序章
色々やりたい事があり思い立って書いてみます。皆さんの暇つぶしに見ていただければと思います
「嫌だ.........................アイツに奪われる...」
友達は全員アイツの味方、学校の教師も俺の話を聞こうとしない、親友には裏切られた、果ては家族ですらアイツの味方だ、唯一味方だった人はもういない。
「おはよう...」
何故か声を出して気分を変えようと思い声を発したが虚しく部屋に響き渡っただけだった、親に居ないものと扱われる日々、弟からはゴミ扱いを受け暴力を受けることもあり、部屋に引きこもる事になるのは自然の流れだった。
ネットサーフィンが日課で夜から見始め昼に就寝するのが毎日のサイクルであり、五時間ほどpcと向き合っていれば自然とお腹は空くものだと、何時ものように親が部屋の前に置いていくお金を財布に入れてご飯を買いに行く。
悠人は何時もの裏路地を進む、それが悠人にとって誰にも会わずに済むからだ、知り合いと会えば悪口を言われたり場合によっては暴力を振るわれ殺されかけた時だってある、だから気付けなかった一人でいると思いこんで後ろから近づいている人に....
「ぐっ....」(なんで....)
それは一瞬であった。悠人の首元を駆っ裂くナイフにより止め処なく出る自分の血
(最後まで...うば......わ..れ...........)
叫び声を上げる事なく悠人17歳という若さでこの世を去った。