台湾篇❷ 美食の国でグルメ三昧
ギョーザ、肉まん、小籠包
美食の国で出会った絶品料理をご紹介
台湾の主役は荘厳な観光地だけではない。
日本人に人気の飲茶、香辛料を用いた伝統的な台湾料理など、台湾が誇る絶品料理が堪能できる。
さっそく我々一家が向かったのは日本進出も果たしている著名な飲茶店 鼎泰豊だ。注文してしばらくすると、ぞろぞろと料理が運ばれてきた。
まず大きめの竹籠に入っていたのは日本でも馴染み深い肉まん。
次に醤油系ラーメンと胡麻団子。そして3段重ねの巨大な竹籠には、3種の小籠包が入っていた。
次々と運ばれてくる多種多様な料理の数々に目を奪われていると、何やら重そうな料理が運ばれてきた。
ギョーザだ。
日本で馴染んだソレの2倍はある、五大陸みたいな奴が2皿現れた。五大陸は「主役は我らぞ」と言わんばかりに、でーんと真ん中に着陸した。
とりあえず私は端っこのアフリカ大陸をつまんだ。しかし肝心の皿は、ちっこいしょーゆ皿しかない。仕方なくアフリカを乗せたは良いが、皿からはみ出した上、隣の皿にまで侵略を始めた。ギョーザはモチモチで、肉餡がたっぷり入っていて、実に美味だった。他の料理も楽しむために量は控えたが、ギョーザ食べ放題であれば一皿はいけただろう。
料理はいずれも絶品で、まさに食の天国である。
日本人にも食べやすい味で、偏食でパクチーなどの香辛料が苦手な私でもパクパク平らげることができた。
インパクト強めの料理の中でも、特に印象的だったのは、先述のギョーザのほかにカボチャ小籠包がある。
このカボチャ小籠包、見た目も可愛く、甘みがありデザートのような感覚で食べられる。インスタ女子がヒィヒィ言いそうな容姿である。同時に出てきた拳骨サイズのクリーム饅も「デザートのサイズじゃなくね!?」と思ったが、食べ応えがあり美味しかった。
すっかり飲茶にハマった私は帰国後も日本の飲茶店に出向いた。さらに丸みを帯びた自分の顔に、あの日のクリーム饅を見た。
アジア2カ国目となった台湾。
スペインに訪れるまでは「トップオブディッシュ」でした。本場の飲茶に震え上がるほど感動したことを覚えています。台湾滞在中に一生分の小籠包食べました。
香辛料好き、パクチー系が好きな方は、九份にあるルーロー飯の店にも是非足を運んでみて下さい下さい。