【プロットタイプ】背理法から生まれたシュレディンガー
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
背理法を実行する時って大抵『(°⊿°`)ケッ』という気持ちになります。
だって裏切ったものを再確認することになるから。
今の状態が他の何かの要素によって変更が行われる前段階の事を比喩的に『シュレディンガーの猫』と呼ぶことがある。そして今、この仕事の書類を触るかどうかが完全にシュレディンガーの猫の状態なのである。そして私はその箱を開けはしなかった。
「ねぇ、瑠衣たん。背理法って覚えてる? ほら数学の」
猫でも鳴く様に俺に話し掛け、足元でごろごろと転がっている。表面上の性質だけを見れば、犬の様な性格で、本質まで辿り着くと猫のようなこの同居人は、俺が引っ掛かる話題を心得る。
今日もとても話したい気分であったらしく、それなりの話題を振ってきた。
「あぁ矛盾を指し示す。あの証明か」
証明したい議題をあえて否定し、そこから発生する矛盾を元に正誤を証明するというものだ。
だが此奴は別に数学教師な訳でも、数学を息する様に使っている職場でもない。だから興味が惹かれてつつきたくなった。
「そー。『あの子は裏切り者ではない!!』って必死に信じていたのに、裏切りの証拠がボロボロ出てきて、『……裏切ってんだな……』って思うあの証明方法。けっ!!」
お前の中ではそんな定義なのか……。背理法って。
「でさー、鏡花ちゃんお仕事で書類貰ったの〜!! でさ、不備まみれの間違い塗れなの〜!! でも取引先から貰ったものだし、まぁ目を瞑れば使えなくはないかなってグレーゾーンな書類なの〜!!
だから必死こいて『……この書類は正しい。絶対正しい。頼む……!! 正しくあってくれ……』って思って作業してたんだけど、まぁ間違いが出るわ出るわ、矛盾が出るわ出るわ……幸せな気持ちにはならなかったね……」
数学における背理法はもっと厳格かつ厳密に行われるものだ。数式が一つでも違えば容赦なく跳ねられる。そんなシビアな世界が数学である。だからこれは、文系版、現実版の背理法と言っても過言では無いだろう。
「でさー、AIちゃんに聞いてみたの。背理法だよねって。そしたら『実務的な背理法です』って帰ってきた。数学は全てにおいて正しくないと駄目だから。この場合、取引先は何か訳があってこの書類な訳で、正しいかも知れない。けれども此方は不備しか見えない。だから完全な背理法ではないよってね。
で、私はとりあえず直しながら仕事をした訳なんだけど、其れが正解かはブラックボックス。シュレディンガーの猫って訳」
そう言ってニヤニヤと笑いながらコロコロと転がり回っていた。
シュレディンガーの猫って知ってます?
箱を開けるか開けないかで、猫の生死が分からない。みたいな物理の話。
私はカオスが極まってる方が好きなので、箱は開けたくないなぁ。
考察のしがいがある。
で、結末述べると、頑張って直しはしたけど、其れが正解かは分からないよ。
言われた通りに直したけど、それが正解かも間違っているかも分からない。どちらにも転ぶ。
という話。
まぁ皆様お馴染み、背理法。
私も嫌いです。よく分からんし。
でも日常ではよく使うんですよね。
裏切り者を裏切ってないと仮定し、観察していたら裏切り行動ばっかで『裏切ってんじゃねーか( ・᷄д・᷅ )』となるあれ。
実務版でやるとまー楽しくない。
希望を容赦なくシュレッダーに掛けられる。
こんなことがない毎日を祈りま〜す(・∀・)ニヤニヤ




