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キャラクリエイト

処女作です。稚拙ですがどうぞ宜しくお願い致します。

_______起動完了_______


暗転の後、目の前にどこまでも続く平原が広がる



キャラクリから大地に飛ばされるのは珍しいな。ちょっと雰囲気壊れるだろ

「えーっと?これはどうやって見た目を決めればいいんだ?」



え?無視?普通、こういうのってナビ的な女神様とか、妖精みたいなキャラが出てくるんじゃないの??

まず周りを見ようと思い、辺りに目をやる



「うわっ!!びっくりした!!」



数メートル後ろに全く同じ顔、身体の自分がいた

いやこええよ。なんか言ってくれよ。いや話しかけられても怖いけどさ



まぁひとまずキャラクリだ。この時点で自分がどんな風にプレイしていきたいかが決まる

そんなわけだが、俺は既にやっていきたいプレイスタイルが固まっている。

裏稼業、特に殺しや盗みだ。



ただ、ロールプレイをやるつもりは今のところないので、キャラクリとしては無難な感じでどこにでもいそうな見た目にしよう。逃げやすいからな



あらためて自分の身体に目を向ける。これどうやって見た目変えるんだ?頭の中で念じるとか?

一旦念じてみる。こう、どこにでもいそうな見た目になれ~!!



おお、ほんとに変わった。技術すげえ。念じれば基本いける感じか

キャラクリ終わったぞー!次に行ってくれ!



目の前に様々な武器が掛かった棚が置かれる。



ああなるほど、次は初期武器の決定ね。これはもう決めてある。短剣かダガ―にする



棚から短剣を取り、また終わったよー!と念じる。次はなんだろ、魔法とかスキルか?

そう思っていたら、目の前に現れたのは机。そしてその上には二枚の紙。



え、紙?と思いながら机に近づき紙に目をやる。

そこには、こう書かれていた。



  この世界にスキルはありません。また、魔法も適性を

  選ぶことは出来ますが最初から使うことは出来ません。

  使用するための条件はただ一つ。努力をすることです



はあ、努力ですか。えーっと、それはつまりスキルとかは自分で身に着けていってね~!ってことか?

そう思いながらその紙の下部を見る。



そこには表があり、火魔法や水魔法といったありきたりな魔法名がずらっと書かれており、最後は空欄があった。魔法名の横には持ち物チェックリストでありがちなチェックを付ける□があった



え、そんなん全部にチェック付けて適正持ってた方がいいに決まってるよな

横に置いてあったペンを持ち早速付けようと思ったが一番下に書いてある※に気づく



ん?なんだこれ。適性はどこまでも取ることが可能ですが、その分習熟が遅くなります。また、表最後の空欄はあなたが自由に考えた魔法を書いてください・・・



あっっっぶね!!!気づいてよかった!!!



気を取り直して、しっかり考えようと思ったが、そういえばもう一枚紙があったことを思い出す



こっちも一応確認しておこう。なになに・・・?呪いの力。自身に制限をかけることで望む力を得られる。制限の強さにより力は変動する。こちらは書かれなくても結構です。とな。



うわそういう系か。これは本気で考えよう、じゃないと破滅する未来しか見えない

まず、今までの情報をいったん整理しよう



このゲームにはスキルが無い。そして魔法も努力しないと使えない。ってことは、ゲームが始まった瞬間は今まで剣なんか持ったことのない一般男性が生まれるだけってことだよな



しかも魔法を使うための努力ってなんだよ、師匠を見つけろ的な?

もしそうだとしたら、この世界では成長力がすっごい大切だよな。レベル制かすら分からないし



よし、決めた。俺、魔法使いません。ぐっばいファンタジー



オリジナル魔法は正直すっごい気になる。魔法自体の使用感も気になるし。けどまぁオリジナル魔法とか習熟めっちゃしにくそうじゃん・・・



ということで、呪いの力に書き始める


  私は魔法を使いません。それを代償とし、物事の習熟の速さを早くして下さい



こんなところか?って思って次に進もうとしたら、今回は一番下にもう

種族を決定し世界に誕生する。となっていた。



え、もう?種族を決定して誕生ってことは、ステ振りとかがないってことだよな?



これは話が変わった。自分は戦闘を生業としていきたいのだから、全員と同じなのは困る。制限の強さによって力が変動、か・・・



よし、覚悟決まった。書こう



  私は死んだ場合、キャラのデータが破棄されます。それを代償とし、身体能力

  を強化して下さい



種族を決定し誕生するを選択した。



一瞬の暗転のあと目に映ったのは自分を中心として円状に並んでいた様々な種族だった



まぁ人間が一番良いかな?特徴とかないのかな。そう思い人間に近づく



  人族。世界で最も数が多い。



え、これだけ!?まぁないよりましだけどさ



一応ほかの種族も適当に見てみる。獣人族は選ぶとそこからさらに何の動物がいいかを選べて、その動物によって身体能力が変わる感じらしい



蟲人(ちゅうじん)族も基本的に獣人族と似た感じかな。魚人族もそうだけど、特徴として定期的に水を浴びないと陸では生活ができないらしい。



そして最後にあったのはこの手のゲームにはありがちなランダム種族。極稀にすっごい強い種族になれるよ的なあれね。



まぁ俺が選ぶのは人族だ。世界で最も数が多い、の時点で決まってたね、紛れやすいし

よしじゃあ決定!




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