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野ばら

今日はゲーテの詩から『野薔薇』をチョイス

でも、直訳が怪しい(^^;)

これ、童謡で良かったんかい!と、混乱するのは

折るとか、悲鳴とかの文書のせいでしょうか?

男性目線と、ばら目線で書いてみました

新緑に誘われて川に行く

甘い薫りに誘われて、茂みを見れば赤い花


ただ、可憐なその花に

少年時代が匂いたつ


お前は今も変わらない

初夏の茂みを飾る花


野に咲く君も赤い薔薇



君を摘もうと手を出すと

触らないでとトゲを指す


そんな姿も愛しくて


欲しがる私に薔薇が言う

私は野に咲く赤い薔薇

手折る事など許さない

触れば無数のこの刺で、

忘れられなくさせましょう



新緑に誘われて川原にゆけば

甘い薫りに咲く野薔薇


手折った花を押し花に

少年時代がよみがえる



[野ばら]


あの子を見たわ

私は野ばら


初夏を知らせる赤い花


駆け寄るあの子に私は言った


触れば心が傷つくと



それでも良いとあの子は言った


私の刺に傷ついて、

甘い薫りにときめきながら



私の刺にあの子はうめく


あの子の指が私を絞める

甘い香りの痛みの中で、、


私は、あの子に手折られる


私は野に咲く赤い薔薇

甘い傷跡残すバラ。


どうでしょうか?これでも、随分と気にしたのですが、

基本は少年が野薔薇を摘む。それだけの歌です。

が、言葉選びや文章の配置を違えると強引に女性に言い寄るようにも見えます。

書きながら、椎名林檎さんの歌を思い出しました。

日本の場合は、女性目線の方が、いい感じになりそうです。

また、沢山の翻訳もされていて、その方々が何を考えながら翻訳をしたのかを考えるのも楽しい気がします。

後、日本の野薔薇は白の方が多いようで、赤い野薔薇で日本の風景で描くのは、少し悩みました。

 翻訳というのは、植物の生息環境にも影響するんだな、なんて思いました。

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