表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

過去から今へ

作者: 花宮のい



僕は幼い頃から分離不安障害を持っていました

母親から離れたらその間にもしトラックが突っ込んできたら とか 電柱が倒れてきて下敷きになったら とか 家に帰って母親が事故で居なかったらどうしよう等と沢山の被害妄想に襲われてなかなか離れることが出来ませんでした。

父親は借金まみれで放任主義で全く関与してきませんでした。


小学四年生の時には母親も限界が来て包丁を持ち出し心中をしようと言いました。


そこで私は死ぬべきだったのです。


中学時代は長期に渡る虐めから不登校になりフリースクールに通っていました

フリースクールでは沢山悩みを抱えた友人が出来ました。

一人は三年前に自殺で亡くなりました。


中学のいじめや友人の死別で高校生だった僕の精神状態はどんどん悪くなりました

そこに追い打ちをかけるように両親は離婚しました。

離婚までは良かったのです。

母親は生活費を自分の子である未成年の僕と弟に請求し始めました


耐えられなくなった僕は自殺未遂を何度も繰り返しては入院していました

僕は自分を守るためにまず別の人格を作りました。

現在も解離性同一性障害として診断されています

次に双極性障害Ⅱ型を併発しました。


その後働くようになったのはいいものの父親からの遺伝でてんかん発作を起こし倒れてまともに雇ってくれるところは夜職以外無くなってしまいました


それでも夜働きましたがなかなかのブラックでパニックやてんかんを度々繰り返し解離も酷くなり双極性障害も悪化しまともに働くことは困難になりました


同棲してる彼は私を健常者として扱っているので怒鳴られ詰められ僕の精神はもうボロボロです


そんな時にネットで知り合った同じ病気を持っている女の子と毎日電話をするようになりました


死ぬ時は二人でなんて可愛らしい子供のような約束をしました

彼氏よりも誰よりも信頼している友人であり妹であり恋人未満の関係がとても嬉しいのです



私の救いです。

光です。

それでも二人とも希死念慮は消えず死ぬことに前向きに生きています


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ