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第4話 空の気持ち

はい!空視点です!


僕自身は、敬語紳士を目指してます!

(心底どうでもいい)

~空視点~


突然だが、僕と姉さんとの出会いを話そうと思う。


あれは僕が中2の頃。食堂でお昼ご飯を食べようと思ったんだ。

で、そこにいた女子たちに囲まれた。


「ねえねぇ空くん!!」

…名前をよばないでほしい


「ねえなんで黙っているの?」

…君たちと喋りたくないから?


「ねえってば!!」

「黙ってないでなにか言ってよ!」


この人たち、僕が黙ってるからって喋れって…非常識じゃない?にしても…

「…うるさい(小声」

あ、声に出ちゃった。まあいいか。うるさいのは本当だし…


でも女子たちが黙ってくれたし

やっとどいてくれるかな…?


「えぇ~?なんて言ったの~?」

「あ!わかった!“好きだよ”って言ったんだ!このあ、た、し、に!!」

…いやうるさいって言ったんだけど。文脈的にそれはなくない?

だいたいこの子たち僕は知らないし。

「はぁ?あんたなわけないでしょ!?どう考えても私!」

「え~うちにだよ~」


女子たちがうるさいし、時間もあまりないから僕は先にご飯を食べることにする。


スタスタスタ…


女子たちは

「ちょっ!待ってよ!空くん!」

「一緒に食べようよ〜」

などと言ってるが、僕は知らない。約束なんかしてないし


この女子たちのせいで、お昼の時間が少なくなった。

今曰は、ご飯を食べたら帰るから、さっさと食べて帰えろう。





そしてお昼後。僕は家に帰る途中、今度は男子たちに絡まれた。


「なぁお前、学校の女子使ってハーレム作っているらしいなぁ!」

…作ってないし。僕は普通にしているだけなのに、女子たちが集まってくるんだ。


「本当のことだから黙っているのか」

違う。お前らと話す必要がないと思ったから喋らないだけ。

「なんか喋れよ!!」


ドンッ!!

ズザァァアッ

「…っ。」


僕は男子たちに押されて、転んでしまった。

と、そこに知らない制服を着た女子が僕の前に立って

「ちょっと君たち!何やっているの!」

と言った。


「なんだよ、お前?」

「それはこっちのセリフ!君たち暁学園の子たちだよね?いじめなんかしたら、退学じゃない?」


「…チッ。行くぞ!!」

「「「ウィッス」」」


「覚えておけ、紫音 空!!」


男子たちが去っていくのをぼーっと見てたら助けてくれた女子が声をかけてくれた

「大丈夫?空くん??であってる?」

「う、うん。ありがとう。…名前、なんていうの?」

「私?私は赤城 悠だよ」

……ゆう…悠ちゃんか。

「悠ちゃん、助けてくれてありがとう!またね!」

「…ま、またね?」


これが僕と姉さんとの出会いだ。鈴祢と海よりも早いんだ!

羨ましかろう!


この時から、姉さんは優しかった。

僕はそれが嬉しかった。


訳がわからずに女子に囲まれ、意味のわからない理由でいじめられた。

それを慰めてくれたのは、姉さんだった。


「…?いやちょっと考え事をね。2人とも仲野さんと話したら?ついでに鈴祢兄さんも」

「「「えっ」」」


僕が思い出に浸っている中、何があったんだ?

あっ、姉さんが行ってしまう!


あ、いいこと思いついた!姉さんの外堀を埋めれば、悠ちゃんが僕の所に来てくれるよね。昔姉さんが僕を助けてくれたように、僕が助けてあげれるように!僕だけにしか助けを求めないように!そう仕向けよう!


さぁ姉さん。早くこっちに堕ちてきて。

そしたら僕は姉さんを…。



~空視点完~


読んでくれてありがとうございます!


ブックマーク&アクセス数が増えて嬉しいです!ありがとうございます!

頑張ります!


あ、次回の更新は5/3or4or5です!

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