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破壊プロジェクト 2


 目を覚ます、君のいない世界で僕はいったい何を目標に生きていけばいいんだろう・・・


 そんなことばかり考えていると、どうやら頭がおかしくなってしまうようで


 僕はある日


 君の声が聞こえた



 「なにしてんの~??」

 

 ・・・えっ?


 「ちょっとぉ無視しないでよ、私よ?」


 ・・・なんで、君は・・・もぅ・・・。


 「何言ってんの??」


 え・・・、君はもぅしんで・・・。


 「うわぁ~、勝手に殺さないでよ!」

 

 ・・・?

 

 「変な夢でも見たんじゃないの、ばぁか。」


 あ、あはは・・・。




 こんな会話がこれまでに何度あったことだろうか・・・

 

 僕の頭はおかしくなってしまったのかもしれない


 君が死んでしまってから約一週間くらい立った日のことだった、それが始まったのは。




 「ねぇ。」

 

 なに??


 「最近さ、あたしの体どうやら霊体化しちゃったみたいなんだよね・・・」


 ・・・うん


 「なんか体軽いし、ものも触れないし・・・」


 ・・・う、うん・・・


 「すっごくない!?!?」


    は?


 「いやーーー、学校も行かなくていいっぽいしめっちゃ楽なんだよね~。」

 「能力でも開発されたのかなぁ~あはは。」


 



 能天気な君は、自覚してないだけなんだよ。


 なんていうと君は消えて行ってしまいそうで


 怖くて何も言えなかった僕を



 どうか許してください


 

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