしき記事はなく、むしろトマトやオリーブなど健康的な食事が多いと書かれていた。
「トマト、オリーブ、ジャガイモ、豆、この辺りは確かに多かった。けど、約1週間の滞在中、緑の野菜にはほぼ遭遇していない…」
たまたまなのか、どうなのか、真相はいまだに不明だ。この辺に詳しい読者の方がいれば、ぜひ教えて頂きたい。
https://washimo-web.jp/Report/SpanishMeal/Mag-SpanishMeal.htm
国民食であるトマト、古くからラテンの食を支えてきたジャガイモと豆。
その国の食事は、その国の人生を映すものである。
みつき
とカッコつけたところで、スペイン篇完結です。
海外に関わらず、日本各地の伝統料理にも、その地の歴史と性格の全てが見えてきます。
今一度、自分の地域の伝統料理を通して、その地の人生を知るのも面白いかも知れません。