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18話 廃都の秘密と試練の扉

暴走を止めた巨兵「ヴァルガード」を仲間に加えた智明たちは、廃都のさらなる調査を開始する。ヴァルガードの力で、これまで立ち入れなかった廃都の奥深くへと進むことができるようになる。


智明

「こいつ、意外と頼りになるな。これでどんな敵でも楽勝だろ!」


エイラ

「ヴァルガードは強力だけど、あまり頼りすぎるのも危険よ。私たち自身が強くならなければ、‘主’には勝てないわ。」


智明はその言葉にうなずき、気を引き締め直す。



廃都の中央広場にたどり着いた一行は、巨大な魔法陣が刻まれた床を発見する。魔法陣の中央には石碑があり、古代文字で何かが書かれている。


ルミナ

「これは……古代魔法の封印術ね。この下に何かが隠されているわ。」


エイラ

「おそらく、‘主’に関する重要な情報か、あるいは力の源が眠っている。」


石碑には「試練の扉を開ける者、覚悟を持て」と記されており、解放するためには特定の条件を満たさなければならないことがわかる。


智明

「覚悟って、具体的に何をすればいいんだよ……?」


その瞬間、魔法陣が光を放ち、一行を地下へと導く階段が現れる。



地下に降りると、そこは迷宮のような構造になっており、試練が次々と立ちはだかる仕掛けが施されていた。


エイラ

「ここは精神と肉体の両方を試す場……安易に進むと痛い目を見るわよ。」


迷宮の第一の試練は「選択」。三つの扉の中から一つを選ばなければならないが、それぞれの扉の先には異なる試練が待っている。


智明

「えっと、どれにすればいいんだ?こういうのは大体一番派手なやつが当たりなんだよな!」


ルミナ

「待って、智明!ここは慎重に考えましょう。」


一行は知恵を絞り、ルミナの魔力感知能力を頼りに「魔力の流れが最も穏やかな扉」を選ぶ。



扉の先で待ち受けていたのは「幻影の試練」。各自の過去の記憶や恐怖を具現化する幻影が現れる。


智明の幻影

「お前のしゃっくり魔法なんて、ただのギャグだ。誰も本気で頼りになんかしていない。」


智明は幻影に動揺しつつも、自分がここまでやってきたことを思い出し、声を張り上げる。


智明

「俺のしゃっくり魔法がどう思われてたって構わない!これが俺の力だし、誰かを助けるために使うんだ!」


幻影は消え去り、智明は試練を乗り越える。他の仲間もそれぞれの幻影に打ち勝ち、次の試練へと進む。



迷宮を進む中、一行は試練をすべて突破し、ついに最深部にたどり着く。そこには巨大な扉があり、扉には再び古代文字が浮かび上がる。


ルミナ

「この扉……‘主’に繋がる秘密が隠されているのかもしれないわ。」


エイラ

「開ける覚悟はできている?」


智明

「もちろんだ。この旅を始めた時から覚悟はしてる!」


智明が扉に触れると、扉がゆっくりと開き、眩い光が溢れ出す。その先には古代の記録が残された空間が広がっていた。


エピローグ:‘主’の真実

空間の中央には水晶のような装置があり、そこには‘主’に関する記録が映し出される。それを見た一行は驚愕する。


ルミナ

「これは……‘主’は元々、この世界を守るために作られた存在だったの?」


エイラ

「でも、何かが狂ってしまい、この世界を支配しようとしている……。」


水晶から流れる映像は、‘主’がいかにして力を手に入れたか、そしてその力が暴走し始めた経緯を示していた。


智明

「つまり、‘主’を倒すだけじゃなく、元の姿に戻す方法も考えなきゃいけないのか……。」


一行は新たな決意を胸に、廃都を後にする。だが、その背後には不穏な気配が忍び寄っていた――。

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