おじいさんとわたし
駄目な人は駄目だと思います。
嫌な予感がしたら全力でブラウザバックしてください。
わたしはおじいさんが嫌いだ。
おじいさんはわたしより背が低いし、格好は変だし、髪は二本しかないし、何より会いたくない時にやって来るの。
でも、学校の先生は「おじいちゃんのことを一方的に嫌ってはいけません!」って言うの。
だから、嫌だけど頑張って話してみることにするの。
「おじいさん、おじいさんはどうしてわたしより小さいの?」
━それはね、どんなに狭い場所からでも君に会いに行けるからだよ。
「おじいさん、おじいさんはどうして髪が二本しかないの?」
━それはね、そのほうが感覚が研ぎ澄まされて、君のことを見つけられるからだよ。
「おじいさん、おじいさんはどうして突然やってくるの?」
━それはね、君を驚かせようと思っているからだよ。
「おじいさん、おじいさんはどうしていつも真っ黒の服を着ているの?」
━それはね、暗闇に紛れると見つかりにくいからだよ。
「おじいさん、おじいさんはわたしが寝ている時何処にいるの?」
━それはね、君のかおにとmブチッ!
この日一人の純粋な少女が狂戦士となった。
「おじいちゃんたち、待っててね。私が皆楽にしてあげるから」
━ヒエッ
黒きGの罪は重い。
はい、おGさんでした。
お目汚し、大変失礼致しました。
因みに作者は新聞紙丸めた奴でブチッ!派です。