プロローグ
この世界は
何度も崩壊しそして再生を繰り返して来た。
国も文明も何もかもが必ず崩壊しそして再生する。
この物語はそんな崩壊と再生を繰り返して来た歴史の中の1つのお話である。
ある日の事、アリトリッツ王国の北地区の全てを任されていた北方面最高司令官が謀反を起こし独立を宣言した、そしてそれに続いて南地区も謀反を起こし独立を宣言したのだった。
全ての原因は中央政府の悪政にあった。
だが、中央政府は北地区と南地区の独立を許さず、中央軍対北、南連合軍の戦争が始まったのであった。
当初、兵士の数で圧倒的に有利を誇ってあった中央軍だったが何者か達の暗躍により中央軍は次第に窮地に陥いる事となってしまった、さらに、北軍や南軍の英雄達の活躍により中央軍は敗北の危機に陥いる事に………そしてついに中央政府はアリトリッツ王国の同盟国であるポルドール王国に援軍を求めたのであった。
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・北の陣最終幕の見どころ紹介・
この戦争には隠された裏があった………
大富豪達の処刑に続き仲間である筈のエリート貴族達への騙し討ち、そして多くの町人達を集めた公開処刑は一体何故行われたのか?
10分の1計画はとは一体なんだったのか?
主人公ロウと会った事があるという王様の正体とは一体誰だったのか?
ブル最高司令官が言った茶番とは?そしてこの世界の真実とは一体?
全ての謎が北の陣最終幕にてついに明かされる!たぶん………
そして……… 無惨にも殺された北月師団の最高幹部の1人、ガゼの敵討ちに向かったキューイ師団長達の今後の行方は一体どうなるのか?
さらに………中央軍の最高司令官であるアントレイヤは内応により本当に北軍の味方になるのか?
そして……… ポルドール王国80万人の大援軍の前に南軍と北軍は一体どうなってしまうのか?
最後に……… ロウとセナの2人の関係は一体どうなる⁈
それでは本編をお楽しみください。