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呪いとやら

 その頃、レンブラント王国 王宮にて。国王を始めとした面々が来る戦に備えての話し合いをしていた。

 というのも、ここ数日で王国に攻め入ろうとしている軍勢があったのだ。アルバス帝国……それは、国王サン・ミシェル・アルバスを長とした巨大な軍事国家だった。力によって多くの国々を支配してきたその手はレンブラントにまで及びつつあったのだ。


「とうとう、アルバス帝国も我が国に……。閣下、どうなさるおつもりですか?」


「ふん!迎え撃つに限るであろう。森に誘き寄せ、焼き討ちにしてしまえ!」


「いやいや、あの森には古の呪いに対する魔術がかけられておるのだぞ。万一呪いが解かれたときには、災いが起こりうるかもそれん」


 大臣は口々に意見をぶつからせる。すると、それまで口を開けず座っていた王は立ち上がった。


「ルビシウス、その噂は(まこと)か?」


 ルビシウスと呼ばれた大臣は頷く。呪いの話をしていた者だ。


「その噂が真であれば、この国に災いが起こりうるかもしれん。早急に対策せねば……」

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