表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

17/18

17話 廃都の目覚め、封印されし巨兵

智明たちは風の民から聞いた情報を頼りに、朽ち果てた都市「ヴァルドゥラ」にたどり着く。その街並みはかつての繁栄を物語る壮麗な建物が連なっているが、今は廃墟と化している。


ルミナ

「ここが……東の廃都。想像以上に荒れているわね。」


エイラ

「この街には、‘主’が残した何かがあるはず。それを探し出すのが私たちの使命よ。」


智明は周囲を見回しながら、不安を隠せない様子でつぶやく。


智明

「こういう場所って、絶対にヤバい罠とか仕掛けられてるんだよな……。」


街の中心部にたどり着いた智明たちは、巨大な石像のようなものを発見する。それは人型の機械兵器のようで、古代の魔法技術で作られたものだと判明する。


ルミナ

「これ……ただの石像じゃないわ。魔力が微かに残っている。」


エイラ

「間違いない、これは“封印されし巨兵”よ。伝承では、この廃都を守るために作られたと言われているわ。」


智明

「ってことは、これが動き出したら超強力な味方になるってことか?」


エイラが冷静に首を振る。


エイラ

「動かすには特別な条件が必要。しかも、間違った手順を踏めば暴走して私たちを襲う可能性もある。」


智明はしゃっくり魔法で巨兵を動かそうとするが、何も起きない。


智明

「……やっぱり適当にやってもダメか。」


廃都の奥から現れた刺客たちの襲撃を受ける中、智明たちは誤って巨兵を起動させてしまう。巨兵は目を光らせ、周囲を破壊しながら動き出す。


智明

「え、ちょっと待って!なんか動いちゃったんだけど!?」


ルミナ

「これ、完全に暴走してるじゃないの!」


巨兵は強力な魔力を解き放ち、周囲の建物を次々と吹き飛ばす。


エイラ

「止めないと街全体が崩壊するわ!」


智明たちは暴走する巨兵を止めるため、全力で立ち向かう。しかし、巨兵は圧倒的な力を持っており、しゃっくり魔法やルミナの炎さえ通じない。


智明

「こいつ、全然効かないぞ!どうすりゃいいんだよ!?」


エイラは巨兵の動きを冷静に観察し、その弱点を見つける。


エイラ

「胸部のコアに集中して攻撃するのよ!そこが魔力の源になっている!」


智明はしゃっくり魔法をコアに向けて放つが、巨兵の防御は固く、攻撃が届かない。


智明

「ダメだ、俺のしゃっくりじゃ力が足りない……!」


絶体絶命の状況で、智明は自分の中に眠るさらなる力を感じ始める。しゃっくりのリズムを自在に操ることで、魔法のエネルギーを倍増させる方法に気づく。


智明

「そうか……しゃっくりを連続で繋げれば、もっと強い力を出せるかもしれない!」


智明は「しゃっくり連鎖」という新たな技を発動し、巨兵の防御を突破。コアに強力な一撃を叩き込むことに成功する。


巨兵は動きを止め、静かに膝をつく。


エイラは巨兵の魔法回路を修復し、制御を取り戻すことに成功する。巨兵は智明たちに従うように再プログラムされ、次の冒険の頼もしい味方となる。


ルミナ

「やったわね!これで‘主’に対抗する大きな力を手に入れたわ!」


エイラ

「でも、油断は禁物よ。‘主’はこれ以上の力を持っている可能性が高いわ。」


智明は巨兵を見上げながら拳を握る。


智明

「いいぜ……‘主’だろうがなんだろうが、このしゃっくりパワーでぶっ飛ばしてやる!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ