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赤い実

いいねを貰ったので、今度はシャンソン行ってみました\(//∇//)\

『さくらんぼの実る頃』

これは、ジブリ映画の印象が強いと思いますが、フランスのシャンソンです。

1866年の作詞という事で、著作権は切れていますが、日本で有名な加藤登紀子さんの歌詞は

著作権が生きています。


 と、いう事で、それっぽく作ろうとしたら、この曲、その歌詞からは想像できない物語を秘めていました

どうも、19世紀のパリの紛争に関係する曲で、

 フランスでは、政治的なイメージのある曲らしいのです( ̄◇ ̄;)


 あの曲で闘志が湧くところに、文化の違いを感じながら、それっぽく作ってみました。

 200字縛りのために、蛇足が多いですが、楽しんでもらえたら幸いです。


 


日差しが初夏を告げる頃

マネシツグミが歌う

その赤い実は俺のものだと


小夜啼鳥は悲しく歌う…

戦いの夏の熱さを



君は愚かな墓場鳥(ナイチンゲール)


さくらんぼのかごを手に戦場をかける


その実の甘さに僕らは恋をする


君は僕の太陽

どうか、生き抜いて…


日差しが初夏を告げる頃

マネシツグミが歌う

その赤い実は俺のものだと


僕は君を想い

そして、恋歌を口ずさむ




春は短く過ぎ去る

桜の花を撒き散らし


君の笑顔が込み上げる


僕たちのみる夢は

君を飾る耳飾り


飾る木の実を紅玉に

誰が贈るか競う時


けれど、春は短くて

君の命も散り果てる


僕は1人、この木下で


さくらんぼをつむ


君に(おく)

赤い実を




日差しが初夏を告げる頃

さくらんぼを摘みに行く

君に会えた嬉しさと

深い悲しみをかごに入れ、


愛しい君に会うために


この詩は元の詩から随分と外れています。

興味があったら、ぜひ、元の詩と、加藤登紀子さんのロマンチックな曲も、探してみてはいかがでしょうか?

それにしても、フランス語、直訳読むと、わけわからん。

ノストラダムスの予言詩があんなになるのが、少しわかった気がする(´ー`)

ナイチンゲールと小夜啼鳥、墓場鳥は同じ鳥の呼び名です。

フランスでは、ウグイスのポジションにいるらしく、夜に鳴くので不吉な鳥とも言われるし、

穏やかな死を連れてくるとも言われています。


 色々と知ってから、この鳥をチョイスした事を考えると、奥深いです。

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