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15話 裏切りの代償と新たな出会い

カルロスに裏切られた智明たちは、一旦霧の迷宮を抜け出して体制を整える。しかし、彼が逃げた方向を追うべきか、次の手がかりを探すべきかで意見が分かれる。


智明

「カルロスを追わないと、奴が‘主’に情報を渡したらまずいだろ!」


ルミナ

「でも、彼の居場所を探す手段がないわ。むやみに追うより、‘主’に対抗する力をつける方が先決よ。」


セリア

「どちらにしても、私たちはこれ以上孤立して戦うのは無理でしょう。“主”に立ち向かうために協力者が必要です。」


その言葉に、智明たちは静かに頷く。



霧の民の長老から新たな情報を聞き出した智明たちは、次に「風の民」と呼ばれる集団がいる高地へ向かう。彼らは‘主’の陰謀を知る数少ない者たちで、協力を得られる可能性があった。


道中、強烈な嵐に見舞われる智明たち。風が意志を持つかのように彼らを阻む中、一人の女性が現れる。


謎の女性

「この嵐を抜けるとは……お前たち、なかなかの根性だな。」


彼女は風を操る魔法を使い、嵐を一瞬で静める。


ルミナ

「あなたは……?」


謎の女性

「私の名はエイラ。風の民の一人だ。ここに何の用だ?」


智明

「俺たちは‘主’を止めたいんだ。協力してくれる奴らを探してる。」


エイラは鋭い目で智明を見つめる。


エイラ

「‘主’を止める?そんなことができると思っているのか。お前たちにその覚悟があるか、試させてもらおう。」



エイラは智明たちに「風の試練」を課す。それは、強烈な風が吹き荒れる峡谷を越え、頂上にある風の民の村にたどり着くというものだった。


エイラ

「ここを越えられなければ、お前たちに協力する価値はない。」


試練は過酷だった。風は魔力によって強化されており、普通の手段では前に進むことすら困難だった。


ルミナ

「この風、魔力で生きてるみたい……力押しだけじゃ突破できないわ!」


智明

「だったら俺がやる!しゃっくりだって風くらいは弾き飛ばせるはずだ!」


智明はしゃっくり魔法を連発し、風の流れを乱すことで少しずつ前に進む。



試練の途中、智明は自分の中である変化を感じ始める。しゃっくり魔法がこれまでよりも強く、正確に発動するようになっていたのだ。


智明

「もしかして……俺、しゃっくり魔法がレベルアップした!?」


その力を使い、智明は峡谷を進むための足場を作り出すことに成功する。


ルミナ

「智明、やるじゃない!その調子で突破しましょう!」


智明

「任せとけ!俺にできることは全部やる!」



試練を乗り越えた智明たちは、ついに風の民の村にたどり着く。エイラは彼らの姿を見て満足そうに微笑む。


エイラ

「よくやったな。お前たち、思ったより根性があるようだ。」


村の長老が現れ、彼らに‘主’についての古い記録を見せる。それによると、‘主’はかつて多くの魔法種族を生み出し、彼らを従わせようとしていたが、反乱によって力を封印されたという。


長老

「お前たちが‘主’に挑むなら、風の民も協力を惜しまない。しかし、これからはもっと強大な敵が現れるだろう。」



エピローグ

エイラが旅に同行することを決意し、智明たちに力を貸すことを宣言する。


エイラ

「私も‘主’には反対だ。お前たちと一緒に戦わせてもらう。」


智明

「心強いな!これでカルロスにも負ける気がしない!」


風の民の力を得て、智明たちは次の手がかりを探すために旅を続ける。だが、彼らを追う暗い影が徐々に近づいていた――。

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