ウィッチ√エンディング
「私を守って―――――?」
あらゆる作品のエンディングを嫌う高校生 丸代 シュンヤ は、ようやく読もうと決意したラノベの最終巻を買いに行く途中、現実味のないモノに遭遇する。
そして突然目の前に広がったのは木々の生い茂る深い森。
―――――異世界。
ふと、そんな言葉が浮かんだ。
そして気づいた。体から温もりが消え、響くのは鼓動ではなく金属音であることに。
肉体が消えた。意識を包むのは完全なる鎧。
そこで出会う一人の少女。
彼女が一高校生の異世界物語を大きく左右する。
〝守る〟という最大の主人公補正を手にした中二病高校生の、終わらない物語作りが始まる。
彼女を守る。それが役目なら存分に主人公してやろう。
「千歩ゆずってハッピーエンド!」
あらゆる作品のエンディングを嫌う高校生 丸代 シュンヤ は、ようやく読もうと決意したラノベの最終巻を買いに行く途中、現実味のないモノに遭遇する。
そして突然目の前に広がったのは木々の生い茂る深い森。
―――――異世界。
ふと、そんな言葉が浮かんだ。
そして気づいた。体から温もりが消え、響くのは鼓動ではなく金属音であることに。
肉体が消えた。意識を包むのは完全なる鎧。
そこで出会う一人の少女。
彼女が一高校生の異世界物語を大きく左右する。
〝守る〟という最大の主人公補正を手にした中二病高校生の、終わらない物語作りが始まる。
彼女を守る。それが役目なら存分に主人公してやろう。
「千歩ゆずってハッピーエンド!」
一章 異世界ルート
初めての最期
2014/04/28 22:38
(改)